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【挑戦者】キャプテン岬U【岬】
[5]キャプテン岬の人 ◆ma4dP58NuI :2023/11/12(日) 17:43:27 ID:L+m8dMUg ボッシ「…本当なのか?こんな子供みたいな顔つきのジャポネが、俺より?」 ギャロス「正直、今のお前なら引越し前のミサキが勝つだろうな」 なにィと言わんばかりの顔つきになり、ギャロスをにらむボッシという名の少年。 だが彼が口を開く前に、監督が彼をたしなめる。 メラン「待ちなさい、優劣はともかく能力は十分、共闘する資格があると党中央が判断した。 タロー・ミサキはここにいる正当な権利がある」 ボッシ「し、しかしムッシュー・メラン、アジアの」 そこまでいって言い過ぎたと思ったか、あわてて打ち消して言葉を加える。 ボッシ「いや、ヨーロッパ外の人間がヨーロッパの大会に出て、支障とかないかと」 メラン「日本共産党は我らがフランス共産党の友党だ。 そもそも国際スパルタキアーダは国別でチームを組むのが原則。 すでに9カ国の西側共産党による合同チーム、西欧同志連合に今更1カ国加わったところで 主催国のソビエトも異は唱えんし、現に承認されている」 ボッシ「……D‘accord」 こんこんと説諭され、目の前の少年はわかりましたと言葉を返す。その言葉には迷いが見えた。
[6]キャプテン岬の人 ◆ma4dP58NuI :2023/11/12(日) 17:45:05 ID:L+m8dMUg メラン「頭で納得しても心では、といったところか。我々はフィールド上で連帯する同志」 そう語った瞬間、監督の後ろからポンと音が聞こえた。 監督のすぐ後ろにボールが置かれていたらしく、ヒールパスで会議室の空間に円弧を描き、ボッシの足元へ落とした。 メラン「実際のプレイで選抜に値するとわかるだろう。 ボッシ、ミサキ、これから隣の会議室に行くぞ。そこで1対1を2回、攻守入替でやってもらう」 そう言って監督はさっさとドアに向かって歩き出す。僕らもあわてて、監督の後ろを追いかける。 隣の会議室は先程よりも一回り以上大きい。特に天井までは10メートルはありそうで、会議室というより銀色のオペラハウスだ。 そんな鏡張りの会議室では既に椅子と机が脇に寄せられ、ドリブル・タックル勝負に十分なスペースが用意されている。 岬「すみません監督。僕のためだけにここまでしてくださって」 メラン「なに、最近はフランスも党勢が振るわん。少しくらい使ったところで、困るほど人もいない」
[7]キャプテン岬の人 ◆ma4dP58NuI :2023/11/12(日) 18:00:20 ID:L+m8dMUg 監督の自虐を受け取った後に、新しいチームメイトとなるボッシと向かい合い、合図を待つ。 メラン「まずはボッシから攻めるとしよう。 FCナントの次世代トップストライカーの実力、発揮してみせるがいい」 ボッシ「D‘accord!…よし、いくぞミサキ!」 岬「OK!いくよ、ボッシ!(僕の挑戦は、ここからはじまる!)」 先着1名様(順番通りでない書き込みは無効)で以下のように書き込んでください。 【!card】と【!dice】、間のスペースを消して書き込んでください。 ★ボッシ ドリブル 45(!card) +(!dice + !dice)=★ ★岬 タックル 46(!card) +(!dice + !dice)=★ MAX【攻撃側】−MAX【守備側】 ≧2→ボッシ、岬を抜き去る! =1、0、−1→岬、ボッシからボールをこぼすことに成功! ≦−2→岬、ボッシからボールを奪う!
[8]森崎名無しさん:2023/11/12(日) 18:29:29 ID:??? ★ボッシ ドリブル 45( ハート6 ) +( 1 + 1 )=★ ★岬 タックル 46( クラブK ) +( 5 + 2 )=★ 先着1名でいいの?★の位置が一行ごとにあるから先着2名だと思ったけど
[9]キャプテン岬の人 ◆ma4dP58NuI :2023/11/12(日) 19:33:01 ID:L+m8dMUg >>8 すみません、コピペする際に星を消し忘れていました。8さんの書き込みは有効で、先着一名様に変わりありません。 岬君があっさりとボッシからボールを奪ったところで、本日はここまでといたします。 今日は岬君と翼君も再開しました。再開までの3年間で変わらぬ実力をキープした理由がここに…… いや、もしかしたらここで歴史が、変わる……?
