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【花の都の】キャプテン岬2【色物達】
[309]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/12/09(日) 19:24:01 ID:Z5nxzpaQ >>307 小鳥「タファ×ナポかナポ×タファ……どちらにしろ森崎板に一石を投じられるピヨ!」 来生 「当て身」 >>308 ナポレオンは取られた分は自分の力で取り返すという発想だと思われます。 ピエールだったらそう考えるかもしれませんが…… JOKER→ナポレオン「タファエルなんかがいい」シャルポワ「ええ……」 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ナポレオン「タファエルなんかがいい。以前国際試合でパリに来た時に見たブラジルのGKだが、 あれを見た後じゃ、そこいらの蓮っ葉なんか目に入らないぜ」 シャルポワ「ええ……」 シャルポワは困惑した。今も昔も女子サッカーが活発でない以上、今語ったタファエルなる人物は 男性である可能性が非常に高い。そうだとしたら、私は人生初めての倒錯的性愛者を目にとらえてしまった事になります。 シャルポワ「ええと、その方は、女性なのですよね?(どんな女性かと訊いたんだから、女性なんだ。そのはずなんだ)」 空しい望みにかけ、目の前の疑惑男子に話しかけました。その答えは…… 先着で ★タファエルの性別 !card★ と書き込んで下さい。マークで分岐します。!とcardの間のスペースは埋めてください。 JOKER・ハートK→ナポレオン「女に決まってるだろうが」シャルポワ「(神よ、感謝いたします!)」 それ以外→ナポレオン「男に決まってるだろ」シャルポワ「Berk,Jesus(おお、ジーザス)」 *数値が高いほどナポレオン優位になります。
[310]森崎名無しさん:2018/12/09(日) 19:28:15 ID:??? ★タファエルの性別 ハートJ ★
[311]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/12/09(日) 19:52:36 ID:Z5nxzpaQ ★タファエルの性別 ハートJ ★ナポレオン「男に決まってるだろ」シャルポワ「Berk,Jesus(おお、ジーザス)」 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ナポレオン「男に決まってるだろ」 返ってきたのは、絶望でした。未来のサッカーフランス代表のナンバーワンストライカーがこんな変態野郎だったとは。 ナポレオン「観戦し終わった後で、タファエルから誘われてな。出会うまでは野郎との愛なんて考えた事もなかったが、 彼を見た瞬間、何と言うか、ときめくものを感じたんだよ。それで一緒にホテルに行ったんだが、 あの頑強で精悍な体つきとは違ってベッドの上では攻めに弱くて……」 目にするも穢れ、耳にするも恥。 プーシキンの『大尉の娘』の一節がひたすら頭にリフレインしています。 あまりの惨状に肉体が耐え切れず、全身の内容物を思うままに吐き出してしまいたい欲求にかられます。 シャルポワ「(ユウ……助けて、私に力を貸して、ユウ!)」 私に想い人がいなければ、彼を思い描いて聖なる存在というものを強く心に抱いていなければ、 私も醜態をさらしてしまうところでした。 ※登場人物の関係が判明いたしました(震え声) ナポレオン→(アッー!)←タファエル シャルポワ→(汚物)→ナポレオン
[312]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/12/09(日) 19:54:39 ID:Z5nxzpaQ ビュッ! ビシャーン! シャルポワ「ここでまたもギドスパリオ突撃!避けきれずまたも散ってしまった!」 何とか苦悩を投げ捨てた後、実況を再開します。例によって高速弾に被弾した模様。 シャルポワ「気を取り直して再び向かいますが」 ビュッ!ビュッ!ビュッ! ビシャーン! ナポレオン「次々来すぎだ、こいつら!」 シャルポワ「間髪置かずに何発も襲い掛かる砲弾に対処しきれない」 ビシャーン!ビシャーン! ビシャーン!ビシャーン!ビシャーン! シャルポワ「しばし南米の花火大会を見物すること十数分、ようやく弾丸の雨を抜けたかと思うと」 ポン!ポン! ポッ!ポッ!ポッ! ビシャーン! シャルポワ「ザカートの発射した弾につかまり、チリくずと化しました」
