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【新天地は】鈴仙奮闘記35【魔境】
[520]森崎名無しさん:2016/03/20(日) 23:49:36 ID:??? >>ドリブルフラグについて 【もう昨日には】鈴仙奮闘記32【戻れない】の399レス目でしょうか? 勘違いでしたらすみません。
[521]森崎名無しさん:2016/03/20(日) 23:50:12 ID:??? すみません、516さんは判定表記入前なので、無効ではないでしょうか? 間違っていたらごめんなさい。
[522]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/03/20(日) 23:57:07 ID:lj7wSmGk >>520 本当ですね…すみません、今まで全く気付いてませんでした。 フラグについて今まで忘れたままかなり進行してしまいましたので、 処置としては今ここでフラグを習得した扱いにしつつも、 これまでのお詫びとして、最初から経験点を高めにした状態での習得としようと思います。 ご指摘ありがとうございました。 >>521 当スレでは慣例的に、判定がレスを跨ぐ時も判定を有効にしていました。 ただ、いつもはその旨を書いていたところ、今回記載が漏れてしまいました。すみません。 >>516さんはこれまでの慣例を信じて書き込んだと思われますので、有効とします。
[523]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/03/21(月) 01:17:14 ID:zHOLhdKs すみません、そう言えば>>459でゲーノスはタックルフラグを既に習得していました。 なので、今回についてゲーノスはタックルフラグを習得では無く、回収とします。失礼しました。 ★鈴仙の覚醒→ スペード8 ★ スペード→パスカットフラグを回収! ★ゲーノスの覚醒→ スペード8 ★ スペード→タックルフラグを回収! ★アヤソフィアの覚醒→ ハートK ★ ハート→シュートフラグを習得! ―――――――――――――――――― A:ダイジェストにする! 鈴仙「……そうね。リオカップは長期戦だし。勝てる試合にこれ以上しっかりと詰めて考える必要は無いと思うわ。 ここから先は、流していきましょう」 アヤソフィア「ええ、私もそれが懸命かと」 鈴仙とアヤソフィアは互いの意見の一致を確認すると、 既に失意に暮れているグレミオの陣地から離れて、次のキックオフに備えて持ち場に着いた。 そして……。 *これからの展開はダイジェストになります*
[524]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/03/21(月) 01:18:29 ID:zHOLhdKs ――ピィィィィッ! ダ・シルバ「……俺は熱い。暑い厚い熱い篤い圧い温い〜〜〜ッ!」 ダダダダダダダダダダッ! ――試合再開後、グレミオに伸し掛かる絶望的なムードを振り払わんと、ダ・シルバは奮闘した。 結局する事は変わらずドリブルでの特攻であるが、そこには鬼気迫る物が確かになった。 ここで負けられない。ここで負けてはいけない。もし負けたら、それは自分達のサッカー人生の大きな負傷となる。 ズザアアアアアアアアアアアアアアッ! 鈴仙「……、くっ。今度は取れない!」 ――幾度となく敗北を喫して来た、コリンチャンスのバニーガールも追い越した。 今度こそ勝てる。ダ・シルバはそう思った。しかし、彼はやはり未だ未熟だった。 ダ・シルバ「へへっ、抜いたぜ! これでもう敵無しだ!」 ゲーノス「……ふざけるな。まだ俺がいる! ――コリンチャンスを……俺達を……舐めるなァ!」 バシュウウウウウウウッ! ―――ズバァァッ! ダ・シルバ「なにィ!?」 実況「あ〜〜〜っと! ゲーノス選手、素早いタックルでボールを奪いきりました! ダ・シルバ選手のドリブル特攻は、またしてもセンターサークル付近で失敗!」 ――彼は内心で、鈴仙とアヤソフィア以外のコリンチャンスの選手の事を軽視していた。 無論、そう考えるのも仕方ない程、ダ・シルバとコリンチャンスの無名選手の実力は離れている。 しかし、決して無視できない程の差では無い。その事実を見落としていた時点で、彼の敗北は決まっていた。
[525]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/03/21(月) 01:19:41 ID:zHOLhdKs 観客「何やってるんだダ・シルバァ!」「そんな下手な特攻で逆転できるか!」「さっさとウルグアイに帰れー!」 ダ・シルバ「ぐっ……!」 観客達からの心無い罵声に対し、ダ・シルバは何も言い返せず立ち竦むしかなかった。 そして悪い事に、試合はまだ進んでいた。……グレミオにとって、より悪い方向に。 アヤソフィア「ゲーノスさん、ナイスでーす! ささ、また私が前線までボールを運びますよ!」 ゲーノス「任せた、アヤソフィアさん!」 バシュウッ……! ボールは滑らかにウインガーのアヤソフィアへと渡った。 当然対するグレミオMF達は、彼女の高速かつ巧みなドリブルに対しどうする事も出来ない。 ボールはあっと言う間に中盤を越えて、グレミオのゴール前へと届き――。 アヤソフィア「それ、鈴仙さん! グラウンダーで容赦なく決めちゃって下さい!」 バシュウッ! 鈴仙「ええ、言われなくてもそうするわ!」 メオン「……止める。止める、俺は……止める。止めるんだ……!」 壊れた人形のようにボソボソと呟くメオンを尻目に、鈴仙は無慈悲にボールを拾い、 そのまま大きく右脚を振り上げて、グレミオに対して最後の一撃を与えんと宣言する。
