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【花の都の】キャプテン岬2【色物達】
[469]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2019/05/17(金) 22:52:09 ID:BJFd4I9w 変更後の選択肢は以下のようになります。 A 【天ケ瀬家】 B ル・エスト C 【アタリフランス(早川家)】 D 【双海家】 E 【如月家】 F 無間神社 G ナムコフランス H 居住地域周辺を散歩する I その他、自由回答(要2票) 以上で変更内容についての報告を終わります。多くの変更を行ったため、どこかで 齟齬があったり変更内容を忘れてしまうかもしれませんが、その際はどうか遠慮なく ご指摘をお願いいたします。 それでは次回より、物語を再開いたします。なにとぞもう少しお待ちください。
[470]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2019/05/25(土) 17:21:30 ID:29osmXDg 設定の追加、83年10月現在のアタリ2600の価格は1200フランとします。 カセット(1本160フラン)と並んで岬君の収入源となりうるものとなりますので、覚えておいてください。 詳細はスレ主によるツイートを御参照願います。 https://twitter.com/sc3loyupbCmTqIC/status/1132197229702180864 あと、これは最近になってようやく気付いたのですが、アナザーカンピオーネの作者様が 物語のネタ帳を公開してくれました。 http://capmori.net/test/read.cgi/morosaki/1398138423/959-983 Twitterでも色々と三杉君に対する思いを綴っていますので、よければこちらもどうぞ。 https://twitter.com/irumi_inoldays 岬君の物語についてはただいま執筆中であり、明日には投稿できるかと思われます。 なにとぞもう少しお待ちください。
[471]森崎名無しさん:2019/05/25(土) 20:22:56 ID:??? 三杉「こ、これが特製ブルガリアヨーグルト!」 特製ブルガリアヨーグルトがあれば三杉も大復活!
[472]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2019/05/26(日) 12:02:44 ID:QYGgiLiY >>471 一口食べれば心臓病も治り、ZEROシステムの洗脳も解け、 ついでに身長もグングン伸び視力も回復し異性にもモテモテ、 そんな現代の霊薬こと、ブルガリアヨーグルト!……なんてなりそうな勢いですね。 ル・エストあたりで導入した方がいいのかなあ。 さて…… ついに!キャプテン岬本編がはじまりました! これまでの計1スレ半を費やした展開はほんのプロローグ。 これより本番、岬太郎君の物語が本格的にはじまりまーーーーーーーーーーーーーーーーす!
[473]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2019/05/26(日) 12:04:57 ID:QYGgiLiY 第1章 パリ留学編 第1部 日本人学校 第1話「岬太郎の入学、そして入部」 岬「日本からやってきました、岬太郎です。よろしくお願いします」 昭和58年10月3日、ようやくパリ日本人学校へと入学する事ができた。 転校は今まで数え切れない程繰り返してきたが、今度ばかりは違う。 遠い異国の地という事もあるが、これから何年もの間ここが根城になるのだ。絶対にヘマはできない。 幸い、ワイワイガヤガヤと新参者をネタにしゃべるクラスメイト達に、警戒の色は見られない。 夕子「この人が、如月さんの弟君を助けたの」 千早「ええ、私の目の前でね。岬君がいなかったらどうなってたか。感謝してもしきれないわ」 夕子「そうなんだ、男の子ってスゴイんだなあ……」 クラスメイトの一部からは尊敬のまなざしさえ投げかけられている。優を助け出した事はあえて学校には伝えなかった。 上から「偉業」として讃えられるよりも、コミュニティ内の口コミを通した方が 自然に、変な邪推が入る事なく伝わってくれるだろう。 そうして自己紹介も終わって指定された席に座った後、丸山先生が皆へと話しかけてきた。 丸山「さあ、新しく入ってきた岬君への説明も兼ねて、新校舎引っ越しの件について話をするわね。 長い事決まらなかったけど、ようやく決まりました」 丸山春子先生はそう告げた後、黒板の方を向きチョークで描きだし始めた。 この先生はあずみや聖薇、千早の母親と同じか少し若い位の年頃、ふんわりとしたパーマに血色の良い丸顔、 そしてハキハキとした声で、いかにも元気そうだという印象の先生だ。
