※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【希望は】鈴仙奮闘記42【魔界より】
[139]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/16(火) 00:46:57 ID:??? パチュリー「まずは私自身だけど……。まだまだ、世界を前にやれる事があると考えているわ。 ドリブルはあまり伸びしろが無いかもしれないけれど、パスについてはまだまだ発展途上と思ってるし。 それと……フィジカル不足――喘息を止める魔法・フォトシンセシスの影響なんだけど。 それの克服も必要ね。それが出来れば、FWとして、ポストプレイヤーにもなれると思ってるわ。 ……もっとも、豊富なFW陣を前に、私がわざわざFWになる理由は無いかもしれないけどね。 次はアリスさんね。同じ魔女として認めるわ、彼女は優秀なゲームメイカー……で、あったと。 一体何が起きたのか知れないけれど、どこかの天パ宜しくドリブルに特化しちゃって…… ただ、その技術が世界屈指レベルに限りなく近いってのは、本気を出した彼女らしいけどね。 アリスさんには二つの道があると思うわ。即ち、幻想郷時代の冷静なゲームメイカーと戻るか。 それとも、独特の感性を磨ききり、爆発的な突破力と得点力を誇るトリックスターに目覚めるか。 秋静葉。私とアリスさんの影で目立たないけれど。彼女もまた優秀なMFよ。 ドリブルもパスも上手いし、タックルの腕もチームでは有数クラスで、単体でも中々の物。 これに加えて妹の穣子や恋人?の反町との連携プレーで強化されるのだからね。 弱点は得点力が低く、トップ下は任せられないところだけど。お得意の連携を鍛えれば変わるかも。 『オータムスカイラブ』を攻撃でも活かせれば、彼女達の使い方はガラリと変わると思うわ。 因幡てゐは総合力ではこの中で劣るけれど……でも、彼女を要らないという奴は居ないでしょうね。 なんせこいつは、鈴仙の最強シュートの鍵を担っている最重要人物なんだから。 それを差し引いても、『エンシェントデューパー』の威力は反則的だし、『ロビングシュート』で点も取れる。 それに、ボールキープにタックルやパスカットも、ある程度はこなせる。概ね理想的なMFと言えるわ。 ただ……、基礎力の不足は立派な弱点よ。今のままでは、強敵に力負けする機会が増えるわね」 鈴仙「(こうして見ると、パチュリーさんとアリスさんがOMF寄りで、静葉さんとてゐがDMF寄りなのかな。 ただ、パチュリーさんやアリスさんはFWにもなれるし、てゐがWGになるのも悪くない。 前のリオカップでも、静葉さんはサイドバックとして、ボールキープに穣子との連携に活躍してたから、 FWのポジションは流動的になりそうね……)」 パチュリー「……次はDF。ここのポジションが一番数が多くて、五人居るのよね。 ただこっちは、CB向きが3人にSB向きが2人と、あまりポジションの流動性が無いのが特徴かしら。 ……じゃ、ページ捲るわね」
[140]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/16(火) 00:48:11 ID:??? DF 慧音 突破力:B 得点力:E ボールカット:S ゴール前:A スタミナ:A 備考:世界屈指に限りなく近いCBとして成長したが、ブロックの大技が無いという大きな欠点がある。 DFリーダーとしての指揮力も磨きたいと思っているようだが…? お燐 突破力:B 得点力:D ボールカット:B ゴール前:C スタミナ:C 備考:サイド際に居る場合は、全評価を1ランク上として考える。 サイド際ならWG、SH、SBどこでも出来る万能選手だが、中央に居ると全てが中途半端。 穣子 突破力:E 得点力:E ボールカット:B ゴール前:A スタミナ:A 備考:中々高水準のCB。静葉や反町との連携があればもっと強くなるが、攻撃力は皆無。 オータムスカイラブを発展させれば、CB以外の活用法が出て来るかも? つかさ 突破力:D 得点力:E ボールカット:D ゴール前:S スタミナ:S 備考:シュートをブロックで受け止める事のみに特化した選手。疲労を感じさせないド根性を持つ。 総合力は低いがブロック力はDF陣トップのため、彼女の存在感は大きい。 ナズーリン 突破力:B 得点力:E ボールカット:B ゴール前:C スタミナ:A 備考:メキシコでドリブルとタックルを大きく鍛えたが、パスカットやブロックもある程度出来るため、 DFに置いていても決して腐らない。運び屋やタックラーが欲しい時には重宝する。
