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【目覚めるか】スターリベリオ.W3【鼻の趣味】
[349]森崎名無しさん:2016/10/27(木) 10:05:18 ID:AjeI4vnw B
[350]スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2016/11/05(土) 03:43:33 ID:??? >B:「あの黒いノコブロスのことなんだが……」 ちゃんと情報共有だ リベリオ「ああ、そうだ。あの黒いノコブロスの事なんだが―――」 ビクトリーノ「ん? そういやさっきあいつの事叫んでたな」 リベリオ「細かい話は省くが、あの黒いノコブロスは他ののノコブロスより一回りも二回りも実力が上だ。 空中戦も安牌とは言えない。連携も……問題なくやってくるだろうな。 特にどうしろってことじゃないが、あいつを普通のノコノコと思わないよう注意してくれ。そのレベルにいない」 何にしても変更できることは少なく、あくまで注意喚起だけに務めた。 ノコブロスでないことも、ノコノコでないことも見抜いていたが、あくまでただ能力が高いということに留めた。 サトルステギ「え〜と……どうすりゃいいの?」 ノコブロスが空中戦ができる、ということに大きく影響するのはサトルステギであった。 空中戦に優れるミスターLを可能な限り避け続けていたが、これからは真正面から打ち破らなければならない。 リベリオ「油断しなければいい。ただ、お前にボールが行くにくくなったからこの際好き勝手動くのも手だ。 時々サイドに行ったり、低めところでパスをもらおうとしたり、今までとは違う動き方をしてくれ。 ただ、シュートから遠ざかるくらいだったら動きを変えなくていい (こいつは真正面から打ち破る。裏をかくのは俺達の仕事。ただ、今のまま漫然としてもらっても困る)」 サトルステギ「おう?」 ビクトリーノ「好きに動いてもいいけど、 最後はお前にパス出すんだからその時はゴール前にいろってだけだ」 サトルステギ「あ、あーなるほど」 リベリオ「(妙に手馴れてる気がする)そういうことだ。相手を困らせてやれ」
[351]スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2016/11/05(土) 03:45:45 ID:??? サトルステギ「オッケオッケ了解!」 リベリオ「(全体的な喚起のはずがほとんどサトルステギの指示になったな……) 一応、DFの皆も注意してくれ。おそらくシュートも来る。 トーテム忍者ほど強力じゃないと思うが……フリーで撃たれたら流石にマズイ」 必要以上の情報に「こいつ何言ってるんだ?」といった視線が向けられていた。 ヨッシーやバビントン、サトルステギ、そしてバビントンの言葉で察した者以外は、リベリオの確信が一体何なのかうろたえていた。 ヨッシー「……ああ、リベリオはノコノコとかヨッシーとかに詳しいんだ。 あんまりそんなにビックリしないであげてね」 松山「そ、そうか。確かに動きはいいなと思ったけど……」 ピエール「……シュートまで分かるのか?」 ヨッシー「何でこんなに分かるのか分かんないけど、正しいから大丈夫だよ」 バビントン「初めて聞くと訳分かんないけど、本当に合ってるんだ。これだけは無条件に信頼してほしいかな。 とりあえずあの黒いノコブロスだけは手強いって点だけでもいいよ」 リベリオ「(フォローがフォローになってない……)」 可能な限り情報共有を図ろうとしたが、プレイ内容の少なさにも関わらずリベリオの出した情報は多すぎた。 そのせいか、返って困惑も広がったがヨッシー達のフォローで事なきことを得る。 リベリオ「(……皆いない時は注意しておこう)
[352]スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2016/11/05(土) 03:50:49 ID:??? メドリ「───以上のように、前例の含めファウル裁定となったことはありません。 理由も同じく装備のカチ合い、スパイク同士の当たり合いとなります。 そのためお互いファウルになるという事はありません。以上です。 両チーム、共にキックオフの準備をお願いします」 マリオ「……時間だな。特に変更は無し。このままがんばってくれ」 ──────────────────────────────────────── ───【忍者軍団サイド】─── 蛇の目忍者「で? どういうことだ?」 ノコブロス(赤)「ただの時間の稼ぎだ。作戦会議をしたかった」 蛇の目忍者「ほーほー。で、秘策でもあるのかい?」 ノコブロス(赤)「無い。だから少しでも時間が欲しかった。 少しでも動揺してくれればそれでもいい」 蛇の目忍者「どーだかね。最初は面食らったみたいだが、今は普通に作戦会議してるぜ。 やっこさん達が話す事は限られてる。時間稼ぎだとしても悪手だったんじゃないか?」 ミスターL「そこまでだ。無駄話をいつまでも続けてんじゃねえ。次の手を考えるぞ。 (あーあー……機嫌悪くしちゃったよ……全くもう)」
