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【不屈の心は】鈴仙奮闘記40【この胸に】
[558]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/10/21(土) 23:32:13 ID:??? かつての鈴仙達であれば、慧音の説明をパチュリーの自画自賛と思い、笑ったかもしれない。 しかし、確かに慧音が説明した通り――彼女の後姿は、これまでとは大きく異なっていた。 反町「(小柄な筈の彼女の背中が……とても巨大に見える!)」 穣子「私達、もしかして凄い人を仲間に入れちゃったんじゃあ……?」 イタリアで高度な戦術を吸収し、実践に昇華する術を身に着けた今の彼女は、まさしく知識の巨人。 ネイや翼のような、ファンタジスタと呼ばれる選手とも違う存在感と威圧感。 間違いなく、『次元の違う』選手を初めて自らの布陣に組み込む事となったと感じ、一同は静かに震える。 鈴仙「――それで。守備の方はどうしたら良いかしら。パチュリーさん……じゃなくても良い。 サンパウロは豊富な攻撃陣こそが脅威。色んな意見を聞いて、しっかりと決めたいわ」 その中で、鈴仙は気丈に一歩前に出て話を守備の布陣へと進めようとする。 パチュリー・ノーレッジは確かにイタリアでの修行を経て、 彼女の友人レミリア・スカーレットにも負けぬ賢者としての偉大さ・カリスマ性を得たようだが、 一回り大きくなったのは鈴仙も同じである。 てゐ「(――リオカップでも割と最初の方から一緒だったし、いつもは暢気だから気付かないけど。 気圧されてない……いや逆に、当たり前のように皆を仕切れるようになった鈴仙も凄いね。 パチュリーにも負けん位、デカくなってる)……そんじゃ、私から一つ案を出そうかな」 そんな相棒の成長に気づいたてゐが、率先して口火を切った。 てゐ「つっても、大した奇策じゃあないよ? ……簡単、中央にCBを沢山置くだけだもの」 慧音「サンパウロのミドルシューター対策……か」
[559]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/10/21(土) 23:34:28 ID:??? てゐは小さく首肯して、 てゐ「そ。だって攻撃で怖いのってそれじゃん。さとりはPA内では滅法強いけれど、 ことミドルシュートへの守りってなると、あー、失礼だけど……」 さとり「お気を遣わなくて結構。てゐさんの思う通り、サンパウロの名だたるシューターによる、 バイタルエリアでのミドルシュートを防げる自信はありませんもの。 特に妖夢さん、ストラット君、翼君。……この三者のシュートは、受け切れる気がしません」 さとりがそれに続く。攻撃案の書き込みを終えたパチュリーも彼女達の意見に賛同している。 パチュリー「そうね。中央に寄った4バック……5バックでも良いかもしれない。 いっその事センタリングは自由にさせても良いから、兎に角ミドルシュート封じに専念する方法も良いわね」 お燐「う〜ん。でもさ、ブロック重視以外にも選択肢はあるんじゃないかな?」 アリスさん「(そ、そろそろ発言しないと私の存在意義が………私が、消滅してしまう!) ――お燐の言う通りね。撃たせてからの体勢を盤石にするだけじゃない。 そもそも撃たれないようにする、という作戦も大事じゃないかしら?」 つかさ「打たせない……となりますと。ラインを大きく上げてボールカットを増やすべき、という事でしょうか」 アリスさん「そうよ。幸いにもこのチームには、ボールカット力に長けた選手は多い(私のパスカットとか)。 だから、ボールカットに長けた選手をDMFやCBに沢山配置して、上がり目の守備を意識するの。 そうしたら、シュートの危険性は大きく減るわ」 反町「(確かに。しかもその戦術なら、穣子さん達の『オータムスカイラブタックル』や『オータムスカイラブパスカット』を 最大限に役立てる事が出来る。俺も土台にはなれるから、俺がボランチ、穣子さんがCB、静葉さんがSBに居れば、 かなり柔軟に『オータムスカイラブ』を運用できるぞ……!)」
