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【花の都の】キャプテン岬2【色物達】
[135]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/10/07(日) 17:47:52 ID:UekxpMk+ 用事が出来ましたので、席を離れます。続きは7時位に なると思います。
[136]森崎名無しさん:2018/10/07(日) 18:45:31 ID:??? ★絵理の緊張緩和具合(現在100) 4 + 0 + 4 ★
[137]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/10/07(日) 20:20:13 ID:eMYNqhWQ A 岬「出せなかったんじゃない。出さないように僕が計らったんだ。 勝負事は相手の事を考えないと、サッカーのようにね」 諭すついでに、自分語りも交えてみる ★絵理の緊張緩和具合(現在100) 4 + 0 + 4 ★=8 よって絵理の緊張度は、100∸8=92→緊張に耐えかね、絵理が逃走してしまった! ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 真美「うあ→!せっかくラウダ走法とかロイテマン走法とか、かっちょいいキメ技覚えてきたのに、あれさえ決まってれば」 岬「真美ちゃん」 語に力を込めて、目の前の相手の動きを制止する。急に縛られたように真美の動きが止まり、いかにも不満げにつぶやきを吐く。 真美「なにさ、ちょっと1回勝ったからってさ。真美が真の力をだせばきっと」 岬「そう思っている限りは、僕に勝つ事は出来ないよ」 迷いなく言い切る。ここまで言われるとは思わなかったのだろう。うっと言葉がのどに詰まっている。 岬「僕だけじゃない。今のままじゃ互角だった亜美ちゃんにも」 真美「な、なんでさ!なんで今日始めたばかりの岬兄ちゃんがそこまで言えるのさ、真美の何がいけないって言うの!?」 岬「いけない、というよりは勘違いといった方が良いかな。 真美ちゃん、技が出せなかったって言ってたけど、あれは出せなかったんじゃない。 真美ちゃんが技を出さないように、僕が計らったんだ」
[138]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/10/07(日) 20:21:47 ID:eMYNqhWQ 真美「ほえっ!?」 素っ頓狂な声を上げる。自由意思で操作していたと思っていたら 実は誘導されていたと言われ、戸惑いを隠せないようだ。 畳みかけるように真美制御論を続ける。 岬「確かに僕は今日初めてポールポジションをプレイした。真美ちゃんは随分前から何回も走っている。 腕前の差は明らかだ。だからその技を発揮されないように、進路をふさいでみたり勢いよく近づいて牽制させ、 動きを止めてみせたんだ(一部はただの操作ミスだけどね)」 真美「ほえーっ……」 毒気が抜けたというか、思いもよらなかった手段を聞かされて、だいぶ勢いが中和されたようだ。 しばらくして、落ち着いた真美が僕に尋ねる。 真美「なかなか思いもよらぬ手を使いましたなー岬兄ちゃん。どうやってそんな事を思いついたの」 岬「サッカーからのちょっとした応用だよ」 真美「サッカー?」 岬「そう。サッカーも1人だけでするものじゃない。それも味方だけじゃなくて敵の思惑も頭に入れないと。 かなわないなら反則も構わずというところもあるし、 僕達をフィールド奥へ攻め込ませ合法的にボールを手に入れる相手もいる。 相手の特徴をとらえてないと、サッカーも勝てないんだ」 真美「サッカーすげえ」 目を丸くして素直に驚いている。うん、説得は成功した。これで大丈夫。 真美「サッカーってただの球蹴りかと思ってたけど、めちゃくちゃ頭使うんだね」 岬「そう。こういう工夫は応用次第で別のところにも使える。 真美ちゃんが今まで手に入れてきたゲームの技術や心得も、きっと他の事でも役に立つよ」
