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【花の都の】キャプテン岬2【色物達】
[399]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2019/02/11(月) 14:53:17 ID:WmYfsMY2 爆発のような、光だ。 青白く蛍の光のようにボンヤリと光っていた勾玉が、袋から外に取り出した途端照明弾の如く爆発的に発光した。 沙織さんから渡された3つの勾玉は全て手で握りしめているが、その隙間からも眩しく光が照りつける。 思わぬ事に動転して手を開くと、青く輝く光源は矢を射る勢いで光を放ち、あずみと千早と聖薇に刺し貫かんばかりの速さで照射した。 あずみ「うわっ!?」 千早「えっ!?」 聖薇「ま、まぶし……!」 目がくらむ程の閃光だった。3人をバッと照射した後は急激に光勢が衰えたが、 それでも埃1つない白熱電球程に、勾玉は輝き続けている。 余りの事に少女3人は言葉も出ない。僕もあほうのようにポカンとして言葉を失っていたが、 ようやく落ち着きを取り戻して、事の次第を説明しようとした。 岬「あの、これは」 早乙女「岬くん」
[400]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2019/02/11(月) 14:54:55 ID:WmYfsMY2 聖薇の母親にやんわりと呼び止められる。 これ程の異常時にも関わらず、この人は顔にほほ笑みを絶やさず、声に少しの震えも見られない。 何を話すかとジッと集中して目の前の婦人を見つめる。 早乙女「食事にしましょう」 岬「えっ」 目の前に羽虫がまぎれこんだ程度の涼やかさで僕の動揺は受け流された。 早乙女「せっかく聖薇の友達が手伝ってくれた料理、冷ましてしまったら勿体ないわ」 吹き込んだ風をお便りにしたような軽やかな仕草で、スッと手の平をテーブルに指し示す。 その仕草で魔法が解けたかのようにハタと反応をしはじめる。 はじめどのようにすればいいか逡巡しているようだったが、結局どうしていいか分からず指示通りに席へついた。 僕も間が抜けた形となり、再び何か言う気力も起きなかったので、大人しく自分の席に座る。 早乙女「ふふふ、どれもとても美味しそう。それでは、いただきます」 岬「い、いただきます」 あずみ「……いただきます」 千早「……いただきます」 聖薇「……いただきます」
[401]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2019/02/11(月) 14:57:09 ID:WmYfsMY2 目の前には小さなフランスパンが数切れに、衣とセロリの葉に覆われたカツレツ、 玉ねぎニンジンベーコンに月桂樹の葉1枚がプカリと浮かんだビーフシチューが置かれている。 カツレツは噛むほどに口の中いっぱいに滋味あふれる肉汁がほとばしり、香草の豊かな香りが鼻の中を心地よく刺激する。 お肉の味は鶏とは違うようだ。おそらく仔羊の肉を使っているのだろう。 ビーフシチューの肉は煮込んで柔らかくなっていて脂もよくまわっている。 噛むたびに滋味あふれる肉汁がにじみ出てきて、とてもおいしい。 おいしい料理と女の子達に囲まれて食べる食事だが、今の事態を考えるととても楽しむ気にはなれなかった。 周囲の女の子達も何を話せばいいのか分からないようで、ただモーツァルトの四重奏が流れるままになっている。 曲はすでに最初の所から随分進んだようで、舞い踊った蝶が年老いて打ち沈んだような、憂いる空気が流れていた。 岬「(まいったなあ、こんな空気になったら協力させづらいや。もう一度話しかけた方が良いかな。 それともここは黙って自分の考えをまとめるか、そうでなければ他の人に別の話題を振って、 この場の雰囲気とこれからの状況を変えておくのが良いか。どうしよう)」 あれこれ考えた結果、僕はこうすることにした。
[402]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2019/02/11(月) 14:58:50 ID:WmYfsMY2 A 岬「すいません、やはり今ここで話させてください」(光る勾玉、そしてお告げの事について語ろうとする) B 岬「僕はこれからどんなお手伝いをすればよろしいですか?」(午後からの予定を尋ねる) C 岬「早乙女の、お母さん?何か面白そうなものありますか?」(雑誌などのアイテムについて訊いてみる) D 岬「如月さんorあずみちゃん達がここに聞いてた曲って何?」(千早とあずみが聞いていた曲について尋ねる) E 岬「如月さん、あれから優君は元気です?」(当事者に最も近い千早になんとかそれとなく察しさせる) F 岬「あずみちゃん、詳しい事はあとで話すけど……本来君には関係ない事なんだ」 (一旦こちらから距離を置かせることで断るタイミングを失わせ、 その後の関係の進展から引き受けるように持って行く) G 岬「ああ、美味しいね、早乙女さん」 (頑張った2人について触れるように話を持って行き、和解のきっかけを作る) H その他、自由回答(要2票) 1票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。 なお、Dを選択する際は、話しかける相手の名前も記載してください。
