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【花の都の】キャプテン岬2【色物達】
[381]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2019/02/02(土) 16:34:10 ID:S3FVxcpM 岬「(ふう、聖薇の委員長モードがようやく解除されたみたいだ。和やかになったし、何か話でもしようかな)」 A 岬『もしもだけどさ……生徒の命が危ないって聞いたら、どうする?』 B 岬「早乙女さんはどうしてパリに来たの?」 C 岬「早乙女さんの母さん、早乙女電子の社長さんって聞いたけど、本当?」 D 岬「今度の休みに、一緒にどこか出かけない?」(さらに分岐) E 岬「お母さんとは仲良さそうだね」 F 岬「サッカー部に入ろうかと思うんだけど、何か知ってることってある?」 G 岬「天ケ瀬先輩ってどんな人?サッカー部のキャプテンってこと以外知らなくて」 H 岬「早川さんって女の子なのにとってもサッカー上手いよね」 I 岬「如月さんってどんな人?一緒に風紀委員してるみたいだけど」 J 岬『こんど一緒にどこかへ出かけない?パリの外れに出来た神社へ行ってみようよ』 K 岬「双海っていう双子の女の子、イタズラ好きだよね」 L 岬「水谷さんの話聞いたけど、大丈夫なのかな」 M 岬「弓の方はどう?忙しそうだけどさ」 N 岬『早乙女さんはサッカーに興味ある?一緒に出来たら嬉しいかな』 O 岬『この頃パリも物騒になってきたね、ゲームセンターで暴漢が現れたっていうし、色々事件も起こるし』 P その他、自由回答(要2票) 1票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。 (『』内は前回の会話時の選択から新たに追加した項目です)
[382]森崎名無しさん:2019/02/02(土) 19:25:27 ID:WrApm4lg A
[383]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2019/02/02(土) 20:06:43 ID:S3FVxcpM 所用につき、しばらく席を離れます。今日中に続きを投稿出来るとは思いますが、 何時位から再開出来るかは不明です。
[384]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2019/02/02(土) 23:00:50 ID:S3FVxcpM A 岬『もしもだけどさ……生徒の命が危ないって聞いたら、どうする?』 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 岬「(そろそろ遠回しに僕達の危機について、話してみよう)」 今後の事を考え、これからの準備としてほんの少しずつお告げの事について話をする事にした。 これから学校内で仲間が見つかり、協力を求める事となった際、いきなりでは混乱が大きすぎる。 少しでも責任の大きい人間に話を通しておいて、いざというときに説得を容易にしておきたい。 岬「もしもだけどさ……生徒の命が危ないって聞いたら、どうする?」 聖薇「命、ですか」 岬「うん。自分だけじゃなくて、例えば僕や如月さんとか、学校の誰かが危ない人に襲われたら」 聖薇「その時はこの命にかけても守ります」 要件を伝えきる前に、ゆるみの無い口調でピシリと宣言した。 真面目な顔つきと声色で断言する様子からは、その場の思い付きや冗談を発する時に感じられる軽みは見られない。 聖薇「学校で毎日を過ごすあなた達の安全と安心を守るのが、風紀委員長に与えられた使命です。 恐怖におびえる人がこれから1人も出ないように、体を張ってでも守ってみせます」 岬「(『これから』?)」 ただ、何か引っかかる言葉も聞こえてきた。 これから。 何か以前にあったのだろうか。その事も気になって話を続けようと思った時だった。 あずみ「ヤッホーっ、久しぶりー岬くん!」
[385]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2019/02/02(土) 23:05:59 ID:S3FVxcpM A 岬『もしもだけどさ……生徒の命が危ないって聞いたら、どうする?』 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 岬「(そろそろ遠回しに僕達の危機について、話してみよう)」 今後の事を考え、これからの準備としてほんの少しずつお告げの事について話をする事にした。 これから学校内で仲間が見つかり、協力を求める事となった際、いきなりでは混乱が大きすぎる。 少しでも責任の大きい人間に話を通しておいて、いざというときに説得を容易にしておきたい。 岬「もしもだけどさ……生徒の命が危ないって聞いたら、どうする?」 聖薇「命、ですか」 岬「うん。自分だけじゃなくて、例えば僕や如月さんとか、学校の誰かが危ない人に襲われたら」 聖薇「その時はこの命にかけても守ります」 要件を伝えきる前に、ゆるみの無い口調でピシリと宣言した。 真面目な顔つきと声色で断言する様子からは、その場の思い付きや冗談を発する時に感じられる軽みは見られない。 聖薇「学校で毎日を過ごすあなた達の安全と安心を守るのが、風紀委員長に与えられた使命です。 恐怖におびえる人がこれから1人も出ないように、体を張ってでも守ってみせます」 岬「(『これから』?)」 ただ、何か引っかかる言葉も聞こえてきた。 これから。 何か以前にあったのだろうか。その事も気になって話を続けようと思った時だった。 あずみ「ヤッホーっ、久しぶりー岬くん!」
