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【スター】キャプ森ドリームマッチ!2【夢の競演】
[119]◆85KeWZMVkQ :2019/07/18(木) 22:31:27 ID:ppU02Ebw ★翼→ネオサイクロン 87 ( ダイヤ3 )( 6 + 5 )=98★*フラグ習得! ★森崎→真・がんばりセービング 88 ( ダイヤ4 )( 5 + 2 )=95★ ≧2→翼の『サイクロン』がキャプテンズのゴールに突き刺さる!試合終了! 翼「(森崎には普通のサイクロンはもはや通用しない。 ネオサイクロンにしても、負ける可能性の方が高い。 ……考える必要がある。新しいサイクロンを!!)」 宙に浮くボールと全神経を集中させる森崎との間で、翼は思考を煌めかせる。 その結果生じたのは、凡才にはおよそ理解できない、意味不明なものであったが、 天才・大空翼にとってはごく単純で分かりやすい結論。 ギュルギュルギュル……! 翼「そうだ!」 バッ!! ヒールリフトで高く上げたボールが落ち切るよりも先に翼は飛んだ。 それは一見すると、勝負を急いだ翼がネオサイクロンを打ちそこなったかのように見えた。 ――しかし、それは大きな勘違いだった。 グワァァァアアアアアアアアッ……! 翼「(サイクロンはヒールリフトの横回転とドライブシュートの縦回転を 強烈なキック力で組み合わせる事により生じるシュート! だったら、高空からのオーバーヘッドで撃ち落とす力も加えれば……!!)」 翼は大きくその右脚を振り上げた。 森崎はことここに至って、彼が最も認めたくない現実を認識せざるを得なかった。
[120]◆85KeWZMVkQ :2019/07/18(木) 22:32:35 ID:ppU02Ebw 森崎「(ふ、ふざけんなよ…!? ネオサイクロンだけじゃ不満で、まだ新しい――!!)」 ビュンッ! 森崎が超高速のセービングに飛んだが、もはや全てが遅すぎた。 最強の凡才・森崎有三はこれまで幾度も大空翼の才覚を信じがたいまでの執念で封じて来たが、 今回の勝負について言えば、その執念よりも、翼の才覚が上回った。 ……いや、あるいは。 翼「(森崎――俺だってお前と同じだよ。俺はお前に勝つ事を――)……あきらめんといったら、あきらめん!!」 バギュウウウウウウウウウウウンッ……! ギュン……ゴゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ……!! 森崎「う、うぐぎ……!?(嘘だろ!? サイクロンって、オーバーヘッドからでも撃てるのかよ!? 畜生! クソが、くそが、くそが……ぁ……!!)――翼あああああああああああああああ!!」 バゴオオオオオオオオオオンッ!! ――ズバシュウウウッ! ピピイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!! ……ピイッ、ピッ。ピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!!
[121]◆85KeWZMVkQ :2019/07/18(木) 22:34:15 ID:ppU02Ebw 翼もまた、森崎にも負けぬ執念深さでその影を追い続けたからこそ、 彼をも更に上回れたのかもしれない。 ……それはちょうど、中山が森崎を追う事で途轍もない成長を遂げたのと同じように。 森崎「(――翼の奴め……! 今は、今だけは認めてやる、お前の勝ちだと! だが、この俺をここまで怒らせた報い、必ず受けて貰うからな……!!)」 森崎が吹き飛ばされると同時に、翼の得点と試合終了のホイッスルが鳴り響く。 それは彼らにとって、終わりを告げる鐘であると同時に、新たな始まりを告げる号砲でもあった。 小学校、中学校、Jr.ユース、リオカップ、ワールドユース……。 何度も何度も繰り返される大空翼と森崎有三の戦いが、 また新たな局面に入った事を予感させる喇叭だった。
[122]◆85KeWZMVkQ :2019/07/18(木) 22:35:29 ID:ppU02Ebw キャプテンズ 4 − 2 ウイングズ 試合終了! (中山チーム) (ジェンティーレチーム) ゴール コインブラ、来生、日向、アルシオン、森崎、翼 アシスト ミハエル
[123]◆85KeWZMVkQ :2019/07/18(木) 22:38:59 ID:??? …と、言ったところで短いですが今日はここまでです。 残りは試合終了のアナウンス(長め)+中山とジェンティーレの交流+エンディング ――と言った感じで後2〜3更新はやろうかなと思ってます。 ただ、明日は職場の付き合いがあるので更新できません(汗)
