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【希望は】鈴仙奮闘記42【魔界より】
[170]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/17(水) 22:37:29 ID:UQyWWvY2 【二日目】 −特別イベントフェイズ− そうして迎えた、魔界での初めての朝。鈴仙は、心地よい朝の空気を思い切り吸って、皆での朝食を楽しみ。 (食事は早寝早起きの穣子が作ってくれていた。朝から芋尽くしフルコースはちょっと重かった) てゐ「さーて。今日は紅白戦をするって話だったけど。コーチはどんな考えなのかね」 つかさ「やはり、私達新チームの弱点を探し。そして明日からの練習に繋げていく為でしょうが……どうなるのでしょうか」 お燐「それよりもあたいは、チームが15人なのにどうやって紅白分けるのか気になりますねぇ」 さとり「成程、『7vs7だと、さとり様が余っちゃうじゃないかぁ……かわいそう』……ですか。 良いでしょうお燐。その言葉、そっくりそのままあんたにお返ししてあげるんだから。 というかどうやったら、GKが2人で私が余るとナチュラルに思えるのかしら……?」 一同はゆっくりと、紅白戦が行われる会場となる、屋外の練習場 ――少し古いが、一応近くにサッカーコートがあった――へと向かうと。……そこには。 さとり「えっ……? ええ……? えええ……っ!?」 お燐「どーしたんですか、さとり様。あっちに何か…えっ!?」 にとり「ひゅいいいっ!? もしかしてあの人間!」 パチュリー「あれは……博麗神社の巫女服!」
[171]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/17(水) 22:40:45 ID:UQyWWvY2 その少女が着ている服装は取り分け奇妙だった。紅と白を基調とした巫女服は何故か脇が開いていて、 長い黒髪には大きな赤いリボンが結われている。下半身はフリルが可愛らしいミニスカート。 これだけならただの腋巫女服だったが、スパイクを履いている事と足元のボールが、彼女がサッカー選手である事を窺わせていた。 見る人が見れば分かるだろう。これは博麗霊夢が身に着ける由緒正しい巫女装束だという事が。 そして彼女の髪型や、セパレートしてヒラヒラしている袖もまた彼女が博麗霊夢である事を示していた。 佳歩「ええええっ!? れ、霊夢さん!」 てゐ「あんだってぇ!? 霊夢は今頃、幻想郷で紫とよろしくやってんじゃなかったの!?」 コーチ「フォフォフォ……」 ここに居る筈の無い少女のまさかの登場に、誰もが紅白戦を忘れ視線を集中させる。 そんな騒めきを聞きつけて、鈴仙もまた動揺を隠せない。 鈴仙「(なんで霊夢がここに……!? まさか、サッカー大会に先立って、私達を退治する為にやって来たとか……!? いや、でも。だったら何でサッカーボールが足元にあるんだ、って話だし……!?)」 A:「霊夢ゥ! 一体魔界で何をしているのよ!?」 B:「皆落ち着いて! これから紅白戦でしょ!」 C:「いや……あれは霊夢じゃない! 霊夢は今幻想郷に居る筈よ!」 D:「だらしゃっぁぁぁぁぁい!」怒りに任せてボールを奪いにいく。 E:その他 自由選択枠 先に2票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。 *各選択肢に深い意味はありませんので、気軽に投票したり、自由選択してみたりしてください。
[172]森崎名無しさん:2018/01/17(水) 22:43:02 ID:qQvaYr++ D
[173]森崎名無しさん:2018/01/17(水) 22:44:34 ID:u29Yxq6I E 「あああああっ!!」 と大声を上げて気がそれた内に腹パン! 偽者め何しに来た!
[174]森崎名無しさん:2018/01/17(水) 22:47:40 ID:p8TqRbzc E 私こそが本物の博麗霊夢だっ!! 食らえっ!必殺のジャンピングゴリラステーション!!
[175]森崎名無しさん:2018/01/17(水) 22:52:47 ID:qcIyLOCg C
[176]森崎名無しさん:2018/01/17(水) 23:03:44 ID:jyc692UU C
[177]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/17(水) 23:13:39 ID:UQyWWvY2 C:「いや……あれは霊夢じゃない! 霊夢は今幻想郷に居る筈よ!」 パチュリー「……確かに。ここに居てはいけない理由は山ほどありそうね」 つかさ「それに、何か変ですわ。霊夢さんがあんなスカウターを身に着けてる事なんてありませんでしたが」 ナズーリン「そう言えば、遠くて分からなかったが何か背丈がヤケに短いような……」 鈴仙が”霊夢がここに居る筈がない、つまりあの少女は霊夢ではない”と声高に主張すると、 他の仲間達もそれぞれの違和感を声に出し、ざわざわと騒ぎ出した。 そしてそれが耳に入ったのか、件の少女はボールを拾い上げて鈴仙達に近づいていく。 その少女の正体は……。 先着1名様で、 ★出典:http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1271135559/60-62→!card★ と書き込んでください。マークで分岐します。 JOKER→霊夢「え? なんで私がここに居たらいけないの?」本物だー!? クラブA→井出(霊夢コス)「流石鈴仙さんなんだな。冷静に正体を見破られてしまったんだなァ」変態だー?! それ以外→霞「……流石は鈴仙さま。お見事です!」永遠亭ルナティックスのデータ兎・因幡霞だ!
