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【目覚めるか】スターリベリオ.W3【鼻の趣味】
[35]スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2016/03/20(日) 00:05:19 ID:bRvzUuQ+ >D:何も言う必要は無いな リベリオ「(……変更しようはあるんだけど、わざわざ変えるほどでもないな。 特に何も言わなくていいだろう)」 確かに変えることにメリットはあったが、同時にデメリットもある。 現状、これで慣れ始めているので変えることの方がデメリットが大きいかもしれない。 リベリオ「(相手の事、読み切ってる訳でもないしな)」 マリオ「(……良かった、正直糾弾されるんじゃないかと思ってた。 これなら安心してハーフタイム過ごせる) よし、特に意見が無いようなら、後半に備───」 急に扉が開けられた。勢いよく開けられた訳では無いが、マリオを大層驚かせた。 ミーネ「よう旦那、邪魔するぞ」 マリオ「!! 何で君が!?」 すぐに姿を扉の向こう側に移し、誰かを招き入れている。 ミーネ「ビビアン、モナ、この部屋で合ってた」 再度扉から姿を現すと、手で「伏せ」を構えを作り、その場に入る全員に話しかける。 ミーネ「気にしないで休んでいてくれ。すぐ終わらせる」 彼女が部屋に入ると、後に続いて縞々の尖った帽子を被った桃色の髪した人物と、 来ている服が違ったが、リベリオとヨッシーが山から降りた時に合った、モナが入ってきた。
[36]スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2016/03/20(日) 00:06:41 ID:bRvzUuQ+ モナ「リベリオ、ヨッシー」 甘い香りを漂わせ、緑や茶色を基調とし、葉っぱ柄のエプロンで現れた。 何かを入れた箱も持っている。これには、本人達よりも周囲が驚いている。 リベリオ「来てたんだ」 ヨッシー「でもどうしたの? ここ控え室だよ?」 少なくとも簡単に入れない。選手や関係者ならまだしも、無関係である。 控え室の近くには係の者もいる。 モナ「なんか分かんないけど、おさるさんが寝てたよ」 マリオ「なにィ、それは本当……」 ビビアン「本当、猿だったよ」 興味が引かれたのか、数人が立ち上がり確認に向かう。 本当に、サルが寝ていた。しかし、奇妙なサルだった。 毛糸なのか、何なのか、布のパンツをはき、ランプの付いたヘルメットを被っている。 「マジでサルだ……いや、サルかあれ?」「サル、なんじゃないか多分」 「知り合いか?」「(フルフル)」「違うみたいだな」 係員が気になるが、リベリオはモナと話し続ける。 リベリオ「とりあえずさ、どうしてここに来たんだ? 急ぎで何かあったのか?」 モナ「別に急ぎって訳じゃなかったんだけど、渡したい物があってミーネにそのこと話したら、 ちょうどいいから今行こうって。後で良かった物なんだけど、ほっとくのもちょっとね」
[37]スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2016/03/20(日) 00:07:49 ID:bRvzUuQ+ リベリオ「……なんか無茶苦茶だな。渡したい物ってこの前の?」 モナ「うん。はいこれ」 そう言うと、目の前に箱を差し出した。匂いで察しが付いていたが、チョコやそれを使ったお菓子であると。 箱を開けると、それは姿を現した。 リベリオ「……この形、鼻?」 モナ「その通り! 好きでしょ、鼻!!」 リベリオ「ええ!? 違うよ!?」 モナ「え……?」 この時、彼女の表情が変わる。 モナ「確か、鼻の趣味、あるでしょう?」 リベリオ「(うう……でも嘘付く方がマズい)俺に鼻の趣味は無いよ。 もちろんこのチョコは嬉しいし、ありがたくもらうけど」 モナ「うそ……まさか……そんな……」 ドトール「(もうちっと違う言い方あるだろうが。 いい女なのにもったいないことになっぞ)」 他者の目から見てもショックを受けていることは明らかだった。 リベリオから期待していた反応と違う、ということではなく、 同じ趣味を持っていた人とめぐり逢えたと思いきや、違うためであった。
[38]スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2016/03/20(日) 00:09:41 ID:bRvzUuQ+ リベリオ「(な、何かフォローしないと)」 モナは視線を落としてしまい、気まずくなっていた。 リベリオ「(何か、何かないか何か……)」 いよいよリベリオを混乱し始めたか、鼻チョコを手に取り答えを探し求めるようにクルクル観察し始める。 その時にモナを視線を上げて、リベリオ顔がチョコに向かっていることに気付く。 リベリオの顔とチョコを二回繰り返して交互に見た。 モナ「……! 素質あるよ」 リベリオ「え?」 彼女はどこまでもポジティブだった。 両手をリベリオに肩に置き、真正面に座ると屈託のない表情で告げた。 モナ「私と……私と一緒に世界お鼻畑計画を作ろう!」 リベリオ「なにそれ!?」 さっきの話は何だったのか、じっと鼻チョコを見つめるリベリオに素質があると解釈し、 よく分からない計画に誘おうとしている。恐らく、彼女もよく分かっていないだろう。 リベリオがカバンにチョコをしまおうとすると、ヨッシーのクッキーが転がり落ちた。 包装しているため零れることはなかったが、その衝撃で割れてしまう。 近くにいたモナが拾い上げてくれた。 モナー「クッキー? ヨッシーの?」 ヨッシー「あれ? まだ食べてなかったの?」
