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【SSです】幻想でない軽業師
[155]森崎名無しさん:2018/02/02(金) 18:56:13 ID:??? 某スレでの自爆を見た後にこっちのにとりを見ると知的レベルの差に吹いてしまうw
[156]幻想でない軽業師 ◆0RbUzIT0To :2018/02/02(金) 21:37:16 ID:??? >>152 乙ありです 妹紅に関しては、きっと余程の事でも無い限りはオータムスカイズから離れないでしょう JOKER効果で色々とはっちゃけたキャラになってしまいましたが、 本質としては不器用な寂しがりやの人情家ですね >>153 乙ありです FWの選択肢はリグルとリリーB、GKはリリーBかリリーWになりますからね…… どちらも反町、大妖精と比較をするとガクッと実力が下がりますね >>154 現状守矢の弱点であったDF陣と諏訪子の相方(ストライカータイプのFW)がガッチリと強化されてしまいましたからね チルノ・レティというブロックに強いDF、大妖精というサブGKが加入する事で早苗さんの弱点であるスタミナ不足も解消されそうですし >>155 こちらのにとりは心綺楼要素が無いという点もあるかもですね 風時点のにとりと、以降のにとりとでは二次創作でも割と扱いが変わりますので 本日は更新をお休みします。それでは。
[157]幻想でない軽業師 ◆0RbUzIT0To :2018/02/04(日) 00:10:10 ID:??? ちょっと横になるつもりが気づいたらガチ寝でした……申し訳ありませんが本日も更新はお休みさせていただきます。
[158]森崎名無しさん:2018/02/04(日) 13:21:36 ID:??? 乙です。無理なさらず、続き楽しみにしています。
[159]幻想でない軽業師 ◆0RbUzIT0To :2018/02/04(日) 23:58:02 ID:??? >>158 乙ありです。 書けるは書けたのですが、キリのいいとこまで行けなかったので本日もお休みします。 明日には投下出来ると思います。
[160]幻想でない軽業師 ◆0RbUzIT0To :2018/02/05(月) 22:08:10 ID:??? 大妖精たちの離脱を聞き、内心気落ちをしていた静葉であったが、 ここで妹紅とにとり、妖精1が残留をしてくれた事でホッと一息、胸を撫で下ろす。 何せ、彼女たちの動向については、静葉でも全く読めなかったのだ。 静葉「(妹紅もにとりも、一樹くんとは親しい……それと同時にこのオータムスカイズに残る可能性も勿論あったのだけど、 どちらに転んでも決しておかしくはなかったわ……)」 妖精1に関してはにとりを慕ってどちらにつくか決めるだろうと推測出来た為、 問題は2人が残ってくれるか否かであったのだが、運よく残る事を決めてくれた。 理由については静葉の知る所ではないが、大妖精たちが抜けた今、 ブロッカーであるにとり、万能性のある妹紅、マンマークに長ける妖精1の残留は何よりも嬉しい。 静葉「(一歩間違えばDFが穣子だけ……という事態にもなりかねなかった。 さて、これで残るは……)」 橙「(うぅぅ……ど、どうしようかにゃ……)」 メディスン「…………」 ヒューイ「…………」 静葉「(橙ちゃんにメディスン、それにヒューイ……ヒューイに関しては、サンタナと妖精1が残るとするなら、 まず間違いなく残ってくれる。 問題は……後の2人)」 攻撃能力だけならば、オータムスカイズでもトップクラスに位置付ける橙。 そして、基礎的な能力こそ低いもののエース殺しの極意を持ちボランチとして期待が持てるメディスン。 既にほぼ残留が確定しているボール狩りの名手ヒューイに加え、 2人が残留を表明してくれれば、まだ、戦える。 静葉「(そう、まだ戦える。 これ以上選手が流失しては……うちは中堅すら名乗れないレベルになってしまいかねない。 だからこそ……)メディスンは、どうかしら?」 メディスン「………………」
[161]幻想でない軽業師 ◆0RbUzIT0To :2018/02/05(月) 22:09:18 ID:??? 静葉の言葉を受けて、しかし、メディスンは黙ったままであった。 元々、彼女自身は反町に不可思議なシンパシーを受けて途中加入をした選手。 元来人間嫌いである彼女にとっては、人間である反町に誘われてというのは非常に珍しい出来事であった。 とはいえ、そのシンパシーを感じたというのも当時の話である。 メディスン「(今はもう……どうでもいい……)」 あれはただの気まぐれか勘違いか、いずれにせよ、あれ以後、反町とメディスンの間に何かがあったという訳でもなく。 ただ惰性でメディスンはこのオータムスカイズに所属をしていた。 それでも――まだ、幽香が加入をしてからはこのチームに所属をする意義も見いだせた。 ひょんな事から知り合い、友人関係となったメディスンと幽香。 人見知りなきらいもあるメディスンにしては珍しく。 だからこそ、というべきかもしれないが……唯一とも言える幽香には非常に懐き、共にサッカーが出来る喜びを感じていた。 ただ、その幽香もいなくなった。 メディスン「(だから、もうこのチームからいなくなっても別に問題無いんだけどね……。 ……あの人間についていくっていうのもまっぴらごめんだけど)」 メディスンが揺れていたのは、反町について守矢に行くかこのチームに残るか、という問題の話ではない。 そもそもこのチームに残る必要があるのか、というものだった。 サッカーを止めても構わない……そういう決断も選択肢の1つに上がる。
