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【目覚めるか】スターリベリオ.W3【鼻の趣味】
[391]森崎名無しさん:2016/12/29(木) 01:06:07 ID:??? ★大体はキャラブレイク→ ハート6 ★
[392]スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/01/12(木) 23:32:45 ID:??? 今更ですが、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。 年末までに終わらせると言いましたが、御覧のありさまです。 主に年末年始ぎっしり仕事が入っていたのが原因です。ゲームも買ったけど俺は悪くねえ!! 時間かかる系のシミュレーションだったのに、絵がかわいいのがいけないんだ!! あと、東方サッカーも買おうと思ったのですが「windows10の環境じゃムリ」という情報もあり、今のところ手を付けてない状態です。 買うだけ買っといて、古いPCでやるって方法もなくなないで無駄にはなりませんが、ううむ。 それでは、半端なところまでしかできていませんが再開します。
[393]スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/01/12(木) 23:34:25 ID:??? ★大体はキャラブレイク→ ハート6 ★ ハート:本人につながりました リベリオ「あれ?」 ヨッシー「どしたのー?」 リベリオ「いや、どうもつながらないみたいで。んー……どうしようかな?」 本拠地が移動された故に電話番号が変わってしまっていた。 離島のヨースター島には情報が大きく遅れてやってくる。 重要なものほど速く仕入れるが、一介の組織の移動でしかない上にヨースター島とはほぼ無関係であった。 リベリオ「仕方ないので、一旦本人にかけてみます」 長ヨッシー「(行く先々で女の子の連絡先手に入れてるちゃっかりさはなんだろう)」 ────────────────────────────────────────
[394]スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/01/12(木) 23:36:27 ID:??? ──────────────────────────────────────── ―――とある縮小移転した鎮守府の明け方――― 役割をほとんど終え、最低限の機能を残し縮小された鎮守府があった。 今では残った者の方が少なくなっており、これからもさらに減る予定であった。 潮「阿武隈さん? 今日非番じゃ?」 阿武隈「慣れないからかな? 目が覚めちゃって。潮ちゃんは今帰り?」 潮「はい。もうちょっと時間がかかる予定だったんですけど、思ったよりも何もなくて」 じゃあお茶を入れてあげると、雑談をしながら給湯室へ向かい歩き始める。 やっぱり暇になったね、お土産もらったので食べましょう、と、一時期と比べれば考えられない会話であった。 潮「金剛さんたちにも持っていきましょう。きっとですけど……」 阿武隈「……徹夜ね。あの二人、最近ちゃんと寝てるのかしら」 自分も似たようなものか、と思いながら新しく水を入れたヤカンを沸かし始める。 紅茶は確か温度が高い方がいいんだっけか、ティーポットどこにあるだろう、この際急須でもいいかな、 そもそも紅茶どこだっけ、と、移転したばかりで慣れない環境に辟易し始める。 横から潮の「ほかのお菓子は上の棚にありますよ」と全く期待していないアドバイスがあった。 阿武隈「……あった」 見つけると同時にお湯が沸き、一度お湯を通し食器を温める。 聞きかじりの知識がどこまで正しいか分からないが、おそらくマズくはならないだろうと早々持っていく。 潮もお菓子を足して着いて来ており、山盛りに持っていくがこれ以上突っ込まず、 とりあえず金剛と大淀のいる執務室へ向かった。
[395]スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/01/12(木) 23:40:01 ID:??? 金剛「……PARTYでもするの?」 入った瞬間、真っ先に飛んできた言葉だった。 潮「差し入れです!」 金剛「OH! BREAKFASTもまだネー。お菓子の食べ過ぎはNOだヨー」 疲れていたのか、それとも潮に気を取られていたのか、紅茶をスルーしていた。 机に置いてようやく気付き、THANKSというと作業を止めた。 阿武隈「こっちに来てからあまり寝てないような気がするんですけど」 金剛「HAHAHA! 夜戦バカがいて眠れなかったこと考えればどっこいどっこいデース。 ん……GOOD!!」 何となく覇気のないように見え、やはり疲れているのか、それとも環境が慣れないのか、ふと一言聞いてしまう。 阿武隈「吹雪さん、戻すわけにはいかないんですか?」 金剛「私ために骨を折ってくれたブッキーにこれ以上迷惑かけられないヨ……」 内心しまったと思いつつも、現状顧みるに連れ戻す選択肢が上がる。 しかし、一番気心の知れている金剛が渋っており、頻繁に連絡を取っている姿を見る限りでは二人に何かあった訳でないのは窺える。 金剛が口に出さない以上、大淀も出さない。 続く言葉を言おうとするが、タイミング悪く阿武隈の電話が鳴り響いた。
[396]スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/01/12(木) 23:43:11 ID:??? 阿武隈「え、えと、リベリオ君? なにもこんなときに連絡しなくたって……」 (リベリオ「こんなとき?」) (リベリオ「ああ酒蔵だな。今の時期俺らもやってる」) 阿武隈「違うよぉ……」 金剛「(BOY FRIENDかしら?)」 (リベリオ「ダメだったら仕方ないんだけど、実は阿武隈さんに頼みたいことがあってさ」) 阿武隈「あたしなの?」 (リベリオ「実はヨースター島の近くにゲッソーが大量発生して、荷物の運搬に困ってるんだ。 ゲッソーって、水中だけじゃなく空を飛んだりするし、対空や対潜のできる人を考えたんだ。 もしかするとなんだけど、でかいゲッソーもいるかもしれないからドデカイ一撃必要になるかもしれなくて。 あと、荷物をたくさん運べる人ってなったら……」) 阿武隈「……あたしが必要なの?」 (リベリオ「そうなんだ。俺たちだけだと手に負えなくなってきてる。 手練れが欲しい。手数は足りてるんだけど……」) 阿武隈「(最近静かだったのに……)」 阿武隈「(非番と言っても、実質待機と同じだからいけなくもないけど)」 数こそは少ないが前例はある。 作業を続けながらも大淀が手を伸ばし、電話を受け取ろうとしている。 あとは大淀の判断に委ね、結論も待つことにした。