[560]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/10/21(土) 23:35:55 ID:??? 慧音「――しかし、もしもボールを止められなかった場合が問題となるな。 さとり殿には少ないブロッカーでシュートを防ぎに行って貰わなくてはならない」 さとり「……それは嫌ですね。少なくとも私にとっては」 佳歩「後は……撃たせる前に止める、となりましたら。サイドへの守備もある程度は気を配る必要が出て来るでしょうか。 PA内をガチガチに固めてあるならば、さとりさんの守備力も相まって、サイドは最悪放棄しても大丈夫そうですけど、 撃たせる前に止める場合、DF陣はPA内に引き籠り続ける訳にもいかない。 そうなると、DF陣の隙間を縫ったシュートが飛んで来る危険性も高りますから、従来通りのサイド守備も大事になってきますね」 お燐「つまり、サイド際の守備に定評のあたい的には、そっちの方が目立ってハッピーってこと? さとり様すみません。あたいが止められなかった場合は弔ってあげますからね……あいたっ」 さとり「弔った後に私の死体を持ち去りたいのは知ってるけれど、少しはその欲求を消す努力をしなさい……」 穣子「う、うう〜ん。よくわかんなくなって来たけど、結局撃たせる前に止めるよりも、 シュートを撃たせてPA内をガチガチに固めて止める方が良い……ってこと?」 パチュリー「そうとも限らないわ。何故なら、PA内を固めるという事は、ただ単に敵のシュートチャンスを増やすだけじゃない。 ”有利な状況下での”敵のシュートチャンスを増やす事になってしまうわ。 具体的には、フリーでのシュートや、撃った後のフォロワーが多い状況を容易に作り出してしまう。 そうなると、幾ら私達のチームのDF陣が堅いと言っても……限界は、必然と生じる」 鈴仙「(要するには、どっちの策にも同じだけのメリットとデメリットがある、って事ね……。 分かり切った事だけど、今回の試合の場合はどっちのメリットを優先させるべきか……)」 仲間達の討議を聞きながら、鈴仙もまた同時に考える。 打たせてからの体制を固めるべきか、打たせる前に止めるべきか。 あるいはその中間を狙うか。はてまた第四の選択肢を思いつくか。
[561]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/10/21(土) 23:39:10 ID:RIcfMbDQ かくして、鈴仙の考えは――。 A:打たせてからの体制を固めるべく、PA内にブロッカーを多数配置する。 B:打たせる前に止める体制を作るべく、中盤底のボールカット体制を重視する。 C:両者を折衷し、ブロッカーを配置しつつも中盤底のカット体制も厚めにする。 D:自分(鈴仙)がリベロとなり、人数の利や『狂気の瞳』の力で押しつつ、カウンターも狙う。 E:その他 何か別の策や具体の布陣が思いついたら、自由に書き込んで下さい。 先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
[562]森崎名無しさん:2017/10/21(土) 23:40:45 ID:JNGcq7rA B
[563]森崎名無しさん:2017/10/21(土) 23:47:22 ID:1S/iB/XY B サンパウロのシューターが軒並み強力な以上、打たせるのは極めて危険 アリスさんの案が一番妥当かな ところでライア君は試合に出れるんでしょうか?
