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【花の都の】キャプテン岬2【色物達】
[315]森崎名無しさん:2018/12/09(日) 21:32:32 ID:??? シャルポワ「ブ…ブルガリアヨーグルト…」 もうやめてっ!シャルポワのライフゲージはゼロよっ!
[316]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/12/09(日) 23:09:38 ID:Z5nxzpaQ ★謎の助っ人 クラブ8 ★→タファエル「コンニチハ、ラブリールイ!」 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― その人物はまず変態の方に向かい、親し気に呼びかけた後熱い抱擁を交わしました。猛烈に嫌な予感がします。 タファエル「HAHAHA元気だったかねルイ、寂しくなかったかい?」 ナポレオン「寂しかった、という事にしておくぜ。そう思っておけば燃えるだろ」 タファエル「なるほど、いい得て妙だ。では思う事にして早く済ませよう、濃密な語らいの時間が無くなってしまいそうだ」 ナポレオン「そうしたいんだが、今これに手間取ってな。これをクリアしないと外へ出られねえんだ」 新しく現れた人間は、今最も会いたくない汚猥でした。 身なりは私と同じGK、体つきや身のこなしからして幾度も激戦を乗り越えてきた歴戦の防壁、 本来なら尊敬すべき相手なのでしょうが、身にまとう空気が穢れきっています。 タファエル「おお、これは失礼しましたマドモアゼル。私はブラジルのCAブラガンチーノの正GK、 ダニエル・ルイス・タファエルと申します。美味しいソーセージの街から来ました」 シャルポワ「ソーセ……!?ウグウッ!」 ダメです。このままでは人間として終わってしまいます。 男性器の隠語を恥ずかしげもなく口にする破廉恥が私の身体に衝撃を与えました。 吐き気が喉からあふれんばかりにこみ上げるばかりでなく、腹部からドラムを叩いたような衝撃が響きます。 もはや立つ事さえ出来なくなり、かろうじて口と腹を抑え込みながら倒れた後、 嘔吐感に全身を支配され何も考えられなくなりました。
[317]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/12/09(日) 23:11:18 ID:Z5nxzpaQ ナポレオン「そんな女ほっとけよ、ずっと年下のガキに欲情してる変態なんかほっといて、こっちを助けてほしいんだが」 タファエル「ふむ、たしかにそうですね。今行きます」 突然倒れてしまった娘の事も気になりますが、まずは愛する人の苦を取り除くのが先決です。 上着を彼女にかけた後、彼が向かっている筐体に近づきます。 タファエル「おお、ゼビウスですか。良いゲームですねえ。 私のクラブのオーナーがゲームマニアで、ブラガンチーノでも良くプレイできたものですよ」 ナポレオン「思い出にふけってないでどうにかしてくれ、3ステージから先に進めないんだ」 タファエル「3ステージ……はあはあ、なるほど。簡単な事ですよ。 この高速弾ギドスパリオは自分がいる所に向かって発射されるようになってますから、 空中弾のザッパーを発射し続けながら左右に逃げ続ければいいんです」 ナポレオン「途中で出てくる黒玉はどうする」 タファエル「ザカートはここではそれ程出てきませんし弾も遅いですから、ギドスパリオを避ける事を優先してください。 対処するのは出なくなってからでも大丈夫です」 ナポレオン「そうか、それ聞いてると出来そうな気がしてきた。やるとするか」 タファエル「その意気ですよ、ルイ」 そうしてやる気を取り戻したルイは、荒れ狂うギドスパリオの嵐とザカートの攻撃をかわして 第3ステージを抜ける事に成功しました。その後も回転戦闘機ジアラや 再び来たギドスパリオにやられながらも押し進み、ついにアレのところまでやってきました。 ナポレオン「やって来たぞ!あの巨大UFOが奴か!?」 タファエル「そうです!あれこそがガンプ軍の目玉、巨大戦艦アンドアジェネシスです! あいつは中央のコアを地上弾のブラスターで打ち抜けば止まります」 ナポレオン「そうか、やってや……うおっ!すげえ撃ってきた!」 ギュピーン!