[162]幻想でない軽業師 ◆0RbUzIT0To :2018/02/05(月) 22:10:45 ID:??? リグル「メディスンも一緒に残ろうよ! 幽香もふらっと戻ってくるかもしれないし!」 メディスン「…………(戻ってくるとは思えないけど)」 幽香には割と、気まぐれな所もあるという事はメディスンも知っていた。 勝手気ままに幻想郷中を巡り、四季折々の花を愛でる幽香。 昨日までいた場所に今日はいない、という事もままある。ただ……。 メディスン「(四季が廻れば、また戻ってくる事も、あるけど……)」 静葉「……悩むくらいなら、一旦、保留でも構わないわ。 何かがあれば、出て行ってくれても問題は無いのだから」 メディスン「…………ん」 結果、迷いに迷ったメディスンは、結論を先延ばし――現状維持を選んだ。 どれを選んでも構わないからこそ、どれも選べない者もいたという事である。 橙「(にゃー……メディスンも、残るんだぁ。 うぅ、私はどうしたら……)」 一方で、橙は目に見えて狼狽した様子を見せながら、ペタンと耳を畳み視線を下に向けていた。 この話し合いが行われる前――入室をしてきた橙が言っていたように、 この日、彼女は主人である藍の元を訪れていた。 ……正確に言えば、藍"達"の元に、である。
[163]幻想でない軽業師 ◆0RbUzIT0To :2018/02/05(月) 22:12:17 ID:??? 〜回想〜 橙「お久しぶりですにゃ、藍様!! それに紫様!!」 藍「ああ、おかえり橙。 とはいっても、Jrユース大会では久しぶりにずっと一緒に過ごせたのだけどね」 オータムスカイズに所属をする選手たちの中で、橙は珍しく1つの他勢力に所属をしていた選手であった。 彼女がオータムスカイズに参加をした切っ掛けは、紫が反町をほぼ強引に連れてきた事を知った藍が、 なんとか手を貸してやりたいと感じ、新チームに興味を持った橙を加入させた事。 好奇心旺盛で無邪気ながらも、サイドアタッカーとしての実力は相応に高い橙は、 今ではオータムスカイズには無くてはならない攻撃手段の1つとなっている(なお成功率はあまり高くない)。 そんな彼女は日ごろから定期的にマヨヒガへと帰り定期的に報告などをしていたが、この日は特別に呼び出されての帰宅であった。 橙「はい! 私も久しぶりに藍様と同じチームになれてうれしかったです!」 藍「うんうん、パルパルズとオータムスカイズ……2つのチームに分かれて橙と戦うのも悪くは無かったけど、 2人一緒だとコンビプレイも出来るからね」 対する主人である藍もまた、その身を所属するマヨヒガ連合から移し、 オータムスカイズと同じく弱小から成り上がっていったチーム――ネオ妬ましパルパルズへと移籍をしていた。 外来人であるシェスターにJrユース大会では魔界として参加をしたアリス。 そして、キャプテンであるパルスィに、藍。 4人で形成される中盤は幻想郷でもトップクラスの支配率を誇り、 FWの決定力不足や守備陣のボールカット能力のお粗末さを補って余りある程のもであった。 主人と式という間柄ながら、幾度となく戦いを繰り広げてきたのは、 偏に彼女たちが互いのチームに対して愛着を持っていたからであろう。
[164]幻想でない軽業師 ◆0RbUzIT0To :2018/02/05(月) 22:13:26 ID:??? 橙「ところで今日は何用ですかにゃ? 私にお話があるって聞きましたけど」 藍「うん……それについては、紫様から話してもらおう。 紫様……」 紫「はいはい」 藍の豊満なボディにいつまでも顔を埋めていた橙であったが、 そういえば果たして自分への用件とはなんだったのだろうか……と疑問を口にする。 すると一旦藍は非常に名残惜しそうにしながらも橙を離し、紫へと視線を向けた。 紫は相変わらず仲のいい2人に苦笑をしながらも、一歩、歩み出ると橙の頭に手をやりながら言う。 紫「橙……全日本で知らない選手たちと一緒に戦ったのは、楽しかった?」 橙「はい! 最初は凄く緊張しましたけど……でも、藍様もいましたし、それにみんないい人!……ばかりじゃなかったですけど、 でも仲良くなれた人もいました!」 紫「そう、それはよかったわ」 国際Jrユース大会が開かれる折、各国へと派遣された選手たち。 橙はその一員として、藍達と共に全日本へと渡った。 新天地で、見知らぬ者ばかりのチームの中に溶け込めるかと当初は不安だった橙だが、 そこは元々人懐っこく、好奇心旺盛な橙である。 性格も子供っぽい所もありながら天真爛漫となれば、個性派揃いである全日本の中でも孤立するという事は無く、 練習を見た立花兄弟を中心にそれなりには交友を深めた仲の選手も出来ていた。 橙「でもどうしてそんな事を聞くんですか……?」 紫「まだ詳しくは言えないのだけど……うぅん、そうね……。 橙、あなた、今よりもっと強くなりたいかしら?」 橙「はい! 勿論ですっ!!」
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0ch BBS 2007-01-24