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屁理屈推理合戦withキャプ森2
[173]吹飛の魔女モロサキーチェ ◆85KeWZMVkQ :2018/03/10(土) 20:02:30 ID:??? 森崎「サトリーヌの野郎、一体どんなイカサマを使ってやがる!?」 翼「……こうなったら仕方ない、森崎、協力してくれ!」 森崎「ちいっ、分かったよ!」 バシュッ! ギュルルルルル…… 翼「 ブ ー ス ト … 」 バッ! グルッ! グワァアアアアアアアアアアアッ!!! 翼「 サ イ ク ロ ン ! ! ! 」 ブギュギュギュグワァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!! サトリーヌ「【サトリーヌ・コメージは、自身が守るペナルティエリア内で放たれた、全てのシュートを絶対に防ぐ】」 ガキーーンッ! ポンッ、コロコロコロ……。 森崎「つ、翼のバカヤロー! 何こんなトコでミスキックしてるんだー!?」 翼「ち、違う。ミスキックなんかじゃない。むしろ会心の出来だった筈なんだ。なのに、なぜ……!?」 サトリーヌ「これこそが、絶対の魔法の力です。仮に貴方のサイコロの目が6を示そうとも、 私にはそのサイコロをつまみ上げ、1にして置き直す事ができる。 ……絶対の意思とは、そうしたものなのですよ。くすくすくす……ッ!!!!」
[174]吹飛の魔女モロサキーチェ ◆85KeWZMVkQ :2018/03/10(土) 20:04:25 ID:??? 『スターバースト』『オムニゾーンシュート』『リーサルツイン』『ブーストサイクロン』。 世界最高峰のシュート群を、サトリーヌは例外なく、絶対に、カンペキに防ぎ切ってみせた。 それも体力を浪費する事もなく、ごく最小限の力――本人が言うには、魔法によって。 ソリマチ卿「クッ……! 雑魚共が、何をしておる! もっと弾幕を集めろ! サトリーヌ如きに敗北をした暁には、この我の『オータ○ドライブ』にて吹き飛ばしてくれようぞ!」 全ソリマチ卿選抜代表メンバー「「「「「ひ、ヒイイッ!?!?! 了解しましたァ!?!?!?!」」」」」 僅かに焦りを見せたソリマチ卿の檄によって、一度はたじろいだ全ソリマチ卿選抜代表の面々は再度奮起し、 ペナルティエリア内から幾十にも渡り、超必殺シュートを撃ちまくる。 シュナイダー「俺たちはこの大会に備えて腕を磨いてきた! ソリマチ卿はそのシュート力を! ストラットもそのシュート力を! アルシオンもコインブラもカルロスも日向もみんなみんなそのシュート力を!!!! ゲルマン民族の誇りにかけてこのシュート決めて見せる! N E O F I R E ! ! ! 」 ズワッグォォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ! サトリーヌ「【サトリーヌ・コメージは、自身が守るペナルティエリア内で放たれた、全てのシュートを絶対に防ぐ】」 ガキンッ! 火野「俺がウルグアイの火野だぁ! 喰らえ『倍速二回転トルネード』!」 サトリーヌ「それは良かったですね。シュート力いくつですか。 …【サトリーヌ・コメージは、自身が守るペナルティエリア内で放たれた、全てのシュートを絶対に防ぐ】」 ガキンッ!