[313]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/12/09(日) 20:00:01 ID:Z5nxzpaQ ビシャーン!ビシャーン! ビシャーン!ビシャーン! ビシャーン!ビシャーン! シャルポワ「その後も何度も挑戦するも、ギドスパリオとザカートに翻弄され、 撃ち落とされるばかり。手詰まりとなってしまったところで」 ???「こんにちは」 シャルポワ「颯爽と謎の人物が現れた!この場を救う救世主となるか?」 先着で ★謎の助っ人 !card★ と書き込んで下さい。マークで分岐します。!とcardの間のスペースは埋めてください。 ハート→優「こんにちは、シャルポワさん」 クラブ→タファエル「コンニチハ、ラブリールイ!」 それ以外→ イスラス だった。
[314]森崎名無しさん:2018/12/09(日) 21:28:24 ID:??? ★謎の助っ人 クラブ8 ★
[315]森崎名無しさん:2018/12/09(日) 21:32:32 ID:??? シャルポワ「ブ…ブルガリアヨーグルト…」 もうやめてっ!シャルポワのライフゲージはゼロよっ!
[316]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/12/09(日) 23:09:38 ID:Z5nxzpaQ ★謎の助っ人 クラブ8 ★→タファエル「コンニチハ、ラブリールイ!」 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― その人物はまず変態の方に向かい、親し気に呼びかけた後熱い抱擁を交わしました。猛烈に嫌な予感がします。 タファエル「HAHAHA元気だったかねルイ、寂しくなかったかい?」 ナポレオン「寂しかった、という事にしておくぜ。そう思っておけば燃えるだろ」 タファエル「なるほど、いい得て妙だ。では思う事にして早く済ませよう、濃密な語らいの時間が無くなってしまいそうだ」 ナポレオン「そうしたいんだが、今これに手間取ってな。これをクリアしないと外へ出られねえんだ」 新しく現れた人間は、今最も会いたくない汚猥でした。 身なりは私と同じGK、体つきや身のこなしからして幾度も激戦を乗り越えてきた歴戦の防壁、 本来なら尊敬すべき相手なのでしょうが、身にまとう空気が穢れきっています。 タファエル「おお、これは失礼しましたマドモアゼル。私はブラジルのCAブラガンチーノの正GK、 ダニエル・ルイス・タファエルと申します。美味しいソーセージの街から来ました」 シャルポワ「ソーセ……!?ウグウッ!」 ダメです。このままでは人間として終わってしまいます。 男性器の隠語を恥ずかしげもなく口にする破廉恥が私の身体に衝撃を与えました。 吐き気が喉からあふれんばかりにこみ上げるばかりでなく、腹部からドラムを叩いたような衝撃が響きます。 もはや立つ事さえ出来なくなり、かろうじて口と腹を抑え込みながら倒れた後、 嘔吐感に全身を支配され何も考えられなくなりました。
[317]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/12/09(日) 23:11:18 ID:Z5nxzpaQ ナポレオン「そんな女ほっとけよ、ずっと年下のガキに欲情してる変態なんかほっといて、こっちを助けてほしいんだが」 タファエル「ふむ、たしかにそうですね。今行きます」 突然倒れてしまった娘の事も気になりますが、まずは愛する人の苦を取り除くのが先決です。 上着を彼女にかけた後、彼が向かっている筐体に近づきます。 タファエル「おお、ゼビウスですか。良いゲームですねえ。 