[353]スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2016/11/05(土) 03:52:47 ID:??? 蛇の目忍者は“飢えて”いた。だからこそ、水を差されたようで気を害していた。 ノコブロス(赤)「(茶化しているようで、一番協力的な姿勢を見せていたため安心したが、 オレ達以上にこの試合に思い入れがあるような節を度々見せている。存外、扱い辛い) まずはこの一点をどうするかだが……」 ゲルマン忍者「どうにもこうにも、攻撃が通じていると言えるのは、蛇の目忍者、トーテム忍者、ミスターLだけだ。 もう……サイドアタックは読めれている。対策もされるはずだ。違う方法で点を取る必要がある。最低二点だ」 ミスターL「……延長戦を視野に入れた上で戦え、と言ったはずだ。まずは一点だけ考えろ」 決して穏やかな作戦会議とは言えなかった。 終始冷ややかな態度を取っていた蛇の目忍者は熱くなっており、ゲルマン忍者は冷静さを欠き始めていた。 トーテム忍者「……どんな距離でもいい、さっさとパスを通せ」 中の里忍者「しかしトーテム殿、あの珍妙なトカゲのブロックも侮れないでござる。 まだ見ておらぬが、体格を見る限りバド殿のブロックもおそらく高い。 ピエールを含めて考えれば、これらの壁を避けない限りGKに届く可能性もそう高くない也」 忍者軍団にとって、ヨッシーの新しいブロック技とバドの存在は想定外であった。 当初に想定していた遠距離シュートで押し込む作戦の成功率は低くなっていた。 多少強い守備能力を持つ者がいる、その程度あれば充分押し切れるが、両者共に満遍なく守備力が高い。 他の作戦も成功の目途がつかない。 ミスターL「(とは言っても、点数自体は想定内なんだけど……)」 どの作戦も成功率は高くないのは事実だが、決して低いわけでもない。うまく相手の隙を突ければ充分な勝算があった。 しかし、この場においてはどれも特効薬とならず、現状蛇の目忍者のサイドアタックしか成功していない。
[354]スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2016/11/05(土) 03:59:21 ID:??? ミスターL「(どうしようかな。とりあえず何か話さないと) 落ち着け。何もオレ達のサッカーが通じてねえわけじゃねえ。少しは頭を冷やせガキ共。 あと一歩のところまで進んでいるんだ、まずはそのことを考えろ」 蛇の目忍者「まあそうだな。もう少しってところまで進むがが、結局失敗したら意味ないがね」 ミスターL「要するに詰めの段階じゃねえか。そこだけ出す抜くことを考えろと言っているんだ」 ゲルマン忍者「確かに……」 土竜忍者「まあ……」 トーテム忍者「……勝手にしやがれ」 極端な暴論であった。それでも一定以上落ち着かせ、戦意を再燃させることに成功した。 全員がミスターLの顔を見、指示を待っている。 中の里忍者「(ふむ……)」 ミスターL「さて、相手の4バック……5バックにも見えるあのDF陣、あの隙を突く方法だ。 まずは―――」 中の里忍者「(数奇な男と思いきや、なかなかどうして曲者をまとめ上げられる)」 状況が状況であったためか、ミスターLの作戦は難なくと聞き入れられていく。 明らかに苛立ちを見せていたトーテム忍者や蛇の目忍者が、次第に落ち着いていく姿も見えた。 ミスターL「―――と、いう方法を取る。難しいがビビんじゃねえぞ」 蛇の目忍者「そうかい。それじゃもうひと踏ん張りといきますか」 ゲルマン忍者「……確かに、その作戦なら一点をもぎ取れそうだ」
[355]スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2016/11/05(土) 04:21:01 ID:??? まだまだ途中ですが、さすがに間が空きすぎたのでちょっとだけ投稿です。 (そして設定だけ積んでいくルイージ編、まあこいつは別の機会でもええやろ) あと、どうでもいいですが現在ヨースター島にGBが複数個あるため、 なんやかんやでドッキングさせてなんやかんやで2DSにします。 これお年玉アイテムにしました(現在11月)。 これリベリオ達の視点だと、月一でゲームやらお小遣いやらくれる族長になってますね。 うわあ、まるで甥姪にねだられてついつい甘やかしてる叔父叔母みたいだあ。 一人っ子が多い中、私と同じ立場にいる兄貴姉貴達がどうしているのか気になります。
[356]スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2016/11/20(日) 01:35:27 ID:??? ──────────────────────────────────────── 実況「えー……今まで特に問題視しておりませんでしたが、確かにスレスレのプレイではありました。 ただ、過去においても特に問題視されたことなかったはずですが……」 クリオ「……そうだね。今までこういうファウル裁定揉めたことはなかったかな。 そもそもノコブロス達の方にキツイ裁定が下りやすいはずなのに何でだろう」 実況「そうなんですか?」 クリオ「うん。そもそも危険なプレイをしているのはノコブロス達の方なんだ。 細かい話は抜きにするけど、ノコノコ達がああいう甲羅を使うのはラフプレイ。 