[526]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/03/21(月) 01:21:11 ID:zHOLhdKs グワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ! 鈴仙「……食らいなさいグレミオ。これが私の感情の爆発!」 ――『マインド、エクスプロージョン』……!」 バッ! ……ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン! ギュン……ギュン、ギュン、ギュンギュンギュンギュン! ジーオ「――今度は、グラウンダー……!?」 タキーハ「だが……さっきのヤツよりも更に早いぞ! いや、早いだけじゃない……!」 コクラン「か、身体が吹き飛ばされる……うおおおおおおっ!」 バギイッ! グシャッ! ドガァァッ! 鈴仙から放たれた加速する弾丸はグレミオのDF陣を塵のように吹き飛ばすと、 そのままメオンの真正面を捉えた。 メオン「……止める!」 バァァァァッ! ――グワシイイイイイッ!! メオンは辛うじて残されたプライドと闘争本能を総動員し、 ボールに対して怯える事無くぶつかって行った。 両手でシュートを抱え込み、その威力の全てを減衰しようと試みた。 そして――その努力は徒労に終わった。
[527]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/03/21(月) 01:22:21 ID:zHOLhdKs メオン「(だ……駄目だ。身体が、ボールごと、押し込まれて……!)――ああああっ!」 バギイイイイッ! ズバンッ!! ―――ドオオオオオオン!! ―――……ピッ、ピィィィィィイイイイ!!! コリンチャンス 4 − 0 グレミオ 大会得点ランキング(表記はメインキャラのみ): 3ゴール カルロス、鈴仙 1ゴール サンタマリア、アヤソフィア 大会アシストランキング(表記はメインキャラのみ): 2アシスト サンタマリア、アヤソフィア 1アシスト ナバイロ
[528]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/03/21(月) 01:23:51 ID:zHOLhdKs 実況「――鈴仙選手。これは……凄い、凄すぎる! カルロス選手をも超える、前半20分でのハットトリック達成です! しかも並のGKでは無く、あのメオン選手を相手にしてのハットトリック! 廃墟と化したチーム・コリンチャンスに彗星の如く現れた狂気のニューヒロインが、 ブラジル全土を驚愕の嵐に染め上げようとしています〜〜〜!!」 観客「ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!」 「レイセン! レイセン! レイセン! レイセン!」「凄いなコレ。ヨウム以上じゃないか?」 「いや、まだ技術は荒削りだ」「てか、メオンって案外大したことなくね?」「ですよねー」 「おいメオン! ポルト・アレグレの恥め!」「もう帰って来るな!」「何がブラジルナンバーワンキーパーだ!」 メオン「………くっ」 鈴仙がこうして劇的な3ゴール目を挙げた時、 ボールと共に吹き飛ばされてゴールネットを突き破り、 フェンスに衝突して倒れたメオンは、物理的な痛みと観客達の罵声に悶え、立ち上がれないでいた。 鈴仙「――あ、あの。リオカップはまだこれからだし。その……きっと何とかなる、っていうか……」 メオン「今のお前に同情される事よりも、落ち込む事は無い。――頼むから、構わないでくれ……」 鈴仙「! ……そう、だったわね。ごめんなさい」 試合開始当初はメオンを応援していたファン達すらも、今では掌を返して、 このビッグマウスだけが取り柄の三流キーパーをこき下ろす事に夢中になっている。 そんな状況に鈴仙は思わず手を差し伸べるも――メオンの言葉により、 それは一番残酷な行為である事に気づき、それ以上は触れられなかった。
[529]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2016/03/21(月) 01:25:19 ID:zHOLhdKs ***** そこから戦意を全く失ったグレミオは、前半終了はおろか、 試合終了まで遅攻とも言えぬ、気の抜けたパスワークを繰り返した。 正確にはダ・シルバが数度、ドリブルによる特攻を試みたが。 ビベス「――そんな気の抜けたドリブル、流石に通さんぞ!」 ズザアアアアアアアアアアッ、バチイイッ! ダ・シルバ「(――技術で世界一になれずとも、この熱さだけは世界一だと信じていた。 しかし実際はその熱さにしても、こんな簡単に挫けるような、クソみたいな代物だったか……)」 数十万人からの罵声を1時間近くに渡り聞き続けた彼は、既にその熱さを失っていた。 数度のドリブルは、その全てがGKに届く事すらなく、途中で頓挫していた。 アヤソフィア「さーて。前線でボールキープし続けるのにも飽きて来ましたし、私も決めちゃいますかね!」 グワァァァッ、バシュウウウウッ! ――ギュンッ! メオン「(ボールが一瞬ブレた! だが……)舐めるな、この程度なら……!」 バシイッ! アヤソフィア「ありゃりゃ。ガッツリキャッチですか。上手く行くと思ったんだけどなぁ。 (――でも、今の感触はきっと成功。次に機会があればきっと……!)」
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0ch BBS 2007-01-24