[564]森崎名無しさん:2017/10/22(日) 00:44:19 ID:??? ライア「俺のレギュラーが……やっと、外れる」
[565]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/10/22(日) 00:56:30 ID:uKQyc/zU >>563 今回試合から鈴仙達新チームメンバーが12人となり、 GM側としては彼ら12人を優先して選定しています。 その中でライア君をスタメンで使いたい場合は、自由選択枠を活用して頂ければと思います。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― B:打たせる前に止める体制を作るべく、中盤底のボールカット体制を重視する。 鈴仙「――ここは、アリスさんの言う通り。撃たせる前に止める戦術を取るべきよ」 慧音「撃たせる前に止める……か。成程、それもまた上策。 いやむしろ、一人が打てなくなっても代わりが沢山いるサンパウロには、 ヘタにブロッカーを増やすよりも効果が高いかもしれないな」 パチュリー「となると。攻撃はじっくりとしたサイド突破を重視して。 守備は撃たせる前止める方法となるから……こんな布陣を考えてみたわ」 パチュリーが示すと、既に陣形は出来上がっており、以下の通りだった。
[566]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/10/22(日) 00:57:48 ID:uKQyc/zU −−@−− @レナート B−C−A B石崎 Cアマラウ Aリマ −−D−− Dドトール −−G−− Gバビントン E−−−F Eマウリシオ F新田 −−I−− I翼 −−−J− J妖夢 −H−−− Hストラット サンパウロ 4−3−3 コリンチャンス 4−4−2 −H−J− H鈴仙 J佳歩 −−−−− −−I−− Iパチュリー G−−−F Gてゐ F反町 −−E−− Eアリスさん BA−DC Bお燐 A慧音 D穣子 C静葉 −−−−− −−@−− @さとり 控え:クラウディ(FW)、ゲーノス(FW)、ナバイロ(MF)、マギッシ(MF)、ライア(MF)、ビベス(DF) つかさ、ミャージ(DF)、ニータ(DF) 備考:ライアは必殺パス、ミャージは必殺タックル、ニータは必殺ブロック持ち
[567]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/10/22(日) 00:59:05 ID:uKQyc/zU つかさ「(私が、スタメン落ち……ですか)」 鈴仙「(つかさ……。そうか。今回から私達新チーム勢力が12人になったから。 これからは、コリンチャンスに元々いた選手だけじゃなく、 他にもスタメンから落ちる選手が当然出て来るのよね……)」 ホワイトボードに自分の名前が無い事につかさの顔に一瞬だけ影が落ちるが、 気丈な彼女はすぐに冷静さを取り繕って布陣を確認している。 アリスさん「そ、そうねぇ……う、うう〜ん(こ、ここで頭の良い反論をして私の存在感を出したいけど、 特段意見も思い浮かばないわ……。強いて言えば、私とてゐの場所を替えた方が、 私のドリブル力を生かせそうな気がする程度だけど、中盤底のボールカットという意味では、 私がボランチに居た方が良いような気もするし……)」 反町「(中盤はダイヤモンド型……まぁ、サイド突破を重視するなら当たり前か。 ただ、守備を重視するならひょっとして、トリプルボランチもアリか?)」 佳歩「えっと、パチュリー……さん。中盤は4人でも大丈夫でしょうか。 サンパウロの中盤には大空翼っていう、凄い選手が居るって話ですけど……」 パチュリー「……鈴仙を私の隣のOMFに置いた、4−5−1の布陣も確かにあり得るわね。 私は、サンパウロの中盤底・ドトールのマンマークを振り切ってシュートを撃つ為には、 FWは二人が良いと思ったけれど。大空翼に対処する為にも、ボールの支配率を高める為にも。 MFを五人置く事だって間違ってはいないわ。 攻撃力の確保と支配力の確保。どっちを大事にするかは、好みの問題かもね」
[568]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2017/10/22(日) 01:00:53 ID:uKQyc/zU ――そして、他の仲間達もこの布陣で本当にサンパウロと戦えるかどうか、真剣に検討している。 鈴仙もまた、パチュリーが作った布陣への変更点が無いかを検討し――。 A:この陣形で問題ない。 B:アリスさんとてゐの位置を交代し、アリスさんの突破力を活かすよう提案してみる。 C:てゐと反町の位置を一段下げ、トリプルボランチを提案してみる。 D:自分(鈴仙)が一段下がった、4−5−1の陣形を提案してみる。 E:その他 他にも微調整したい点があればご自由にどうぞ。 先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
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0ch BBS 2007-01-24