[141]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/16(火) 00:55:29 ID:??? ……と、言ったところで超中途半端ですが、明日があるので今日はここまでにします(汗) キャプ森本編でも、こうした能力評価があるのってワクワクしませんでしたでしょうか?私はしました。 そんな訳で、すみませんがもう少しだけお付き合い頂ければ幸いです。 今後の予定ですが、 @パチュリーによる現時点での選手の紹介 ←今ココ ↓ A魔界着、ちょっとイベントと第四章のスケジュール紹介 ↓ B紅白戦(モブ選手等を交え、9vs9くらいでやる事を検討中。鈴仙の失明状態の仕様もここで明確化) ↓ C練習・自由行動選択開始 ……と、言った風に進行したいと思っています。 質問があれば、ネタバレにならない範囲でお答えしたいと思います。 本日もお疲れ様でした。
[142]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/16(火) 23:38:37 ID:??? 更新再開します。 今見てみると、能力評価ですがパチュリーとアリスさん(と静葉)の突破力がちょっと過大だったかもです。 パチュリー・アリスさんは突破力A。その二人に一歩劣る静葉は、突破力Bが妥当かと思いました。 パチュリーはパス技を覚える、アリスさんはファンタジスタに覚醒orドリブル技4/4発動orパスもっと強化 くらいが、突破力S相当だと思います。
[143]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/16(火) 23:39:57 ID:??? パチュリー「まあ、選手一人一人の細かい特徴は備考欄を見て貰うとして、なんだけど……。 さっきも言った通り、DFは各選手の特性がハッキリと分かれているから分かりやすい。 そして何より、慧音という明確なディフェンスリーダーが存在する事が大きいわね。 彼女はCBしか出来ないしさせるべきで無いけれど。タックル、パスカット、ブロック、クリア。 DFとして必要な能力が全て高水準で纏まっているわ」 鈴仙「随分と推しますね……」 パチュリー「まあ、私もイタリアで彼女の成長は見届けているしね。身内びいきがあるのかもしれないけど。 ただ、ブロックに大技を持たないという点だけは気がかりね。 少し時間を取って練習すれば、問題なく解決するとは思うけれど……」 パチュリーは一拍置いて、他の選手の特長を雑駁に話し出す。 パチュリー「逆に、慧音以外の4人は小粒揃いになるかしら。 お燐はちょっと特別な選手ね。サイド限定では頼もしいけれど、中央では並の選手になってしまう。 彼女だけは唯一、DF以外にもSHやWGとしての起用が可能よ。 必殺シュートも持っているから、少し鍛えれば、コーナーキックの奇襲とかも出来るようになるかも」 鈴仙「(なんかリオカップだけ見てると、サイドよりも中央の方が頼れそうな気がしたんだけどなぁ……)」 パチュリー「穣子は、慧音を一回り小さくしたようなスイーパーね。ただ、ブロックは現状では慧音を上回って、 チームNo.2の実力者でもある。ボールキープの弱さで不安は残るけれど、 静葉や反町を近くに置けば、弱点をフォローしつつ、強力な連携技で守備力を更に高める事が出来る。 単独でも起用に足り得るけれど、やはり彼女の持ち味は、連携による爆発力でしょうね」 鈴仙「ナズーリンはどうでしょうか。話を聞くに、メキシコでドリブルとタックルを磨いたようですが……」 パチュリー「ナズーリンね。私もあんたが入院してる時、データ測定の為にも一緒に練習したけれど。 一芸特化という印象はあまり無かったわね。ドリブルとタックルは元々苦手だったんでしょう、 充分上手いし世界でも上位だとは思うけれど、それぞれ屈指レベルの選手には敵わないでしょうね。 でも、彼女は元々パスカットやブロックで多彩な技を持っているから、他の分野も広くこなせるわ」