[10]キャプテン岬の人 ◆ma4dP58NuI :2023/11/19(日) 16:40:15 ID:6yVjg9DM 本日の投稿を開始します。 正確には前回のラストからほんの少し、シーンが前のところからはじまります。前回の メラン「まずはボッシから攻めるとしよう。 FCナントの次世代トップストライカーの実力、発揮してみせるがいい」 と、 ボッシ「D‘accord!…よし、いくぞミサキ!」 岬「OK!いくよ、ボッシ!(僕の挑戦は、ここからはじまる!)」 の間からとなります。アニメで最初に前回のラストを少し流してから 続きを開始するようなものだと思ってくだされば幸いです。
[11]キャプテン岬の人 ◆ma4dP58NuI :2023/11/19(日) 16:41:48 ID:6yVjg9DM ★ボッシ ドリブル 45( ハート6 ) +( 1 + 1 )=47 岬 タックル 46( クラブK ) +( 5 + 2 )=53★ ≦−2→岬、ボッシからボールを奪う! ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ボッシ「ミサキといったな、お前のことはギャロスから聞いている。 クラブチームに入っていないにも関わらず、そんじょそこらの大人より強いことも」 足先でボールをひろい上げ、語り続ける。 ボッシ「だが俺はフランスの、いやヨーロッパ有数の強豪クラブFCナントのFW、 アラン・ボッシだ」 足の甲に収めたボールを右膝、左膝、左足、右膝、右足、左膝…… 流れるように素早く、少しの乱れも感じさせずにボールを跳ねまわす。 幾度もボールを乱舞させ、右足へ飛びかかるボールを靴底でキャッチし、宣言する。 ボッシ「うらむなよ。敗北を知るのも、成長のひとつだ」 岬「…いざ、勝負!」
[12]キャプテン岬の人 ◆ma4dP58NuI :2023/11/19(日) 16:43:54 ID:6yVjg9DM そして猛然と襲いかかった。たちまち二人は交差し、再び間合いが遠のく。 ボッシ「(フン、手ごたえのない…この足さばきに触れもできなかったか) どうだミサキ、いくら草サッカーで鍛えたところで、この俺に勝つことは」 岬「ボッシ」 ボッシ「でき…なんだ」 岬「忘れ物だよ」 決めゼリフをさえぎられ不満げなボッシの下へ、ポンとボールが放物線を描き、ボッシの足下へ送られる。 ボッシ「な…なっ、なあっ!?」 先程まで自らのものであったボール。それが本来あるべきはずの自らの足下になく、ミサキの方から飛んできた。と、いうことは。 ボッシ「なあああああああああ!」
[13]キャプテン岬の人 ◆ma4dP58NuI :2023/11/19(日) 16:45:40 ID:6yVjg9DM ギャロス「ハハハハ!いい小芝居だったぞボッシ!」 岬「(いける…僕のサッカーは通用するんだ)」 僕の顔が鏡を見なくとも分かるくらい、喜色にあふれていくのが感じられる。 フランスに来てから2年あまり、外国人の子供という身の上ではプロはおろか、 近所の地元中学校との交流試合もままならない。 自分の実力がどのくらいなのか、通用するのか。 暗闇の中で目隠しをして黒猫を探すような、もどかしい日々が続いていた。 岬「(それもフランス強豪チームの育成選手相手に、あっさりと……)」
[14]キャプテン岬の人 ◆ma4dP58NuI :2023/11/19(日) 16:47:58 ID:6yVjg9DM メラン「さっきの一戦のすれ違いざまに、ミサキがお前からボールを奪った。 それもお前の体に髪の毛一本触れずにな」 ボッシ「そ、そんな…ッ!」 監督から淡々と事実を告げられ、愕然としながらもボッシは現実を受け入れさせられていた。 そんなボッシの感情に頓着せずに、監督は指示を下す。 メラン「さあボールを返すのだボッシ。次はお前がミサキからボールを奪い取るのだ…ミサキ」 岬「は、はい」 メラン「お前の志願先はMFだったな」 岬「はいっ」 メラン「ポジションの役割は近年多様化しているとはいえ、MFは攻守を左右するチームの胴体であることに変わりはない。 今度は攻撃でもって、自らの適性を証明するがいい (上から彼のフィルムが送られてきたときは半信半疑だったが、もしや……)」
[15]キャプテン岬の人 ◆ma4dP58NuI :2023/11/19(日) 16:49:48 ID:6yVjg9DM ボッシ「チッ、今のが本気だと思うな、フランスサッカーはこんなものじゃないぞ…!」 岬「いくよボッシ、僕は…勝つ! (そうだ、これからなんだ、僕の挑戦は…こんなところで、立ち止まっていられない!)」 先着「2」名様(順番通りでない書き込みは無効)で以下のように書き込んでください。 【!card】と【!dice】、間のスペースを消して書き込んでください。 ★岬 ドリブル 48(!card) +(!dice + !dice)=★ ★ボッシ タックル 41(!card) +(!dice + !dice)=★ カードやダイスの結果で分岐します。★と★の間が1人分の判定になります。 MAX【攻撃側】−MAX【守備側】 ≧2→岬、楽々と抜き去る =1、0、−1→実力伯仲、ボールはこぼれ球に。 ≦−2→岬、ボールを奪われてしまう! 【補足・補正・備考】 岬:ダイヤ・ハートで「やや華麗なドリブル(+2)」
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0ch BBS 2007-01-24