[139]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/10/07(日) 20:27:33 ID:eMYNqhWQ 真美「そうかー、ふむふむ……」 考え込むそぶりを見せながら、くるりと回ってしまう。そうだそうだと独り合点した後、 またくるりとこちらを振り向き、今度は右腕を僕との間に斜めへ突き出した。 真美「決めた、兄ちゃんは今日から真美の友達だよ!」 岬「え?」 真美「今まではあずみ姉ちゃんの友達だったから付き合ってたけど、あの、なんていうか、 そんなんなくても兄ちゃんは良い人だとはっきり分かったから、これからは直に真美と友達。いいでしょ」 岬「うん、ありがとう。友達になれて嬉しい」 真美「おっしゃ!それじゃ、友達の証に兄ちゃんも腕を真美のと交差させて!友情の×サインだよ!」 岬「うん」 言われた通り、右腕を真美の腕に重ねる。しっかりくっついたのを確認して、真美が歌いだした。 真美「腕切りげんまんウソついたらアタリパックマン(※)千本の〜ます、腕切った!」 勢いよく腕に力をこめ、腕切りの後にこれまた勢いよく腕を離す。 真美「これで友達になったよ!」 得意げにグッと親指を立てている。その表情は年下との交流窓口を得たという収穫の喜び以外の、 どこかしらホッとする感覚を感じさせてくれた。 *真美の岬に対する感情が以下のようになりました。 真美→(友達)→岬
[140]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/10/07(日) 20:30:32 ID:eMYNqhWQ 取りあえず途中までですが投稿しました。筆の乗り具合ではもう少し 書き進められるかもしれませんし、ここで終わりかもしれません。
[141]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/10/07(日) 21:10:41 ID:eMYNqhWQ 亜美「ほほー真美とは和解し、しかも麗しき友情まで築かれた、善きかな善きかな。さ、 我ら双海シスターズとの戦いは終わって、いよいよえりちん」 亜美の声が聞こえる。これから真打、水谷絵理との勝負が始まるのだろう。 そう思って振り向いてみようとする途中で、亜美の声が止まった。 亜美「……やべえ」 絵理「……ひぃ……ひっ……ひぅ……」 亜美の顔が固まる。その視線の先には次第に青みを増していく絵理の姿があった、 口から息を出しているらしく、唇が動くたびに体が小刻みに動いている。 絵理「ひぅううううううっ!」 亜美「うわっ!」 悲鳴を上げて立ち上がると、飛ぶような速さで部屋の外へ出て行ってしまった。あまりに急だったため、亜美が椅子から転げ落ちる。 引き留めようと僕も立ち上がると、後ろで真美が裾をつかんで引き留める。 真美「兄ちゃんが行っちゃダメ。今親しい人以外につかまれたら、えりちん気絶しちゃうよ」 岬「でも危ないんじゃあ」 真美「大丈夫。初めての事じゃないから。亜美、えりちんと仲良くなって長い事たつからそろそろって思ったけど、ダメだったね」
[142]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/10/07(日) 21:11:55 ID:eMYNqhWQ 亜美「そうだねー、おしゃべりできない事は想像してたけど、まさかゲームする前に逃げ出すなんて。えりちんがだよ? 家でプレイしたいからって、ギャラクシアンのコードを手打ちして作っちゃう、あのえりちんがだよ?」 岬「(うーんどうしよう、彼女について聞いてみようかな?いや、これはデリケートな事だ。 あんまり触れたくない事かもしれないし、下手したらせっかく築いたこの姉妹との仲も悪くなりかねない。どうする)」 A 岬「(今のところはきかないでおこう)」 B 岬「(きいてみよう、今しかきけるチャンスなんてないんじゃないか?)」 C 岬「アタリフォース、やってみようか (話を聞き出すにしても、まずは緊張をほぐした方がより良くはなしてくれるだろう)」 D その他、自由回答(要2票) 先に1票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
[143]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/10/07(日) 21:22:30 ID:eMYNqhWQ と、いうところで今日は終わりにいたします。 139の※=パックマン自体の人気や、ATARI2600との抱き合わせ販売で700万本も売れたが、 2600の普及台数以上に作り過ぎ、また移植の質が悪くて返品も多く、 最後にはたたき売りのような形で投げ売りされていた。
[144]森崎名無しさん:2018/10/07(日) 21:27:43 ID:utm6lLQc A
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0ch BBS 2007-01-24