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【目覚めるか】スターリベリオ.W3【鼻の趣味】
[397]スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/01/12(木) 23:46:02 ID:??? 金剛「誰からの電話ネー?」 阿武隈「ヨースター島にいる、リベリオって子です」 潮「ああ、あの人ですね。吹雪さんを止めるときに一緒にいた……」 金剛「WAW! 随分なハリキリBOYネー」 阿武隈「……あまり巻き込みたくなかったけど、成り行きで仕方なく。 私のそばにいさせたほうが安全だったから」 金剛「OH!」 何となく、金剛がせわしないよう見える阿武隈であった。 気が付くと大淀は話し終えてより、伝令は「行ってきなさい」である。 電話を受け取るとまだ繋がっており、そっちに向かうと伝えた。 想像以上に話が早く驚くが、指示に異論はなくそそくさと準備に取り掛かった。 ────────────────────────────────────────
[398]スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/01/12(木) 23:48:09 ID:??? ──────────────────────────────────────── リベリオ「……なんだか、すごく早く終わりました」 長ヨッシー「早く済むのいいんだけど、元々向こうでも問題視されてて事前調査は済んでたのかなー? 本当ならこんなすぐに纏まるわけないはずだけどー、こっちが協力するならやっぱりそういうことなのかなー」 リベリオ「元々秘密裏に進めるつもりだったけど、俺達が頼めば公に動けるって訳ですか。 今のご時世わりと当たり強いから、こそこそとやってるのでしょうか」 ヨッシー「キノピオみたいのばっかでも仕方ないのにねー」 リベリオ「俺達みたいなのにはまだまだ必要ですね」 ────────────────────────────────────────
[399]スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/01/13(金) 00:17:05 ID:??? と、一旦ここまでです。クリスマスと年末年始って何だっけなイベントですが、 お察しの通りサンタのサの字もなくプロットを書き終えてしまいました。 一昨年からしてこんな感じなので安定のガバっぷりに思うところはあるでしょうが、 クリスマスを忘れかけるほどのガバ脳の自分にはいろいろ無理でした。 (甥姪の催促でようやく思い出したほど) 次の更新は多分来週あたりですー。
[400]スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/02/08(水) 23:29:32 ID:??? ──────────────────────────────────────── 阿武隈「対潜対空、雷撃に輸送……どう考えても手が足りない」 潮「どうしても取捨選択は仕方ありません。向こうの方には協力してもらえるんです。 対空か対潜のどちらか向こうの方々にお願いしてもらった方がいいのではないでしょうか」 阿武隈「一人ってそういうことよね。装備だけ持ってって、後で考えればいいか ……あとは航路をどうするのか考えものね」 潮「……実は当てがあるんです。 ゲッソーって、あまり大きく飛べません。空からなら安全にいけます。 空を飛ぶ人力機械を持ってる人がいます。阿武隈さんも面識ある人です。その人なら―――」 阿武隈「あの人か……分かった。頼ってみる。それと、二人には少しでも寝とくように言っておいてね」 ──────────────────────────────────────── 阿武隈「ハァー……ッ! ハァー……ッ!」 『これ以上の高度の低下はゲッソーの警戒網に引っかかる可能性があります。 上昇してください』 阿武隈「あーー! もうッ!!」 『進行方向がヨースター島とズレております。右に15度旋回してください」 阿武隈「そこまで……! 分かるなら……!! 自動で旋回してよぉっ!!!」
[401]スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/02/08(水) 23:30:47 ID:??? 吹雪を止めるための協力者の一人である人物に頼った結果、人力風起こしたる機械をもらった。 その名の通りプロペラを人力で回しているが、どういうわけか空を飛ぶまでに至っている。 作った本人曰く“魔法の仕組み”があるためらしい。 ある程度身体能力があれば飛行はでき、体力が続く限りそのまま飛び続けることができる。 ただ、安定して空を飛ぶためにいろいろと改造したため明らかに人間の力だけで飛べるものではなくなっていた。 現に艦娘の阿武隈もこうして苦労している。 他の装置で補助ができるのならば良かったのだが、ここで作るのを飽きたそうだ。 阿武隈「着いたー!!」 案内の通りに従い、着地自体は難なく行えた。 族長「最近のお客さんは空から落ちてくるのがトレンドかなー?」 既にその事態は当然のようにヨースター島に知れ渡り、なんだなんだとヨッシー達が集まっている。 リベリオが以前見たことあると発言したため、攻撃されることは防げたのだ。 異様な雰囲気に包まれつつも、はっきりと自分の身分を伝え、到着しましたと話すと歓迎されることになった。 族長「あれー? 一人だけ―?」 阿武隈「いや、あたしも一人で充分って聞いてて……」 リベリオ「(確かに、一人いるだけでも違うが……)」 この場にいる全員が「らしくない判断」と取っていた。 阿武隈には一人で出撃させた大淀の判断が、 リベリオには慎重な阿武隈が一人で来たことが、 族長には誰一人としてサポートがいないことが。
[402]スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/02/08(水) 23:32:10 ID:??? リベリオ「まあ……別に壊滅させがら進めってわけじゃないから。 荷物を向こう岸に届ければそれでいいんだ。それに俺達も戦うし。 別に無茶するつもりもさせるつもりもないから安心してくれ」 単純な戦力で言えば、一人の駆逐艦よりもヨッシー軍団の方が強い。 リベリオも族長も、当の阿武隈も理解している。ただ、阿武隈には軍人でないことの一点だけが引っかかっている。 阿武隈「一応聞くけど戦闘経験は?」 リベリオ「ゲッソーに限って言えばほぼ毎日。 この前はデカいのが表れて積み荷を放棄して帰ることになったから、正直言えばそいつさえどうにかなればいい」 恐らく今日は仕切り直しになるかもしれないと思いつつも、現状の戦力でも打破できる可能性は高い。 阿武隈「……分かった。離脱指示には必ず従って」 長ヨッシー「ありがとー阿武隈ちゃん。おかげで助かるよー」 阿武隈「任せてください。ぜーんぶ、あたしの十八番ですから」 ────────────────────────────────────────