[474]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2019/05/26(日) 12:06:50 ID:QYGgiLiY その先生がカツカツと亀の甲羅のようなパリ市地図を描き、その内の一点にグリグリとチョークを押し付ける。 位置からしてこの日本人学校を指しているのだろう。そこから左下に手を動かして左端の出っ張り、 位置と大きさからみていつも練習に行くブローニュの森だろう。そこを通り抜けてちょうどパリの外へ出た所で再び手を止め、 またもチョークを押し付けて点をつけてから、こちらを向いて話しだした。 丸山「この学校はみんな知っての通り、昔の貴族のお屋敷を手直しして出来たものです。 ですからここに大勢通うようになってきてからスペースが手狭になってきました。そこで来年4月から 中学部の皆さん、つまりここにいるあなた達6年生から上は全員、 ここから引っ越して別の場所に通ってもらう事になります」 引っ越しという言葉を改めて聞いて、周囲はざわつきはじめた。大人はとっくに忘れてしまっただろうが、 僕ら子供は月1度の席替えが少なくとも前後3日はおしゃべりのネタとなり、 年1度のクラス替えでは友達と離れ離れになってしまうと、 学校にベルリンの壁でもできたかのごとく嘆き悲しむ人が出る人種である。 そんな子供人達が一生に一度もないであろう学校替えという一大イベントを前に、心穏やかでいられるはずもなかった。 丸山「はいはい静かに、いよいよお待ちかねの新校舎発表なんだから、うるさくして見逃さないようにね」 パチリと茶目っ気たっぷりにウィンクを飛ばした後、最後に点打ちした場所を指でたたきながら、発表した。
[475]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2019/05/26(日) 12:08:51 ID:QYGgiLiY 丸山「みんなが気になる引っ越し先はココ!ブローニュの森の隣、パリ市の境にあるシュレンヌのマンションに移りまーす! そのマンションの写真がこちら!」 ハイテンションになりながら、机の上に置いたA3程の紙を掲げ、校舎と思われるマンションの姿を皆に見せる。 そこに見えるマンションはお洒落というかなんというか、語彙が足りずに上手く表現できないのがもどかしくなるが、 センスのいい建物、いや建築物だった。 丸山「このマンションの幾つかの部屋を間借りして学校にしますから、皆さん住んでいる人達にお行儀よくしなさいね。 この新学校は遠い所にありますから、学校への登下校はバスを使う事になります。集合場所は決まり次第また伝えます」 バス通学ときいて再び教室が騒がしくなる。楽が出来ると喜ぶ子や金持ち気分に浸る子で賑わっていたが、 僕は何か引っかかるものを感じて、聖薇の方を向いてみた。 相手の方から見て死角となる位置から眺めていると、聖薇は先生に向かいほんの一瞬、 ざわめきを乱さない程度に軽くであったが、頭を下げる姿が見えた。 岬「(お辞儀、か。母親を通じて、いや母親が働きかけてくれたんだろうか)」 想像の通りならあの母親は相当な有力者という事になり、そうなれば早乙女電子の社長だったという話も 単なるホラ話ではないかもしれないという事になるが、遠くからのぞき見るだけで真相が分かる訳も無く、 引っ越しの話は終わって授業へと移っていくのであった。