[124]森崎名無しさん:2019/07/19(金) 21:40:02 ID:??? 森崎…ブーストサイクロンはオーバーヘッドだろ… あの時まともに見てなかったんかな
[125]森崎名無しさん:2019/07/19(金) 21:47:11 ID:??? 乙です ?「この翼、きっと森崎の絆ポイント13くらいあるウサ」
[126]◆85KeWZMVkQ :2019/07/21(日) 00:51:49 ID:??? 今日は更新をお休みします(汗) >>124 そういえばブーストサイクロンもドライブオーバーヘッドから発動でした… なんかブースターシュートとごっちゃになってたのだと思います。 森崎「(嘘だろ!? ブーストサイクロンと同じ芸当を、一人でやれちまうのかよ!?)」 みたいな描写に置き換えて頂けると助かります。 >>125 乙ありがとうございます。 私的なキャラ解釈では翼と森崎は結構絆ポイント高めに描写したくなっちゃいますね。
[127]◆85KeWZMVkQ :2019/07/21(日) 20:12:10 ID:??? 実況「試合終了〜〜〜!! 結果は4−2でキャプテンズの勝利! 一言で言いますと非常に短い結果ですが、その中身は近年稀に見る充実度で、 決して飽きさせない試合でした!!」 観客「ワアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!!」 熱狂的に盛り上がる実況と観客達とは裏腹に、 中山は呆然としていた。 中山「(――試合には勝ったというのに。なんだこの抑えられない動揺は……!)」 それは単に、自分や森崎が翼との勝負に敗北したからではない。 この戦いが終わりではなく、新たな始まりであるという事を示されたが故。 それは理解できるし、戦いを求める中山にとって喜ばしい事だったが、 それでも動揺を隠せないのは、やはりそれを示した翼の才能が、想像以上に大きかったからだろう。 他のメンバーについても、この試合の結果に対しては勝利の喜びと安堵の他に、 それぞれが様々な心情を抱いていた。 日向「(最後に少しケチがついちまったな……まだまだ脅かし足りねえ)」 ストラット「(くそっ!今日の試合は散々だ……!この借りは必ず返すぞ、ソーダ!)」 日向は1得点を挙げたもののそれ以外の存在感は薄く、 後半に満を持して出した新必殺シュートがミスキックに終わった事を、決して楽観視していない。 それ以上に不満を覚えていたのはストラットで、彼はその最高のキック力をこの試合一度も発揮できなかった。 明確な弱点を認識しながらもう一歩が足りないもどかしさに、彼は人知れず悶えている。
[128]◆85KeWZMVkQ :2019/07/21(日) 20:14:04 ID:??? ディアス「(あーあ。ワールドユースのリベンジどころか、余計にヘマ打っちゃったなー。 やっぱもっと技を磨かないとな。あ、そうだ。 最後のツバサのサイクロンのネタをちょっとお借りして……へへっ、見てろよ)」 来生「フーッ、後半から出てきた俺の偽物は駄目だったなー。 やっぱサッカーってのは、もっとこう……バーッ、って感じなんだけどなーそこがなー」 ディアスと来生は日頃の力関係とは正反対の結果となった。 天才と称すべきディアスのプレーは振るわず、逆にディアスの影響を受けた来生が急に覚醒し、 ゲルティスから値千金のゴールを挙げた事は、世界のサッカー関係者を大いに困惑させた。 三杉「(世界最高峰の選手の集団だと、僕も所詮一山幾らの選手に過ぎない。 勝負にはなっても、勝利には至らない。……厳しいけれど、正確な現実だ)」 オワイラン「(負傷さえ無ければ、もっとあの場所で戦いたかった。 だけど、努力さえ諦めなければまたきっと、僕にもチャンスが回って来る筈だ。 ――そうだろう、ナカヤマ?)」 三杉とオワイランはベンチからそれぞれの試合を振り返っていた。 三杉はソツの無いプレーと高い知力・判断力でチームを下支えしてはいたが、 彼は自分がそうした縁の下の力持ちで収まる事を良しとしていない。 温厚なオワイランも、その内心では今後への希望に強く闘志を滾らせており、 その瞳は彼のライバルである中山と変わりなかった。 ポブルセン「アーーーーッ! クソッ! クソクソッ!! 足りねえ! 破壊が足りねぇ!!」 ミハエル「ンー、私もアシストは取れましたが、もっともっと踊りたかったデース」 控えとして参戦したポブルセンとミハエル。彼らの能力も高く、決して悪い仕事はしていなかったが、 世界最高峰の選手達と比べて一歩劣るが故に、このドリームマッチでは要所のみでの活躍となった。 勿論、当人たちは全然満足していない。
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0ch BBS 2007-01-24