[144]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/16(火) 23:41:14 ID:??? パチュリー「そんな彼女とは逆とも言えるのが、因幡つかさね。彼女の総合力はチームで最下位。 一応ボールキープやタックルも出来ない事は無いけれど、世界ではほぼ使い物にならない。 だけど……彼女はことブロックとスタミナにおいて、他の選手の追随を許さない。 現時点でも決して侮れない選手だし。もしも他の分野も鍛えれば、 慧音に次ぐ、第二のディフェンスリーダーともなり得るわね」 鈴仙「慧音さんが守備の中心になるとして。CBには連携の穣子と、ブロック特化のつかさ。 SBには変幻自在のお燐に、広く仕事をこなせるナズーリンが居るって事ですね」 パチュリー「そういう事。選手の格としては慧音が抜きん出ていて、穣子とお燐が続く。 そして、つかさとナズーリンはその後を追うって感じだけど。 格の低い選手にもそれぞれの強みがある。決して、足手纏いにはならない筈だわ。 さて、最後にGKの二人だけど……これも、中々悩ましい二人ね」 パチュリーは次のページを捲る。最後はGKの二人、さとりとにとりの二人の評価が載っていた。
[145]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/16(火) 23:43:18 ID:??? GK さとり セーブ力:B 一対一:S 飛び出し:S 備考:シューターがPA内に居る場合は、セーブ力を2ランク上として考える。 PA内では天下無敵のGKだが、ミドルシュートに滅法弱い。試合に応じて、にとりと使い分ける必要がある。 にとり セーブ力:A 一対一:A 飛び出し:B 備考:機械の力で高水準なセービングを繰り出せるし、一対一もさとり程ではないが上手い。 燃費の悪さが最大の弱点のため、前半に使うだけ使いきって、後半はさとりに交代させるという手もある。 パチュリー「PA内での安定感だけを言えば、古明地さとりを選ばない理由は無い。 PA内で彼女の守るゴールを破れるのは、それこそ、同じく世界屈指の選手しか居ないのだからね。 ……だからこそ。リオカップ決勝でチェザーレ・ストラットがPA内で彼女からゴールを奪ったのは心底驚いたわ」 鈴仙「(逆にパルメイラスのサトルステギ君あたりは、大分攻めあぐねいていたものねぇ……)」 パチュリー「ただし……。彼女にはミドルシュートに弱いという大きな欠点がある。PA内ギリギリの場所。 バイタルエリアで放たれたシュートに対しては、彼女の実力は一流半と言ったところ。 まあ、それでも並のGK以上に強いんだけど。ああ、それと……。不安定な想起技を除けば、燃費が良いのは長所ね」 鈴仙「で。さとりさんとは逆にミドルシュートに強いのが、にとりになるって事でしょうか」 パチュリー「その通り。彼女は古明地さとりに無い大きな武器――いつでも発動できる、爆発的なセービング技を持っている。 しかも、元々の素養があったからか、一対一もさとり程で無いにせよ優秀だし、飛び出しも出来る。 ――セービング、一対一、飛び出し。その全てが大技だから、すぐにガス欠になるという明確な欠点があるけれど」 鈴仙「さとりさんはPA内に強いしスタミナはあるけれど、PA外からのミドルシュートに弱い。 にとりはPA外からのミドルシュートには強いし、PA内も決して弱くは無いけれど、スタミナが無い。 ……それぞれの長所と短所が、見事に食い違ってますね」 パチュリー「……このチームに、絶対的な正GKは存在しない。この二人のどちらをどう使うかは、悩み所になり続けると思うわ」