[175]吹飛の魔女モロサキーチェ ◆85KeWZMVkQ :2018/03/10(土) 20:07:56 ID:??? 日向「ククク……俺のMLvはもはや天元突破のレベル100だァ!! 喰らいやがれ、『ライトニングタイガー』ーーーッ!!」 サトリーヌ「【サトリーヌ・コメージは、自身が守るペナルティエリア内で放たれた、全てのシュートを絶対に防ぐ】」 ガキンッ! 超モリサキ「分かったぞ! シュートがダメなら一対一なら!防げねぇんじゃねーのか!? うりゃりゃーーっ! ドリブル突破を食らえーーっ!」 サトリーヌ「少しは考えましたね。ですがここに定義を示します! 【”全てのシュートを絶対に防ぐ”には、一対一によるドリブル突破や、 ゴールへのパスという言葉遊びをも含めた、得点に結びつく全ての行為に対して失点しない事を指す】! 一対一によるドリブル突破はこの赤き真実により無効化されます!」 ガキンッ! ミハエル「許さないユルサナイユルサナイ! 『ホーリークロス』ッ!!」 サトリーヌ「何がホーリークロスですか! 【サトリーヌ・コメージは、自身が守るペナルティエリア内で放たれた、全てのシュートを絶対に防ぐ】」 ガシイッ……バシッ。 ミハエル「オーマイゴーッド! ワタシのシュートまで決まらないとかこの世 イズ エンド デース!?」 ――『ネオファイヤーショット』『ライトニングタイガー』『倍速二回転トルネード』『ホーリークロス』。 それに加えて超モリサキのドリブル突破も、全てサトリーヌには通用しない。 全てのシュートが等しく、あの魔法の壁に阻まれ威力を削がれ、そして防がれてしまうのだ。
[176]吹飛の魔女モロサキーチェ ◆85KeWZMVkQ :2018/03/10(土) 20:09:54 ID:??? サトリーヌ「フフフ……さっきまでの威勢はどうしましたかァ、ソリマチ卿!? そろそろ謎の青き河童Nさんにでも頼んで、 目でピーナッツを噛む機械を作って貰うようお願いしに行けば良いんじゃないですかァァァア????」 ソリマチ卿「グッ……! お、俺様は……まだ、負けておれぬ!! 良かろう!! この我が、直々に手を下してやろうではないか!!」 ダッ! ダダダダッ! バァッ、グワァァァァァァァ……ッ!! ここに至ってようやく、ソリマチ卿も焦りを見せて自ら敵陣へと飛び込んでいく。 アルシオンから正確なセンタリングを貰ったソリマチ卿は、 サトリーヌの居るPA内で、得意の低空オーバーヘッドキックの構えを見せた。 実況「で、出た〜〜! これはソリマチ卿が得意とするダイレクトシュート! 『ポイゾナスオーバー』の構えです!! 今までこのシュートを受けて立ち上がったゴールキーパーはおらず、 サトリーヌさんも以前、このシュートをダイレクトに受けて精神崩壊をきたしております!」 ソリマチ卿「ククク……こうなってしまったからには、前のように優しくはないぞ……? シュート力100億をゆうに超える、この我の必殺技を前に消し飛ぶが良い」 サトリーヌ「む、無駄です……! 私には絶対の魔女から教えて貰った最強の魔法がある!! この魔法がある限り、ソリマチ卿なんてゴミです! カスです!!!!!!!! そう……! 私は神になる。この私がシュート魔王の伝説を打ち滅ぼして、永久に崇め奉られるのです!! 私はもはや人として試される側ではない。神として試す側となるのですよ!!!!!!!!!!!!!1」
[177]吹飛の魔女モロサキーチェ ◆85KeWZMVkQ :2018/03/10(土) 20:11:44 ID:??? ソリマチ卿「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお! うおおおおおおおおおおおおおお!!」 サトリーヌ「だらああああああああああああ! うがああああああああああああああああああ!!」 グルンッ……バギイイイイイイイイイイイイイッ! バッ、ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオッ……! ソリマチ卿は当然、手加減する事なく全力でサトリーヌに向かって低空オーバーヘッドを放つ。 