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【道は】鈴仙奮闘記41【違えど】
[799]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/09(火) 00:25:07 ID:??? 逆ににとりの方は、何も考えずに胸を張り、皆に対して誇らしげに答える。 その表情を見るに、やはり彼女は技術者が向いているようだ。 鈴仙「財宝が集まるという天性の幸運と、それを見つける従者。 魔界への移動手段と、それを修理点検できる技術者。……確かに、駒は揃っていたのね」 説明を聞いていく中で、鈴仙も改めて納得した。 鈴仙達は奇跡的にも、諸問題を解決する為の大きなピースを、最初から持ち合わせていたという訳だ。 星「ああ……。ただ、修理やメンテナンスは、機械的な面だけではありません。 魔法的な術式が掛けられている部分もありますので……」 パチュリー「そこは私達が協力するわ。……良いわね、アリスさん」 アリスさん「……良いけれど。そこまで言うんだったら、教えて欲しいわね」 そんな折、補足的な協力を呼び掛ける傍らでアリスさんが当然の疑問を投げかけた。 アリスさん「幾ら財宝が集まるからと言って、貴女はただの寅の妖怪に過ぎない。 そんな貴女に所縁があって、かつ、異界である魔界にも移動できるような。 半ばオーパーツめいたマジックアイテムが、そう簡単にあるのかしら。 ……協力するよりも先に、教えてくれない? それが、どんな代物なのか」 その質問は完全に興味から発せられているものらしく、口調に棘は無い。 故に、星も勿体ぶる事も覆い隠す事もなく、正直かつ素直に教えてくれた。 星「そうですね……。皆さんには先に、私達のアテが何であるか、お教えしましょうか。それは……」 明日への希望を語るかのように、星は仲間達に向けて晴れやかな表情で言った。 星「――『聖輦船《せいれんせん》』。かつて私が、魔界へと聖を救いに行くために乗った、空飛ぶ船です。 私は、今一度この船を。……大空への翼を、復活させようと思っているのです」
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0ch BBS 2007-01-24