[476]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2019/05/26(日) 12:14:34 ID:QYGgiLiY *岬による人助けが口づてに伝わっていった事で、岬に対する感情値が以下のように変化しました。 (あずみ、聖薇、千早は既に知っているため変化なし) 天ヶ瀬(5→6) サッカー部員共通(5→6) 夕子(4→5) 絹代(4→5) 直(5→6) 亜美(5→6) 真美(5→6) 天ヶ瀬「来たか、岬が来るのを今か今かと待ってたぞ!」 あずみ「待ってたぞー!」 放課後、自分が所属する部活動を決めるべく、サッカー部の臨時部室に入ると、 ドアの前で天ケ瀬とあずみちゃん、そしてサッカー部の部員達が大賑わいで出迎えてくれた。 丸山「あらあら、すごい歓迎ぶり。これなら1回位は勝てるかもしれないわね」 後ろでこの光景を微笑ましく見守っているのは、僕らの担任丸山先生。学業終了後に彼女から部活動選択について教わった後、 方向が同じという事でついてきた人だ。この反応を見る限り彼女がサッカー部の顧問なのだろう。 主要人物3人がうっかり八兵衛で成り立っているような部に一抹の不安を覚えたが、 そんな事には気にもかけずに先生は僕達を部屋の奥へと誘導していき、備え付けの黒板の前に立って話し始めた。 丸山「全員集まったところで、岬君への連絡を兼ねて今後の目標を確認するわね。当面の目標は周りの 同年代フランス人学校のチームと戦って1勝する事。これは岬君の参加と早川さんの復帰で勝ち目が見えてきそうだから」 置いておく事にして、これから来年の、84年8月の西ドイツはハンブルグで開催される 日本人学校対抗親善試合大会について話すわ」
[477]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2019/05/26(日) 12:16:23 ID:QYGgiLiY 岬「(ハンブルグというと、たしか若林が留学に行った場所のはず。もしかしたら会えるかな)」 丸山「このパリの他に今回は5校、ベルギーのブリュッセル校にオランダのアムステルダム校、 西ドイツのハンブルグ校とデュッセルドルフ校、そしてイギリスのロンドン校とトーナメント形式で戦う事になるわ。 この中で気を付けるべきはアムステルダムとロンドンの2つ。これはアムステルダムの先生から聞いた話だけど、 あそこには日本で活躍した子が多数入ってきてるそうで、オランダの同年代の子達ともいい勝負が出来ているというわ。 そしてロンドンの方だけど、これについては天ケ瀬君」 天ヶ瀬「はい」 丸山「あなたの口から語ってくれた方がいいわね。あなたが直接、脅威を目の当たりにしたんだから」 天ヶ瀬「分かりました」 顧問からの要請に従い、体育座りをしていた天ケ瀬が立ち上がり、先生の代わりに僕らへと向かい合う形で、話し始めた。 天ヶ瀬「親父の仕事の都合で今年の夏休みはイギリス中を巡っていたんだが、ロンドンの公園で見かけたんだ。 日本人の、岬位の子供が明らかに年長の、高校生ぐらいの年頃とガタイのイギリス人を何人も相手にして、 ある時は抜き去り、またある時は対格差を物ともせず吹き飛ばしていたんだ。あの切り返しとパワー、 ひょっとしたら岬よりも強いかもしれない」 岬「(僕よりも?それは相当な相手だな、一体誰……)」
[478]キャプテン岬 ◆ma4dP58NuI :2019/05/26(日) 12:19:05 ID:QYGgiLiY 天ヶ瀬「だが、俺の目に止まったのはイギリス人相手に圧倒した奴の表情だった。 ほほ笑んでいるはずなのに感じられる残忍ぶり、必要とあらば顔色も変えず妊婦の腹を引き裂けるような感じの、 遠くから眺めて恐怖を感じたのは初めてだった。あの白髪は夢に出てきそうだ……」 岬「(残忍?小次郎なら容赦はないだろうけど、イギリスまで留学できるとは思えないしなあ。 それに白髪って、誰なんだろ?)」 天ヶ瀬「俺からは以上だ。先生、もう戻ってもいいですか」 丸山「ええ、ありがとう。さて、これで親善試合については終わりだけれども、何か質問はあるかしら」 岬「(質問か、何を訊こうかな)」 A ロンドンの謎の少年について尋ねる B アムステルダムのチームについて尋ねる C 周辺のフランス人学校のチームについて尋ねる D その他、自由回答(要2票) 1票入った選択肢で進行します。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。
[479]森崎名無しさん:2019/05/26(日) 12:23:45 ID:GP1JbSMQ C
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0ch BBS 2007-01-24