サトリーヌはそれ以上の全力で雄叫びを挙げながら、赤い障壁を張りながら、そのシュートを阻止しようとする。 それはまさしく野生の獣同士の争い。互いの生命と生命を賭けた殺し合い。 勝負は一見互角に見えたが、……サトリーヌが若干押している。 ソリマチ卿の破壊的な威力のシュートはサトリーヌの絶対の障壁を破ろうとするも、 しかし実際には傷一つ付けられていなかった。それだけに、サトリーヌの魔法の威力は絶対的なのだ。 ソリマチ卿「我が、押されているだと……!?」 サトリーヌ「どうですか!!!! これが宇宙最強の、絶対の魔女の魔法……!!!!! 僻地の無限の魔女如きから力を分け与えられた、あんたのような下級魔術師と私とでは、 実力が違いすぎるのですよ!!! そぉら! 降参しなさい! 降参しろ! 降参しろっつってんだろうがこんのクソダラぁああああああああああああ!!!!!!」 ソリマチ卿「ぐ、ぐぐぐぐ……!!??」 サトリーヌの紫っぽい癖っ毛が金色に輝き、更に魔力は爆発的に増大する。 ソリマチ卿はことここに至って完全に劣勢。今にも他の選手達と同じように敗北しようとしていた。
[178]吹飛の魔女モロサキーチェ ◆85KeWZMVkQ :2018/03/10(土) 20:13:12 ID:??? ――しかし。今度はサトリーヌではなく、ソリマチ卿に奇跡が起きた。 「私は奇跡の魔女。どうやらあいつが――絶対の魔女が、また変な事を企ててたみたいね。 ……別に義理は無いんだけど。あんたに『奇跡』を与えて、助けてあげるわ」
[179]吹飛の魔女モロサキーチェ ◆85KeWZMVkQ :2018/03/10(土) 20:14:13 ID:??? パァ……! ぶっきらぼうな少女の声が聞こえたと思うと、ソリマチ卿の周囲が青い光に満ちる。 するとこれまで劣勢だったソリマチ卿は再び魔力を取り戻し……! ビッ! ビキビキッ! サトリーヌ「わ、私の絶対の魔法障壁に、ヒビが……!?」 ソリマチ卿「……貴様が如何に絶対の意思を持とうとも、 この我が、奇跡的にゴールを挙げる事はまでは否定できまい? 例え貴様が我のサイコロの目を1にし続けようとも、 その後目が書き換わり7や10になる可能性も、ゼロではないのと同じようにな」 サトリーヌ「は、ハァ……? 無理よそんなの! 無理無理無理のかたつむりっ! 意味不明無知蒙昧理解不能曖昧模糊ッ!!!! そんなの、メモ帳を百回畳めば月まで届くとか。机上の空論レベルの話ですッ!!!!!」 サトリーヌが狼狽するのをよそに、ソリマチ卿の魔力は着実に高まっていく。 そしてそれに比例し、シュート力も上がり続けた。670億、5800兆、 67亥、6700那由多。……そして――58無量大数に。いや、まだ上がるッ……! ソリマチ卿の、魔王のシュート力はこんなもんじゃないッ! ソリマチ卿「ならば、我は百回畳もう。括目せよ! これが魔王の奇跡というヤツだ………!!!!」 ゴゴゴゴゴゴゴ……!! ドゴオオッ!!
[180]吹飛の魔女モロサキーチェ ◆85KeWZMVkQ :2018/03/10(土) 20:16:23 ID:??? 大地が震え、風が荒れ、鳥や虫たちは恐れ慄き逃げ出す。 地球全体――否、宇宙全体が、ソリマチ卿のシュート力に怯えているのだ。 なにせ彼のシュート力は、無量大数を数えても尚、上がっているのだから……!! ソリマチ卿「……これが貴様の死に場所だ。食らえ、真・『ポイゾナスオーバー』……ッ!」 ――瞬間的なシュート力は、67不可説不可説転。 1無量大数が10の僅か68乗、1グーゴルが10の100乗ぽっちに過ぎぬ中で、ソリマチ卿のシュート力は……。 10の372183838819776444413065976878496481295乗。 これに67を掛けた数値。間違いようのない数の暴力! サイコロの目が1だろうが6だろうが関係ない、10の37澗乗の67倍の数値が、 濁流のようにサトリーヌを呑み込み喰らい尽くす……ッ!