[386]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2019/02/02(土) 23:07:41 ID:S3FVxcpM 今日はこれまでにいたします。思ったより再開に時間がかかり過ぎてしまいました。 明日はもう少し投稿できるようにしたいです。
[387]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2019/02/03(日) 22:20:42 ID:m0OntpQw これより投稿を開始いたします。なお、幕間にて演出の都合上 物語描写の視点が変更されます事をご了承願います。
[388]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2019/02/03(日) 22:22:06 ID:m0OntpQw 教室後ろのドアから、短髪サッカー少女が現れる。 会話中である事などお構いなしの開けっぴろげなあいさつの後、トタトタとこちらへ歩み寄ってドカリと隣の席に座りこむ。 あずみ「あらやだデート中だった?面白そうねえたまには忘れ物してみるもんだわ」 聖薇「早川さん」 再び指で眼鏡の縁を押さえ、あずみちゃんを問い質す。顔は険がかかっていて、傍目にも苛立っているのが分かる。 聖薇「人との話中に割り込んで放埓に座り込んで茶々を入れるなど、少々無礼が過ぎるのではありませんか」 あずみ「うるさいわねえ、クドクドクドクド行儀に注文付けて 華道教室の師範のお小言ですかこのヤロー。三つ指ついてお辞儀しないとおしゃべりもできない訳?」 聖薇「早川さん!この際ですからあなたに話しておきたい事があります、あなたは少し自由奔放すぎます! 学校は成績が良ければいいというところではありません。 身を修めて行いを正し、世に出て人から後ろ指を指されぬような生き方を身に付けていくところです。 それをあなたは自分はおろか、他人まで巻き込んで遊び回って」 あずみ「他人までって、もしかしてあたしのゲームセンターに友達連れて行った事?それならこっちも言ってやるわよ! あたしの所へ遊びに来る友達に、1人のワルもいないんだから! あたしより勉強出来るのも一杯いるし、優しい人もいーっぱいいるわ!」
[389]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2019/02/03(日) 22:23:24 ID:m0OntpQw まさに泥沼。性状的に反りが合わないらしく、数分もしないうちにいがみ合いをはじめてしまった。 このまま喧嘩されては収拾がつかない。早いところどうにか収めなければ。 あずみ「だいたい……」 聖薇「そもそも……」 パアン! 言い争う2人の間に手を伸ばし勢いよく叩く。不意打ちと高音で2人とも動きが止まったのを見計らって、事態の収拾を図る。 岬「そこまで。こっちの話は、えっと、今度早乙女さんの家で テストとかをするって事なんだから。そう聞かれて困る話じゃないよ」 命の危機については伏せておきながら、あらましをさっと述べ、解決案を提示してみる。 岬「そういえば話を聞いて思いついた事があるんだけど、早乙女さん。今度の勉強会に早川さんも招いてみたら」 聖薇「えっ、それは」 あずみ「いやよ!こいつの家で勉強なんて」 岬「まあまあ、勉強するのは僕だけだから、あずみちゃんは家でゆっくりしていればいい。 早乙女さんの家は珍しいものがいっぱい置いてあるから、退屈しないと思うよ。 それに如月さんも一緒に来る予定になっているから」 あずみ「如月って、千早の方?」 岬「そう。如月さんとは仲が良いの?」 あずみ「姉っていうより弟の方はね。うちの所にあの双子ちゃん達に 連れられてやって来たことがあって、それ以来一緒に楽しくやってるわよ。 それが縁で千早とも知り合って、時々おしゃべりするようになったかな」 岬「そうか。それは良かった」 聖薇「岬さん、ちょっと」
[390]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2019/02/03(日) 22:24:45 ID:m0OntpQw 横から聖薇が口を挟んでくる。異議を差し込まれる前に機先を制する形で、彼女に話しかける。 岬「早乙女さん、早川さんとは何回か色んな場所で交流の場を持った事があったけど、元気で真面目で裏表のない、良い子だと思う。 一度親しくつきあう場を作って話し合えばきっと理解しあえると思う。どうかお願いします」 聖薇「え、いや、そんな」 聖薇に向けて頭を下げる。恭しく懇願する姿を見てうろたえ気味に相手は僕の言葉を受け止め、観念して提案を了承した。 聖薇「分かりました。母に頼んで早川さんも受け入れてもらえるようにします。ただし食事が始まるまでの間 マロニエの調理の手伝いをしてもらうのが条件です。手伝うといってもそれほど多くはありませんから、 見物をしたり話をする時間は十分にあります。それでいいですね」 あずみ「そうね。そういえばコイツの家に来るのも初めてだし、マロニエ料理を作るのも初めてだから、 いい暇つぶしになりそう。うん、行くわ」 岬「うん、決まり。それじゃあ時間も遅くなったし、残りは歩きながら話そう」 こうして半ば強引に仲直りの場を持たせた後、疑問を持たせぬうちに席を立たせ帰路につかせた。 これまでの様子からしてテスト時間中の聖薇は僕に付きっきりでもう1人は千早を加えて調理に勤しむだろうし、 食事中は僕が仲裁に加われるからどうにかなるだろう。こうして、 どうにか事が大きくならないうちに、家路につく事ができたのであった。 *早乙女家の食事会にあずみも加わる事になりました! 登場人物間の感情が明らかになりました! あずみ→(うるさい)→聖薇 聖薇→(だらしない)→あずみ
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0ch BBS 2007-01-24