[178]森崎名無しさん:2018/01/17(水) 23:14:33 ID:??? ★出典:http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1271135559/60-62→ スペード3 ★
[179]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/18(木) 00:26:15 ID:KrV4zwO2 ★出典(URL略)→ スペード3 ★ それ以外→霞「……流石は鈴仙さま。お見事です!」永遠亭ルナティックスのデータ兎・因幡霞だ! 鈴仙「霞。……あんた、こんなところで何やってるのよ!?」 その利発そうな声を聴いて確信した鈴仙は、思わずすっとんきょうな声を上げた。 にとり「なんだぁ? このちんちくりん。よく見るとウサ耳ついてるし、ルナティックスの妖怪ウサギか?」 静葉「私は少しだけ覚えているわ。確か、妖怪の山FCとして、永遠亭と練習試合をした時に居たような……」 さとり「地霊殿の試合にも居たわね、そう言えば……」 鈴仙を始めとする、旧永遠亭ルナティックスメンバーは驚いて全員が口をあんぐりと開き。 彼女の事を深く知らないメンバーは逆に訝しんだ。一体、この少女は何者なのか? そんな彼らの思いに応えるように、てゐが口を開いた。 てゐ「えーっと。彼女の名前は因幡霞。ちょっと前までは単に、名も無きウサギBちゃんだったけどね。 新聞やら情報集めが好きで、ザ・データマンって感じな子だったよ。 サッカーも上手かったよ。特に、パスが上手かったね。 ボールキープもそこそこだったし、全体的に総合力が、他の名無しちゃん達よりも高かったかな。 今回の新チーム・リトルウイングズには……残念ながら、落選したんだけどさ」 霞「すみません。ちょっとヘンな真似しちゃって。スパイする為の変装術を磨いていたんですけど」 反町「(いきなりスパイとか言う不穏な単語が出たのは置いておくとして。 なぜ、この場面であんな変装をしたんだろうか。必然性が分からない……)」 アリスさん「でも不思議ね。一体どうやって遥々幻想郷から魔界まで。 それも、この広い魔界の私達の練習場所まで、どうやって割り出して、どうやって来たのかしら?」 霞「それはですね……」
[180]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2018/01/18(木) 00:27:45 ID:KrV4zwO2 それでも絶えない疑問の声に、霞は自ら応じた。腋巫女服から、普段のピンクがかったワンピースに早着替えした霞は、 ポケットから一枚の新聞の切り抜きを差し出した。そこには、傷つき倒れる鈴仙の写真と、 『リオカップ注目のストライカー、鈴仙・優曇華院・イナバ、両目失明により選手引退へ』という見出しが書かれていた。 霞「私は、KちゃんとかFちゃんとか。他の永遠亭のウサギ達と一緒にお留守番していたんですけれど。 ――ほら。幻想郷の結界が大会の後に壊れてしまったじゃないですか。 その時から、外の世界の情報が頻繁に入ってくるようになったから、色々と調べてたんですよ。 鈴仙さまや、他の皆は無事か。どこで何をしているのか……って。そしたら、こんな記事が出回ったものですから……」 霞はこれまでの経緯を簡単に語りだす。鈴仙がブラジルで負傷し倒れた記事を読むや否や、 これまで株や先物取引で稼いだ資金を元手に単身ブラジルに渡ったこと。 お見舞いに行こうと思ったが、時既に遅く(鈴仙の回復が新聞記事の見込みより早かった)、 鈴仙は入れ違いに退院し、サントス港へ向かっていたこと。その時機転を利かして目的地を推理して、 聖輦船の動力室にこっそりと潜りこみ。コーチに匿って貰いながらここまでやって来たこと。 やがて、彼女は懇願する。 霞「ごめんなさい。勝手について来ちゃって。だけど……、ついて来る内に思ったんです。 やっぱり私も、鈴仙さまや佳歩ちゃん達。そして、皆さんのお役に立ちたいって。 だから――私を、リトルウイングズに入れてください! お願いします!!」 パチュリー「……役に立てる、と言うと選手としてかしら。悪いけれど、そうは見えないのだけれど……」 パチュリーがやんわりと彼女の想いを却下しようとするが――ルナティックス時代から、 情報を得るには手段を択ばない行動力の高さがウリだった彼女は退かない。 霞「それは――認識してます。実際、皆さんが修行している間、私は永遠亭を切り盛りするのに必死でしたから。 サッカー選手としては活躍出来ないと思いますし、する気もありません。 私が加入したいのは選手じゃなくて――”スタッフ”です!」 穣子「す、すたっふ〜? 何それ?? フランス語??」 反町「チームの職員、って意味ですよ(穣子さんのボケが、天然である事を祈りたい……)」
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0ch BBS 2007-01-24