[403]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2019/02/11(月) 15:05:00 ID:WmYfsMY2 用事があるため一旦失礼します。続きが今日のうちに書けるかどうかは今のところ分かりません。 ※1:スービト(subito)=ただちに、すぐに。つまりスービト・ピアノは 「すぐに音の強さをピアノほどにちいさくせよ」との意味。 あと、テクモ版キャプテン翼6を熱望する方が、こんなサイトを作っていました。 とても興味深いので皆様もぜひどうぞ。 「キャプテン翼6 夢のワールドカップ」 https://www65.atwiki.jp/captaintsubasa6/
[404]森崎名無しさん:2019/02/11(月) 15:34:02 ID:++8ZGTlE G
[405]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2019/02/11(月) 17:30:19 ID:WmYfsMY2 済みません、今日は投稿できそうにありません。 どうか今しばらくお待ちくださいませ。
[406]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2019/02/17(日) 14:05:37 ID:7G/ANOe6 G 岬「ああ、美味しいね、早乙女さん」 (頑張った2人について触れるように話を持って行き、和解のきっかけを作る) ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 喜色を浮かべて隣にいる聖薇に話しかける。勾玉騒動があってからピシリと表情が張りつめたばかりでなく、 思いつめているのかこれから先に思案をめぐらせているのか、それとも単に予想外の事が起こって固まっているだけなのか、 光のあたり加減で表情を読み解く能面のような顔つきになっていて、何を考えているのか分からない。 岬「(これじゃあ何を話しても頭に入らない)」 残りの2人も同じようなものだ。どちらもどこか気まずげに食事を口に運ぶだけで、一向に言葉をかける気配が見えない。 岬「(まずは他愛もない会話でもして、この場を何とかしないと)ああ、美味しいね、早乙女さん」 聖薇「えっ、は、はい」 急にナイフが皿の上を滑る。ハッとして生気が戻り、慌て気味に言葉を返す。 聖薇「ええ、とても」 岬「僕だとここまで作れるようになるのに何年かかるだろう。 みんなが頑張ってくれたから、こんなに美味しくなったんだろうね。そうでしょ、あずみちゃん」 あずみ「あっ?う、うん、そうよ!仔羊焼きも牛肉煮込みも頑張ったんだからね。 白ワインと鶏のだし汁の匂いを嗅ぎながらパセリとニンニクと生パン粉を混ぜ合わせて…… 面白かったよね千早ちゃん?」 千早「そうね。私はトチモチのところが一番面白かったわ。トチなんて昔話でしか聞いた事なかったから。 今まで料理はパスタをゆでる位しか出来なかったけど、私も作れるようになれるかも」 ようやくにしてワイワイガヤガヤと話に花が咲きはじめる。 異様な緊張を吹き払おうと、皆が話に乗っかるように積極的に話をはじめてくれた。
[407]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2019/02/17(日) 14:08:30 ID:7G/ANOe6 岬「(さて、これで委員長さんが偏見をといてくれるといいんだけど)」 話を盛り上げた2つ目の目的は達成されただろうか。実際の頑張りをみて彼女への偏見が解消されたかどうか、 確認のため聖薇の方へ顔を向け、状態を観察してみた。 先着で ★聖薇の反応→!card★ と書き込んで下さい。マークで分岐します。!とcardの間のスペースは埋めてください。 JOKER・ダイヤ→聖薇「あなたが好きだというテレビゲーム、今度私にもおしえてもらえないでしょうか」 進んで理解しようとする姿勢もみせた ハート→聖薇「この間は申し訳ありませんでした」 頭を下げこの間の非礼を詫びる スペード・クラブ→聖薇「ええ、よく頑張ってくれたみたいですね」 特に変化は無かったようだ 一旦用事のため中座いたします。続きを夜に書けるように努力いたしますが、 無理であった場合はその旨報告いたします。
[408]森崎名無しさん:2019/02/17(日) 14:39:02 ID:??? ★聖薇の反応→ クラブK ★
[409]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2019/02/17(日) 19:53:02 ID:7G/ANOe6 済みません、今日は投稿出来そうにありません。何卒もう少しお待ちください。
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0ch BBS 2007-01-24