[318]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/12/09(日) 23:12:41 ID:Z5nxzpaQ ナポレオン「狂ったように撃って来たぞ、戦闘機1機に対して派手にやってきやがる」 タファエル「代わりましょうか?」 ナポレオン「馬鹿言え!ちょっと強そうな奴が来たからって、俺が怖じ気つくとでも思ったのか?」 タファエル「まさか。さすがは私のルイです」 その後もルイはアンドアジェネシスやその周りに湧き出るザカートに散々に苦しめられましたが、 何度も何度も挑戦して行くうちに敵の習性をつかみ攻撃をかわせるようになってきました。 そして4ステージを挑戦する事 23 回目。 ボオオオオン! ナポレオン「よっしゃ!」 タファエル「やりました!」 ついに中央コアを撃ち抜き、アンドアジェネシスの機能を停止させました。 それと同時にこのゲーム筐体も闇に溶けるようにしてかき消え、私達はパリの街に戻ってきました。 ナポレオン「おっしゃあ!やったぜ!やっと元の場所に戻れた!」 タファエル「ふー、ようやく呪われた場所から抜け出せたようですね」 ナポレオン「一時はどうなるかと思ったが、よく考えれば俺がいるんだ、他の奴がどうこうできる訳がねえな! 全て済んだところで、腹ごしらえでもするか」 タファエル「いいですね。それが終わった後で2人『休憩』するとしましょう」 アハハハハハ…… ウフフフフフ…… ハーッハッハッハ……
[319]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/12/09(日) 23:13:56 ID:Z5nxzpaQ アハハハハハ…… ウフフフフフ…… ハーッハッハッハ…… シャルポワ「イヤアアアアアアアアアアッ!」 金切り声を上げて目を覚ますと、目の前には見覚えのある私のベッドがありました。 左右を振り返っても見えるのはサッカーボールにユニフォーム、アタリ2600にZXスペクトラムと私の愛用品ばかり。 魑魅魍魎と汚物たちは影も形も見えません。 戻ってきたのだ! ようやくにして、私の体中に喜びが炸裂しました。あれほど感じていた嘔吐感など欠片もありません。 地の底から至高天にまで達したと思われるほどのみなぎる生の活力の赴くまま、 ほとんど本能的な反応で外へ飛び出し、ユウの家へ駆けだしました。 一秒でも早く会いたい、合いたい、ただそれだけが全身を支配していました。 ようやく想い人が目の前に現れた時、ゴールに向かうボールに飛び掛かるよりも早く、彼の胸に飛び込みます。
[320]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/12/09(日) 23:16:06 ID:Z5nxzpaQ 優「シャ、シャルポワさ……」 シャルポワ「ユウウウウウウ!!会いたかった!会いたかったよおおおおおっ!」 彼の腕の中に身を任せると(体が小さかったので顔と肩以外の大半が外に出てしまいましたが) 声を上げて泣き出してしまいました。あれほどの人外魔境から完全に抜け出せた。 ユウの腕の中で確信し安心できたのでしょうか。声がおさまった後も たっぷりそのまま体を押し付け、身体を震わせていました。 後で聞いた話ですが、その後 67 分ほどもユウに抱かれていたようで、 姉君によって家に連れてかれた後ようやく平静を取り戻しました。 その後ユウの計らいによってデートに行ける事となり、 着ぐるみ へ着替えなおした後 便所 へ出向き、至福の時を過ごしたのでした。 たまにするなら こんなビデオゲーム 完
[321]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/12/09(日) 23:25:38 ID:Z5nxzpaQ ……というところで、特別企画はここで終わりになります。 本来は普段ゲームをした事も無いだろうナポレオンにゲームをやらせて その反応を楽しむといった趣旨で書き始めたつもりだったのですが、 カード神の御乱心でトチ狂った展開となってしまいました。 いや、こんな話がかけるのも、任天堂やセガといった方々が ゲーム業界を力一杯盛り上げてくれたおかげですね(責任転嫁)。 それにしても、シャルポワ達は折角のデートで一緒に便所に出向いて 「至福の時を過ごした」なんて、一体何をしていたのでしょうか(無知)。 >>315 ブルガリアヨーグルト「オレにだって……できない事ぐらい、ある……」
[322]森崎名無しさん:2018/12/10(月) 18:26:31 ID:??? 乙でした。どうしてこうなった!
[323]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/12/15(土) 17:42:44 ID:7MzI+t9+ これより投稿を開始いたします。 >>322 まさかとは思いますが、これからの展開をカード神が敏感に感じ取り、先走ってしまったのでしょうか。 邪険にするとろくな事になりませんので、ただ良い場所で御力を発揮してほしいと願うばかりです。 第20話『無間神社建立式』 岬「(皆様こんにちは。岬太郎です。こちらはパリ郊外、 見渡す限り畑が広がり、風景が単調にならない程度に家と木がそこここに見えるのどかな場所。そんな所で僕は)」 紳士「これがジャポネシャーマン、東洋の美か。よろしければ写真を撮らせてもらえませんかな」 婦人「まあかわいい。手にキスをしてもよろしくて?」 青年「俺と一緒に写真を撮ろうぜ!よかったら後で食事でも……」 岬「(巫女をやってます)」
[324]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2018/12/15(土) 17:44:00 ID:7MzI+t9+ 事のはじまりは神社ができるから来いと、あの沙織さんから動員令が下った事からだった。 断ると何をされるか分からないので、昨日から地下鉄とバスを乗り継いで神社に行き、 神社を立て終わった後に行われる神事、新室祭(にいむろまつり)の準備を手伝う事となった。 手伝い自体はすぐに終わり、簡単な夕食を済ませた後、おもむろに沙織さんが尋ねてきた。 沙織「ねえ太郎くん。明日は私、忙しいの。修祓(しゅばつ)やら、祝詞奏上やら、玉串拝礼やら 諸々の神事を1人でこなさないといけないからね。だからこそ、明日も手伝ってほしいの」 口調こそ柔らかいが、ピシリとした気が僕を襲う。これは命令であるぞ、断れば当然の報いを覚悟せよ。 無言の宣言を受けてなお挑みかかれるほど、僕は豪胆ではない。命は惜しいし勝算も薄い。 ならば参加によってどれだけ利益を引っ張り出せるかに焦点を当てるべきだろう。 そう算段を固めて命令を受託した後の事だった。 沙織「そう言ってもらえて嬉しいわ。明日は太郎くんがどうしても必要なのよ」 そう言うなりおもむろに立ち上がって僕の所へと近づき、 ヒュッ という風切り音が聞こえた。そう感じた時には沙織さんの両手指が僕の腰へと突き刺さっている。 あまりの事に身じろごうとしたが、まるで金縛りにあったかのように指先1つピクリとも動かない。 いや、動く事は動いた。知らぬ間に両腕が真横に伸ばされてしまっていたのだ。 岬父「沙織」 沙織「大丈夫、ちょっと体が動かなくなるツボを押しただけ、同じ所を突けば治るから。 ちょっと取ってくるものがあるから、兄さんはそこで待っていて」
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0ch BBS 2007-01-24