[146]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/16(火) 23:44:33 ID:??? ――そうして鈴仙とパチュリーが、今後の戦略について議論に花を咲かせている内に……。 アリスさん「はぁ、はぁ……。疲れたわ……。でも、無事に……魔界に着いたわよ……!!」 パチュリーの分も魔法的な調整作業を担ってくれていたアリスさんが、肩で息をしながら部屋に入って来る。 紫の魔女は「ご苦労様」と無感情にかつての友人を労いつつ。 パチュリー「……私、魔界って行った事無いのよね。本で見ただけで」 そう言い残して、一人そそくさと甲板へと向かっていった。……ひょっとしたら、地味に楽しみだったのかもしれない。 アリスさん「鈴仙も行きましょうよ。魔界の空気はエーテルに満ちている。人間にとっては害をなす瘴気だけど。 私達のような人外の物にとっては、とっても有益な物質だもの。一緒にエーテルの風を浴びましょうよ!」 アリスさんは、残された鈴仙の手を引いて、甲板まで介助してくれる。 鈴仙はその気遣いに甘んじて、船の外。甲板に繋がるドアを開いて――。 ゴオオオオッ……! 鈴仙「――暖かい。でも、涼しい……!」 盲目による暗闇を蒼く照らすような、心地よい風を感じた。 〜魔界・法界上空〜 青い雲に赤い空。赤い海。……夕暮れ時の海の中に潜り込んだような絶景が、甲板の外一面に広がっていた。
[147]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/16(火) 23:46:01 ID:??? 佳歩「う、うわぁ……! サンパウロに居た時は、昼過ぎだったのに……!」 星「――魔界の空気は赤いんです。これは、空気の中に、酸素の他に魔力素が多く含まれているから……と聞きました。 だから、今はお昼時でも、空だけは夕方みたいに赤く見えます。……ただ、暗くはありませんよ。 昼でも青白く発光する植物が、エソテリアの近辺には沢山生えていますから」 ナズーリン「この辺りは……エソテリアから少し、法界よりに来てしまったみたいだね。 おーい、にとり! もう少し面舵を一杯にしてくれ。それと、高度をもう少し低く。着陸準備だ!」 にとり「アイアイサー!」 にとりが指示に応じると、聖輦船は大きく転回し、青色の雲を突っ切って、地上へと向かう。 ぽかぽかする感覚はあるけれど、肌はひんやりとして気持ち良い。 鈴仙は目が見えない代わりに、触覚で魔界の空気を味わっていた。 反町「(あ、あれ……全然苦しくないぞ。人間にとって、魔界の空気は瘴気って聞いていたのに。 ……俺、何時の間にか人間やめてたのか……? しかし、それにしても……凄く、綺麗だ)」 雲の下に降りて、地上が迫るにつれて、魔界の都市の一部が明らかになる。 近代的な無国籍なビルは無く、西洋風の洒落た意匠が施された白い住居が軒並び。 しかし、自然は豊かであるようで、星が言っていた、月のように光る草木が道路や住居間に生え並び。 サンパウロの中心街のような無骨さや慌ただしさでは無く、ゆったりとした時間が流れる印象を受けた。 てゐ「すっげ〜。あたしゃ1万年近く生きて来たけど、こんなファンタジーな街見るのは初めてだよ」 つかさ「あ! サッカーコートが見えました。魔界の地でも、サッカーはあるんですね……」 やがて一同を載せた船は、街から少し外れた平原――白く光る草や虹色の花が咲き、異界染みた美しさがあった――に降り立ち。 星「聖の住居は、エソテリアの郊外。ここから少し離れた場所にある……と、ナズーリンが言ってました。行きましょう」 ナズーリン「(まあ、ご主人が方向音痴な事位は想定の範囲内だよ……)」
[148]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/16(火) 23:51:16 ID:WmNUHaJg 鈴仙一行は、星(の前で目的地をダウジングマシンで探知するナズーリン)の案内を受けて、 平原から白亜の地方都市へと歩き始めた。そして――。 ナズーリン「……ようやく着いた。ここが、ご主人の言っていた場所だよ」 彼女達が辿り着いた、聖白蓮の隠れ屋敷の全貌は――。 先着1名様で、 ★第四章の拠点です→!card★ と書き込んでください。マークで分岐します。 JOKER→超ハイテク、サッカーコート3面完備、リゾート設備万全。最高の物件だ! ダイヤ・ハート→洋風な魔界にそぐわない、豪奢な和風建築だった。 スペード・クラブ→他の魔界の建築物同様、白い壁をした美しい屋敷だった。 クラブA→犬小屋同然のほったて小屋だった。鈴仙「コリンチャンスの時と同じ。いや、それ以下じゃないのよぉ……」
前
次
写
名前
E-mail
0ch BBS 2007-01-24