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キャプテン森崎外伝スレ13
[941]ケンガンシマヅ ◆Qec.og3Nvk :2025/05/31(土) 22:42:43 ID:??? 日向「よし、それでいい。そうと決まれば……おい!!」 秘書「はい、お呼びでしょうか。日向社長」ヌルッ 若島津「うあおぉっ!?(こ、この俺が気取れなかっただと!?)」 日向が大声で呼びかけに応じていつの間にか現れた人物が若島津の背後から顔を出す。 スーツをきっかりと着こなした姿に神経質そうな面立ち……どうやら日向の秘書のようだった。 日向「こいつが新しい我が社の闘技者だ。手続き諸々、試合までのサポート含めてお前に任せるぞ」 秘書「かしこまりました。それではこれまでの業務は副秘書に引き継いでおきますね」 日向「そうしてくれ。俺はこれから新工場の設立の下見で大阪へ行くことになっている あまり時間は無いが何か聞いておきたいことはあるか?」 若島津「そうですね……」 A 今度の試合相手の情報を聞かせて欲しい B 「武器使用は禁止」って言ってましたけど俺の身体って大丈夫なんですかね? C 前任の闘技者について聞いてみる D 拳願試合の歴史について深掘りしてみる E 試合に出ることへの見返りを聞いみる F いえ、特にありません ※今回の選択肢含めて『2回』質問ができます。 ※先に【1】票入った選択肢が採用されます。sageでも構いません 以上、第一回の投稿とさせて頂きます。 原作を未読の方でもなるべく楽しめるようなストーリーを目指しておりますが、お時間があるようでしたら アプリのマンガワンで1日1話無料で読めますのでケンガンアシュラを読んで頂けますとより楽しめるかと思われます。 見苦しい点も至らぬ点も多々あるかと思われますが本作を何卒よろしくお願い申し上げます。
[942]森崎名無しさん:2025/06/01(日) 11:00:46 ID:I3/GruwU A
[943]森崎名無しさん:2025/06/01(日) 13:43:04 ID:??? 新規参入乙です
[944]ケンガンシマヅ ◆Qec.og3Nvk :2025/06/01(日) 17:54:57 ID:??? >>943さん 乙感謝です A 今度の試合相手の情報を聞かせて欲しい 日向「やはり対戦相手のことは気になるか。おい、資料を出してやれ」 秘書「はい」 そう返事をすると、秘書は持っていたバインダーから数枚の書類を若島津に手渡す。 短髪を金色に染めたガラの悪そうな口元の傷が特徴的な男の写真とそのプロフィールと思しきものが記載されているようだ。 秘書「『柳 拳狼(やなぎ けんろう)』、35歳。元々は国内最大のフルコンタクト空手団体 六真会館に所属していたようですが 初段となった後に破門。その界隈ではそれなりに名を知られた闘技者です」 若島津「俺と同じ空手家か」 秘書「更に言うと柳はどこで学んだかは不明ですが『獣拳』と呼ばれる象形拳を体得しているとの事なので、そちらには注意を払うべきかと」 若島津(体格は俺とそう変わらないようだが……サイボーグ手術のおかげでウェイトは俺に利がありそうだな)※身長182cm 体重85kg 手渡された書類を注意深く読み込んだ。写真の男、柳狼拳は、いかにも好戦的で油断ならない雰囲気を漂わせている。 若島津「六真会館、か……」 若島津は独りごちた。彼自身、空手にリスペクトはないとはいえ、その名を耳にしたことはある。国内最大のフルコンタクト空手団体。 そこで頭角を現した男が、なぜ破門され、裏の世界で闘技者として生きているのか。 どうせロクでもない理由だろうと思いつつ、そこが僅かにひっかかった。
[945]ケンガンシマヅ ◆Qec.og3Nvk :2025/06/01(日) 17:55:59 ID:??? 日向「フン、中途半端野郎ってわけだ。空手一本で鍛錬してきたお前の敵ではないな」 若島津(俺も空手よりもサッカーの練習時間の方が圧倒的に長いんだけど……言うと面倒そうだから黙っておこう) 日向「ん?そろそろ時間だな。他に質問はあるか?」 A ……こいつにお得意の下剤作戦を使う、ってのはどうでしょう? B 「武器使用は禁止」って言ってましたけど俺の身体って大丈夫なんですかね? C 前任の闘技者について聞いてみる D 拳願試合の歴史について深掘りしてみる E 試合に出ることへの見返りを聞いてみる F いえ、特にありません ※今回の選択肢含めて『1回』質問ができます。 ※先に【1】票入った選択肢が採用されます。sageでも構いません
[946]森崎名無しさん:2025/06/01(日) 18:40:13 ID:??? B