[397]スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/01/12(木) 23:46:02 ID:??? 金剛「誰からの電話ネー?」 阿武隈「ヨースター島にいる、リベリオって子です」 潮「ああ、あの人ですね。吹雪さんを止めるときに一緒にいた……」 金剛「WAW! 随分なハリキリBOYネー」 阿武隈「……あまり巻き込みたくなかったけど、成り行きで仕方なく。 私のそばにいさせたほうが安全だったから」 金剛「OH!」 何となく、金剛がせわしないよう見える阿武隈であった。 気が付くと大淀は話し終えてより、伝令は「行ってきなさい」である。 電話を受け取るとまだ繋がっており、そっちに向かうと伝えた。 想像以上に話が早く驚くが、指示に異論はなくそそくさと準備に取り掛かった。 ────────────────────────────────────────
[398]スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/01/12(木) 23:48:09 ID:??? ──────────────────────────────────────── リベリオ「……なんだか、すごく早く終わりました」 長ヨッシー「早く済むのいいんだけど、元々向こうでも問題視されてて事前調査は済んでたのかなー? 本当ならこんなすぐに纏まるわけないはずだけどー、こっちが協力するならやっぱりそういうことなのかなー」 リベリオ「元々秘密裏に進めるつもりだったけど、俺達が頼めば公に動けるって訳ですか。 今のご時世わりと当たり強いから、こそこそとやってるのでしょうか」 ヨッシー「キノピオみたいのばっかでも仕方ないのにねー」 リベリオ「俺達みたいなのにはまだまだ必要ですね」 ────────────────────────────────────────
[399]スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/01/13(金) 00:17:05 ID:??? と、一旦ここまでです。クリスマスと年末年始って何だっけなイベントですが、 お察しの通りサンタのサの字もなくプロットを書き終えてしまいました。 一昨年からしてこんな感じなので安定のガバっぷりに思うところはあるでしょうが、 クリスマスを忘れかけるほどのガバ脳の自分にはいろいろ無理でした。 (甥姪の催促でようやく思い出したほど) 次の更新は多分来週あたりですー。
[400]スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/02/08(水) 23:29:32 ID:??? ──────────────────────────────────────── 阿武隈「対潜対空、雷撃に輸送……どう考えても手が足りない」 潮「どうしても取捨選択は仕方ありません。向こうの方には協力してもらえるんです。 対空か対潜のどちらか向こうの方々にお願いしてもらった方がいいのではないでしょうか」 阿武隈「一人ってそういうことよね。装備だけ持ってって、後で考えればいいか ……あとは航路をどうするのか考えものね」 潮「……実は当てがあるんです。 ゲッソーって、あまり大きく飛べません。空からなら安全にいけます。 空を飛ぶ人力機械を持ってる人がいます。阿武隈さんも面識ある人です。その人なら―――」 阿武隈「あの人か……分かった。頼ってみる。それと、二人には少しでも寝とくように言っておいてね」 ──────────────────────────────────────── 阿武隈「ハァー……ッ! ハァー……ッ!」 『これ以上の高度の低下はゲッソーの警戒網に引っかかる可能性があります。 上昇してください』 阿武隈「あーー! もうッ!!」 『進行方向がヨースター島とズレております。右に15度旋回してください」 阿武隈「そこまで……! 分かるなら……!! 自動で旋回してよぉっ!!!」
[401]スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/02/08(水) 23:30:47 ID:??? 吹雪を止めるための協力者の一人である人物に頼った結果、人力風起こしたる機械をもらった。 その名の通りプロペラを人力で回しているが、どういうわけか空を飛ぶまでに至っている。 作った本人曰く“魔法の仕組み”があるためらしい。 ある程度身体能力があれば飛行はでき、体力が続く限りそのまま飛び続けることができる。 ただ、安定して空を飛ぶためにいろいろと改造したため明らかに人間の力だけで飛べるものではなくなっていた。 現に艦娘の阿武隈もこうして苦労している。 他の装置で補助ができるのならば良かったのだが、ここで作るのを飽きたそうだ。 阿武隈「着いたー!!」 案内の通りに従い、着地自体は難なく行えた。 族長「最近のお客さんは空から落ちてくるのがトレンドかなー?」 既にその事態は当然のようにヨースター島に知れ渡り、なんだなんだとヨッシー達が集まっている。 リベリオが以前見たことあると発言したため、攻撃されることは防げたのだ。 異様な雰囲気に包まれつつも、はっきりと自分の身分を伝え、到着しましたと話すと歓迎されることになった。 族長「あれー? 一人だけ―?」 阿武隈「いや、あたしも一人で充分って聞いてて……」 リベリオ「(確かに、一人いるだけでも違うが……)」 この場にいる全員が「らしくない判断」と取っていた。 阿武隈には一人で出撃させた大淀の判断が、 リベリオには慎重な阿武隈が一人で来たことが、 族長には誰一人としてサポートがいないことが。
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0ch BBS 2007-01-24