[181]吹飛の魔女モロサキーチェ ◆85KeWZMVkQ :2018/03/10(土) 20:17:54 ID:??? サトリーヌ「あ、赤き……真実!【サトリーヌ・コメージは、自身が守るペナルティエリア内で放たれた、 全てのシュートを絶対に防ぐ】……!?」 サトリーヌはそれでもあきらめず、必死に抗った。これまで様々なシュートを防いで来た赤き真実を展開し、 少しでもその威力を減衰させようとするのだが――。 ソリマチ卿「無駄だ。青き真実……!! 『ソリマチ卿は奇跡の魔法により、サトリーヌの作りし絶対の魔法を、奇跡的に打ち破った』!」 奇跡の魔女が得意とする青き魔法。これをサトリーヌに対して放つと――。 サトリーヌ「そ、そんな……きゃ、きゃああああああああ〜〜〜っ!?」 バキンッ! バリバリバリッ! グワシャァァァァァァァッ! ――ズバァッ! ピピイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!! ソリマチ卿「ク……クワアアアアアアアアアアアアアアーーーーーッ! ハッハッハァ! これが! これこそが!! 魔王の力なるぞーーーーーー!! うおおおおおおおおおおおおおおっ! お、おおおおおおおおおおおおっ!? あおおおおおおおおおおおおおおっ! おわああああああああっ!?! フッハァ!!!」
[182]吹飛の魔女モロサキーチェ ◆85KeWZMVkQ :2018/03/10(土) 20:20:10 ID:??? かくして……戦いは終わり。 赤の障壁はコナゴナに打ち砕かれ、ゴール前に遺されたのは、ネットに突き刺さったサッカーボールと、 ヤム○ャさんのような体勢で死んでいるサトリーヌ。そして傲然と高笑いするソリマチ卿のみとなった。 彼の舎弟である全ソリマチ卿選抜代表の選手達は、勝利を確信すると一斉にソリマチ卿の偉業を褒め称える。 ストラット「ソリマチ卿さんと比べたら俺のシュートなんて新田レベルだな……。やっぱソリマチ卿さんはすげーぜ!」 アルシオン「ソリマチ卿、お前がナンバーワンだ……!」 シュナイダー「ソリマチ卿。やはり貴方こそが、俺達が目指すべき目標だ。弟子にしてくれ!」 カルロス「おい待て! ソリマチ卿の弟子になるのは俺とアーサーが先だろう!」 コインブラ「もしや! 貴方はわが父にして伝説のスーパーストライカー・ジャイロの生まれ変わりでは……!? パパーーーッ!! おむつ!! おっぱい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」 日向「ソリマチ卿様ァーーー! 貴方様の素晴らしいシュートには恐れ入りました! 是非このワタクシめを弟子に……いえ! 奴隷にしてくださいませ!! あ! 靴舐めます! ペロペロ!!」 金髪の子(全ソリマチ卿代表の控えFW) 「クヤシインダゼ! インチキナンダゼ!! ビエエエーーン、ミマサマーーー!」 妖精の子(全ソリマチ卿代表のボランチ) 「ソリマチ卿の弟子になろうとしないベンチ確定の負け妖精おりゅ?wwwwwwwwwwwwwwwwwww」 ソリマチ卿「クワーーーーーーーーーーーーーーーハッハッハッハァ!! 敵が絶対の魔法を使ってこようとも、それを上回る奇跡の魔法をもって撃退する。 これが、これこそが我の、魔王の実力なるぞ!!!!!111!!! ウワアーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッハッハッハッハ!! クウ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜コォコォコォ!! キィキィキィ!!」」
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0ch BBS 2007-01-24