[947]ケンガンシマヅ ◆Qec.og3Nvk :2025/06/01(日) 21:01:28 ID:??? B 「武器使用は禁止」って言ってましたけど俺の身体って大丈夫なんですかね? 若島津「そうですね……『武器使用は禁止』って言ってましたけど俺の身体って大丈夫なんですかね?」 若島津の問いかけに、日向は一瞬、面白そうに目を細めた。秘書は淡々とした表情のまま、すでに答えを用意していたかのように口を開く。 秘書「その点については、ご心配なく。拳願仕合における『武器』の定義は、あくまで『人体から独立した外部の道具』を指します 若島津様の身体は、確かに一部が機械化されていますが、それは自身の肉体の一部として機能しており、 外付けの武器とは見なされません。過去にも義手義足の闘技者がいましたが、それらは全て認められています」 「あくまで我が社としての解釈ではありますが」と付け加えた秘書の説明に、若島津はわずかに安堵の息をついた。 自分の身体がルール違反とされては、この戦いの意味がない。 若島津(……空港の検査すらすり抜けたヒューガーの隠匿技術力をもってすれば自己申告でもしない限りバレることもあるまい) 日向「フン、納得したようだな。では俺はこれで失礼する。残りの説明は秘書に任せる。しっかりと準備に臨むようにな」 悠然と社長室を後にした日向。 彼の足音が遠ざかると、室内に残されたのは若島津と、相変わらず感情の読めない秘書の二人だけになった。 ※2回続けて試合に対して前向きな質問をしたことで日向からの評価がほんのり上がりました。
[948]ケンガンシマヅ ◆Qec.og3Nvk :2025/06/01(日) 21:05:05 ID:??? 日向が出ていったのを確認すると秘書は無駄のない動きでデスクに向き直ると、手帳を開きながら話し始めた。 その声は、感情を一切感じさせず、情報伝達に特化しているかのようだ。 秘書「さて、若島津様。日向社長からもお伝えしましたが、拳願仕合は5月の第1週目に開催されます 現在は4月の第1週目ですので、準備期間は残り1ヶ月です」 秘書は一度言葉を区切り、若島津の目を見ててから続ける。 秘書「今後、若島津様には1週間に一度、その週の行動方針を選択していただきます。選択肢は以下の通りです」 1週間に1回行動を選択できます。 A 鍛錬をする (さらに分岐します) B 街に出る (ランダムで何かが起こります) C 日向に連絡を入れる (さらに分岐します。一定確率で無視されます) D スパーリングを行う(ヒューガーが手配した相手と実戦方式の戦闘を行います。さらに分岐します) 秘書「今後の若島津様の行動次第でコマンドが増える可能性はありますが、今はこんなところです それぞれの選択肢の効果について実際に選んでみて体感してみて下さい……今のところのオススメはDですが ちなみにこれは私見ですが……柳程度の相手であれば今の若島津様でも楽勝……とは言わずとも負けることはまず無いと思います 深く考え過ぎず気楽に1ヶ月を過ごして下さい」 若島津「はあ…」 秘書「それで今週はどうされます?」 A 鍛錬をする (さらに分岐します) B 街に出る (ランダムで何かが起こります) C 日向に連絡を入れる (さらに分岐します。一定確率で無視されます) D スパーリングを行う(ヒューガーが手配した相手と実戦方式の戦闘を行います。さらに分岐します) ※先に【1】票入った選択肢が採用されます。sageでも構いません
[949]森崎名無しさん:2025/06/01(日) 21:29:00 ID:??? D
[950]ケンガンシマヅ ◆Qec.og3Nvk :2025/06/01(日) 21:35:40 ID:??? Dに決定したところで本日はここまでとさせて頂きます。お疲れ様でした。
[951]ケンガンシマヅ ◆Qec.og3Nvk :2025/06/04(水) 20:40:36 ID:??? D スパーリングを行う(ヒューガーが手配した相手と実戦方式の戦闘を行います。さらに分岐します) 若島津「それじゃあそのオススメのスパーリングというのを頼む」 秘書「承知致しました。それではトレーニングルームに向かいましょう」 秘書の言葉に従いヒューガー社内のトレーニングルームへと移動する。 日向の意向で最新のトレーニング器具各種や温水プールが備え付けられたその部屋に入ると、全身を防護服で包んだ男の姿が目に入った。 若島津「こいつがスパーリングの相手か?えらく重装備だな」 防護服の男「……」 秘書「ええ、なにぶん格闘技経験も何も無い社員でして、ここまで装備を固めないと若島津様のサンドバッグにもなりませんので」 若島津「は?さすがにそんな素人を殴るのは気が引けるぞ」 秘書「いえいえ何もお気になされることはなく……この者たいへん愛社精神に溢れる男でして、『日向社長のお役に立てるなら是非!』 と、自ら志願してこの大役を引き受けてくれたのです 決して重要機密を同業他社に横流ししようとした企業スパイなどではないのでご心配なく」 素知らぬ顔でそんなことを宣う秘書。 よく見ると防護面の奥の目元にはキラリと光るものが見え、体はガクガクと震えていた。 若島津は白けた視線を送りつつ、「まあヒューガーならこんなことは日常茶飯事か」ととりあえず気にしないことにした。
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0ch BBS 2007-01-24