[39]スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2016/03/20(日) 00:11:35 ID:bRvzUuQ+ リベリオ「ああ、何だかんだで結構食べる機会があったから、 こっちには手を付けてなくてな」 ヨッシー「そろそろ食べないと悪くなっちゃうよ」 リベリオ「そうだな」 受け取ろうと手を出すが渡してくれず、引っ張るがきっちりと持っているのか手放さない。 リベリオ「……ここで皆で食べる?」 モナ「…………」 リベリオ「……あげるよ」 モナ「やったー! ありがとー!」 リベリオ「(……お鼻畑計画、うやむやにならないかな)」 話終えて、ようやく自由な行動に移れる。 作戦会議が無かった分、普段と変わらないぐらいに時間が空いてそうだ。 一票決です。IDが表示されるようにして書き込んでください。 A:サトルステギがいない、あいつどこ行った? B:……先生と話してる人、誰だろう? C:耐えられなくなってきた、観客席をうろつこう D:それより誰かと話そう E:その他
[40]スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2016/03/20(日) 00:12:37 ID:??? 参考までに、今のリベリオの君の持ち物はこんな感じです。 【状態】 時間:昼 ガッツ:645/840 HP:11/11 所持コイン:18コイン 有名度:22、ヒーロー度:5 持ち物:キノコ×5、おかしのもと、鼻形チョコ、ばっちいパンツ ケガナオール×5、カタクナール×2、ふっかつドリンク×2、カミナリどっかん サラサランドの地図、新聞紙(古)、カメラパーツ、空き瓶 キノコ袋、大きな袋、木のハンマー、ラクガキパンプレット キャラクター捜索機(お年玉アイテム、消耗品)
[41]森崎名無しさん:2016/03/20(日) 00:15:35 ID:67IlD1Mk B
[42]スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2016/03/21(月) 02:44:29 ID:??? >B:……先生と話してる人、誰だろう? リベリオ「あのー、先生、その人は?」 マリオ「ビビアンだ。実はこの試合にも呼ぼう思ってたんだが、あいにくと繋がらなくてな。 ビビアンがいれば、後は1〜2点は堅かったと思うぞ」 マリオ「ビビアン、リベリオだ。ヨッシー達のチームのキャプテンだ。 守備力も攻撃力もなかなか高い……ここら辺は見てたら分かるか」 ビビアン「プレイ見てたよ。かなり活躍してたね。 アタイも同じポジションなんだ。よろしくね」 リベリオ「よろしくビビアン(シャドウストライカーか? セカンドトップか? ……少なくとも、自力で点を取れるタイプだろう)」 握手を取り交わし、簡単な自己紹介をする。 リベリオ「(ちょっと探ってみようか)俺はよくMFとして出る事も多いんだけど、 ビビアンもそんな感じか?」 ビビアン「ううん。お前は一番FWがいいって言われて、滅多にポジションは動かないよ」 リベリオ「(生粋のFW、なら守備力は低いか?)そうなのか。 俺は流動的にいろいろやらされてるから、固定のポジションがあるのはちょっと羨ましいな」 ビビアン「そう? アタイはいろんなポジションこなせるようになりたいなー」 マリオ「……確かに複数のポジションをこなせる奴は手元に置きたいという心情はあるが、 しっかりとそのポジションこなせる事が前提だ。その道にズバ抜けていれば、そいつを使う。 まあ……自然と複数こなせるようになる事も多い、無理に広げようとしなくてもいいぞ」
[43]スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2016/03/21(月) 02:46:49 ID:??? ビビアン「う〜ん……そうね! がんばってみる!」 リベリオ「(無茶なオーバーラップした人の発言には思えないな) 結構先生から信頼されてるみたいだな。一緒にプレイ、したかったよ」 ビビアン「本当。なにも直接アタイじゃなくても、ミーネさんに言ってくれればいいのに。 一緒にいればもっと勝ちやすかったと思うよ?」 マリオ「ま……まあ……彼女も忙しいし、な? ルイージもいないし」 ビビアン「……別にルイージさんいないと来ないって訳じゃないと思うけど。 頼めば受けてくれるから大丈夫よ」 マリオ「そう……だな(俺にだけ厳しい。俺にだけ)」 リベリオ「(なんかありそうだな。ミーネさんと)」 一票決です。IDが表示されるようにして書き込んでください。 A:このままマリオと話す B:このままビビアンと話す C:違う誰かと話そう D:その他
[44]森崎名無しさん:2016/03/21(月) 08:11:30 ID:76r8dLXY B
[45]スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2016/03/23(水) 02:57:31 ID:??? >B:このままビビアンと話す リベリオ「(気になるし、ちょっと話そう。 と、いってもなに話したもんかな……)」 少し考え込むリベリオに、ビビアンから話しかけてきた。 同じポジションの選手が活躍したことが気になってか、興味が湧いていたようだ。 ビビアン「リベリオはいつからサッカー始めたの?」 リベリオ「ん? いつだったかな…… 物心ついた時にはボール蹴ってたような記憶はあるけど、やっぱりよく覚えてないな」 ビビアン「へ〜、結構早くから始めてたんだね。故郷ではどうなの? やっぱりその時から色んなポジションやってた?」 リベリオ「皆もそんな感じだったな。結構 最初は周りよりいくらか器用でそれなりに力強かったから、 いろんなポジションができることに自負はあったんだが、ここ数年でそんな自信崩れたよ。半端無い奴等ばっかりだった」 ビビアン「そっか……でも、活躍してたじゃない! 最初あのタックル凄かったよ!」 リベリオ「まあ、それなりやれてたと思うが、ちょっとブーストかかってたしな。 あれが無ければ、全然違う結果になってた」 自分の荷物の空き瓶に目をやる。蓋は締め忘れていたようで、空いた空き瓶が転がっていた。 ビビアン「あつあつスープ……?」 リベリオ「そういうことだ。純粋な力とは言い辛い。現に二回目のサイドアタックの時は抜かれてる。 あのタックルを出したにも関わらずだ。認めたくないが、初回はたまたまだったんだろう」
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0ch BBS 2007-01-24