[403]スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/02/08(水) 23:34:07 ID:??? ──────────────────────────────────────── 長ヨッシー「それじゃーいつも通り準備してー」 族長の掛け声とともに、ヨッシー達は一斉に海へ飛び出していく。 あるヨッシーはヘリに、あるヨッシーは潜水艦に、あるヨッシーは船に変形し、輸送船を守るように陣形を取る。 阿武隈「あたしたちも相当だけど、あなたたちも大概よね」 リベリオ「そうかな。別に普段陸にいる生物が海に潜ったり空飛んだりするのは大して珍しくないだろ」 阿武隈「そうじゃなくてね」
[404]スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/02/08(水) 23:38:37 ID:??? -rttォ- _}‐‐‐}‐ ┼ v勹二ケ。 | ─‐}‐rrrrrr.} _|_ 弋辷辷7 . /|゚。 T7¨¨77 ∠l|__', r‐‐、 ..厂:|‐‐‐‐}] rf | :l .l ̄¨| {--|‐‐‐└, .| _Y二二L .r| r┴ュ マ‐{──┴─-、━━o ,:| \|──r'__|:|二|二|ttttt,| |┐__|___}┬‐‐‐━━o _/_|__ ━r‐十━≦_|_..|__}━≦___}_/ ̄_‘,‐‐_/---- ̄ ̄────==ニ  ̄(ゞ') / 廴━r‐┴┴─┴┴┴≦=ニて ̄=ニて ̄=ニて 。o< ,' ..{ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄、、、、、、、、、、、、.........., -‐''´´´``丶.{__  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : 阿武隈「なんなのこれ!!」
[405]スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/02/08(水) 23:41:46 ID:??? 長ヨッシー「ちゃんと船橋の再現までこだわったんだよー、すごいでしょー」 阿武隈「凄いけど!」 リベリオ「この前は族長がいなかった。今回は阿武隈さんもいる。これならうまくいくさ」 阿武隈「もう! そういうことじゃないの!」 長ヨッシー「君たちは阿武隈ちゃんの指示に従って動いてねー。 君たちは遊撃的に動いてー。でもデカいゲッソーが来たらそっち優先だよー」 リベリオ「よし、今回は荷物の守りを多めにしておいた。偵察を重視して動いてくれ。 何よりデカいのだ。そいつが来たら真っ先に合図をくれ」 阿武隈「(多分、生き残りってことはないだろうけど不安ね)」 一番警戒すべきは巨大ゲッソーであり、あとは既存の戦力でもどうにかなる、という認識であった。 この一回で撃退させるつもりはなく、何度か情報を仕入れてから本格的に部隊を形成するのだろうか、 と、頭の片隅に考えながら装備を整えた。 阿武隈「……なんで今になって、こんな急ぎでなに運ぶつもりなの?」 リベリオ「ん? 主に酒だよ。フルーツもあるけど。急に品切れになったんだと。 どうしたもんだが、泣きつくような勢いでさ、とにかく急ぎ追加って言うんだ。 おかげで前にダメになった分の補填どころかお釣りもぐらいさ」 阿武隈「今日クリスマスだっていうのに、なにしてるのかしら」 リベリオ「……あ、そうだった。だから急ぎで運ぼうとしてたんだった」 阿武隈「ワーカーホリックがここにもいたか……」
[406]スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/02/08(水) 23:43:40 ID:??? リベリオ「そういえば前もプレゼント配ってたっけなあ」 阿武隈「なにそれ」 ストイックなのか、それとも行事に興味を示さないのか、いまいちリベリオの性格を掴めぬまま出発する。 リベリオ「そろそろだな」 阿武隈「反応でもあった?」 リベリオ「いや、このレーダーは動いてるのしか反応しない。 逆にほとんど反応してないんだ。多分だけど待ち伏せされてる。 前の時と同じなんだ」 阿武隈「情報が漏れてるってこと?」 リベリオ「そういうわけじゃない。通さないように満遍なく布陣を敷いてるんだ。 デカいゲッソーが来るまで他のゲッソーで時間を稼ぐつもりだろう。 実際、船に張り付かれて速度が落ちてたからな。運が良ければデカいのが来る前に逃げられるんだが」 その大きいゲッソーも一体だけとも限らないかもしれない、と言葉を続けた。 二体、もしかしたら三体を相手にしなければならない可能性がある。 阿武隈「(潮ちゃんも連れてくればよかった)」 ────────────────────────────────────────
[407]スターリベリオ ◆PkNFzBNfkA :2017/02/08(水) 23:45:16 ID:??? ──────────────────────────────────────── 金剛「それにしてもアブも隅に置けないネー。 しっかりBOY FRIENDもいるなんて、正直予想外デース」 潮「え?」 大淀「ああいう子は男の子の方がほっておきませんよ。 阿武隈さんはしっかりしてる子なので、つまらないトラブルに巻き込まれることも無いと思います」 潮「え、え?」 金剛「潮は気をつけるネー。ちゃんとNO! って断ることも必要だヨー」 潮「あの」 大淀「何かあったらすぐ言いなさい。守るべき人々も決して善人とは限りませんから」 潮「そうでなくて」 金剛「HAHAHAHAHA! 大淀頼りになりマース」 潮「阿武隈さんは」
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0ch BBS 2007-01-24