私のクラブのオーナーがゲームマニアで、ブラガンチーノでも良くプレイできたものですよ」 ナポレオン「思い出にふけってないでどうにかしてくれ、3ステージから先に進めないんだ」 タファエル「3ステージ……はあはあ、なるほど。簡単な事ですよ。 この高速弾ギドスパリオは自分がいる所に向かって発射されるようになってますから、 空中弾のザッパーを発射し続けながら左右に逃げ続ければいいんです」 ナポレオン「途中で出てくる黒玉はどうする」 タファエル「ザカートはここではそれ程出てきませんし弾も遅いですから、ギドスパリオを避ける事を優先してください。 対処するのは出なくなってからでも大丈夫です」 ナポレオン「そうか、それ聞いてると出来そうな気がしてきた。やるとするか」 タファエル「その意気ですよ、ルイ」 そうしてやる気を取り戻したルイは、荒れ狂うギドスパリオの嵐とザカートの攻撃をかわして 第3ステージを抜ける事に成功しました。その後も回転戦闘機ジアラや 再び来たギドスパリオにやられながらも押し進み、ついにアレのところまでやってきました。 ナポレオン「やって来たぞ!あの巨大UFOが奴か!?」 タファエル「そうです!あれこそがガンプ軍の目玉、巨大戦艦アンドアジェネシスです! あいつは中央のコアを地上弾のブラスターで打ち抜けば止まります」 ナポレオン「そうか、やってや……うおっ!すげえ撃ってきた!」 ギュピーン!
[318]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/12/09(日) 23:12:41 ID:Z5nxzpaQ ナポレオン「狂ったように撃って来たぞ、戦闘機1機に対して派手にやってきやがる」 タファエル「代わりましょうか?」 ナポレオン「馬鹿言え!ちょっと強そうな奴が来たからって、俺が怖じ気つくとでも思ったのか?」 タファエル「まさか。さすがは私のルイです」 その後もルイはアンドアジェネシスやその周りに湧き出るザカートに散々に苦しめられましたが、 何度も何度も挑戦して行くうちに敵の習性をつかみ攻撃をかわせるようになってきました。 そして4ステージを挑戦する事 23 回目。 ボオオオオン! ナポレオン「よっしゃ!」 タファエル「やりました!」 ついに中央コアを撃ち抜き、アンドアジェネシスの機能を停止させました。 それと同時にこのゲーム筐体も闇に溶けるようにしてかき消え、私達はパリの街に戻ってきました。 ナポレオン「おっしゃあ!やったぜ!やっと元の場所に戻れた!」 タファエル「ふー、ようやく呪われた場所から抜け出せたようですね」 ナポレオン「一時はどうなるかと思ったが、よく考えれば俺がいるんだ、他の奴がどうこうできる訳がねえな! 全て済んだところで、腹ごしらえでもするか」 タファエル「いいですね。それが終わった後で2人『休憩』するとしましょう」 アハハハハハ…… ウフフフフフ…… ハーッハッハッハ……
[319]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/12/09(日) 23:13:56 ID:Z5nxzpaQ アハハハハハ…… ウフフフフフ…… ハーッハッハッハ…… シャルポワ「イヤアアアアアアアアアアッ!」 金切り声を上げて目を覚ますと、目の前には見覚えのある私のベッドがありました。 左右を振り返っても見えるのはサッカーボールにユニフォーム、アタリ2600にZXスペクトラムと私の愛用品ばかり。 魑魅魍魎と汚物たちは影も形も見えません。 戻ってきたのだ! ようやくにして、私の体中に喜びが炸裂しました。あれほど感じていた嘔吐感など欠片もありません。 地の底から至高天にまで達したと思われるほどのみなぎる生の活力の赴くまま、 ほとんど本能的な反応で外へ飛び出し、ユウの家へ駆けだしました。 一秒でも早く会いたい、合いたい、ただそれだけが全身を支配していました。 ようやく想い人が目の前に現れた時、ゴールに向かうボールに飛び掛かるよりも早く、彼の胸に飛び込みます。
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0ch BBS 2007-01-24