相手側が例えその甲羅を蹴っ飛ばしてもぶん殴っても技術なんだ」 実況「え、ええ!?」 クリオ「最初それ聞くとビックリするんだけど、逆に言えば殴ったり蹴ったりした後に起きる結果は自己責任なんだ。 さっきのプレイ見てて分かったと思うけど、誰一人としてあのタックルに打ち勝ってないんだ。 リベリオは上空に飛ばされてるし(利用したともいえるけど)、他の皆も軌道を逸らしたぐらいで、その反動で吹っ飛ばされてる」 実況「あの甲羅からのタックルはそれほど強力なのでしょうか?」 クリオ「スピードに乗った自転車くらいのタックルくらいはあるかも。 可能なら掴んでブン投げてもお咎め無しだよ」 実況「それは流石に……無理というか無茶というか」 クリオ「うん。そもそもそんなこと素手では無理だし、無茶苦茶な裁定になるからね。 実際目の当りにしたら皆どうしようか迷っちゃうんじゃないかな」
[357]スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2016/11/20(日) 01:36:44 ID:??? 実況「なんともまあ……でもビクトリーノ君は吹っ飛ばしてましたが、アレは?」 クリオ「アレは単純威力不足だね。小さなボールを狙って手中に収めようとしたんだから、 ボールを吹っ飛ばすことを目的としたシュートよりもパワーの面では劣る。 その分しっかり追尾してくるから対処の面でどっちが難しいかは分からないけど、その分パワーで押し返したんだね。 最初から対策を考えてたのかな? どちらにしても噂以上だね」 実況「突如現れたサラサのクロヒョウの噂ですね。 いきなりで突拍子も無かった噂でしたが、二得点ということを考えると間違いなさそうですね。 他にも、データの無い選手達もなかなかです。クリオ君でもないのに一体どうやって探し当てたのかと」 クリオ「意外とチマチマした作業はマリオ得意だから、地道に聞き込みしながら探したんじゃないかな。 (もしかしたらオイラみたいな能力持ってる人がいるのかもしれないけど)」 実況「それは意外でした。本当に勝てる人材を揃えてきたのですね」 クリオ「うん。はっきり言ってとても寄せ集めとは思えないぐらい強いメンバーだよ。 (半分はどこにも所属してないのが気になるけど)どこにいてもレギュラーになれるんじゃないかな」 実況「しかも厳選したと―――そろそろ再開するようです」 ────────────────────────────────────────
[358]スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2016/11/20(日) 01:38:04 ID:??? ──────────────────────────────────────── リベリオ「おお……」 バビントン「また随分な……」 ヨッシー「極端だねえ」 忍者軍団が最初に見せてきたのは、フォーメーションチェンジである。それは異様に、攻撃的であった。 ビクトリーノ「4、いや6トップか? 随分と旧式なフォーメーションじゃねーか」 リベリオ「アメフトかって思うぐらいだが……ポジションも変わってるな」 ドトール「ラストパスは誰に来るかは大よそ予想つくんだから、ただ前のめりになっただけじゃねえか? フォローしやすいっつーのはあるけど……どういう狙いだ?」 【忍者軍団:フォーメーション】 −−○−− ハリボテクッパ −−−−− ○−○−○ ノコブロス(黄) ノコブロス(赤) ノコブロス(緑) −−○−− ノコブロス(黒) −−−−− −○−○− 中の里忍者 ミスターL ○−−−○ ゲルマン忍者 蛇の目忍者 −○−○− 土竜忍者 トーテム忍者 実況「おーっと!! 忍者軍団、ここで大きく攻勢と出ました。 何が何でもこの一点を取るという表れでしょうか!?」
[359]スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2016/11/20(日) 01:39:46 ID:??? バド「むしろヤケクソじゃねえかアレ?」 マリオ「(……ヤケクソにも見えるが、そんなことはない。ルイージはそんな作戦は取らない)」 ピエール「どうだろうな。こっちは相手の戦力をつかみ切れていない。 防いでいるとはいえ、多彩な攻撃に振り回されている現状もある。 ……奴のサイドアタックだけ注意することもできないんだ」 マリオ「(分かることは、すぐには攻めてこない。 もし、すぐに攻め込んできたなら“ルイージは絶対撃たない”はずだ。 ……アレを撃つつもりなのそうするはずだ)」 松山「こっちもコンパクトにして対応した方がいいんじゃないか?」 マリオ「(撃たれる前に止めるのが一番いいんだが、ダイレクトでも撃ってくるものどうしたものか。 仮に最高状態でも失点する確率の方が高いな……)」 アマラウ「全員攻撃よりはマシだ。それでもこっちに分がある。 ……今度こそハジき落としてやる!」 マリオ「(だが、撃って同点で終えるなら、お前の負けだ)」 ────────────────────────────────────────
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0ch BBS 2007-01-24