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1- レス

【頑張竜と】ファイアーモリブレム【光の拳】


[268]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2008/12/09(火) 16:56:16 ID:???
タリス王「さて、シーダよ。見送りもすんだことだし…ん?おい、兵士!!」

兵士「な、何でございましょう?」

タリス王「わ、わしの可愛いシーダは何処にいったのじゃ!?これからの旅は危険だから
     ついていくことは許さんと言っておいたはずなのに…」

兵士「シーダ様なら父上の許可が出たからマルス様と同行すると…」

タリス王「そ、そんなァ!わしはそんなこと一言も言っておらんぞ!」
省20

[269]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2008/12/09(火) 16:57:45 ID:???
マルス「シーダ、本当についてきてよかったの?これからの戦いは本当に危険なんだよ?」

シーダ「私なら大丈夫ですって。ちゃんとお父様からも許可をもらえたし(本当はもらってないけど)」

マルス「それならいいんだけど…でも、無茶だけはしないでね。それだけは約束してくれ」

シーダ「は…はい!マルス様!」

マルス「シーダ…」

シーダ「マルス様…」

ぎゅっ…

シーダがマルスの手を握る。マルスは一瞬ドキッとして硬直して動かない。 省4

[270]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2008/12/09(火) 16:58:20 ID:???
マルス「もも、森崎!?い、いつからそこに」

ぱっとお互いの距離を離す二人に森崎はニヤニヤしながら歩み寄る。

森崎「これから作戦会議だそうだが…王子様はしばらく王女様とデートでもしてますか?」

マルス「い、いや…ごめん、すぐに行くよ。じゃあ、シーダ、また後で」

森崎とマルスは船内の会議室に向かって走っていった。

シーダ「……はぁ。もうちょっとだったんだけどなぁ…」
省13

[271]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2008/12/09(火) 16:59:19 ID:???
ダロス「お、お頭ァ大変だ!軍隊だ!タリスの奴らが攻めてきやがったァ!」

縞々のバンダナを頭に巻いた、海賊にしてはどこか優しそうな表情の男ダロス。
森崎たちを乗せた船がガルダの港に到着したのを頭領であるゴメスに知らせに来たのだ。

ゴメス「なんだぁ…?タリスの貧弱兵士どもなんぞ取るに足らぬ存在よ。適当にあしらってやれ」

ダロス「しかし、あいつらはあのガザック兄貴を倒した連中らしいですぜ」

ゴメス「なにィ!?あのガザックを倒しただとォ!?」
省34

[272]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2008/12/09(火) 16:59:59 ID:???
そんなダロスの決意をそっと聞いていた男が一人いた。青い髪と貧相な顔。その手に握られている鉄の弓がなければ
ただの村人にしか見えない青年、カシムである。

カシム「どど、どうしよう…ダロスさんが裏切ろうとしている…このことをゴメスさんに言えば
    お金、もらえるかなぁ…でも、このままだと僕も軍に捕まっちゃうだろうし…
    ど、どうすればいいんだァ〜〜〜!!」

騎士A「おい、そこの男。そこで何をしている」

カシム「ひぃ!?」
省21

[273]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2008/12/09(火) 17:00:22 ID:???
カシムの目の前に差し出される一袋の金貨。その瞬間、カシムの目の色が変わった。

カシム「(そ、そうだ…僕はどうしてもお金がいるんだ…ドルーア帝国に力を貸すなんていやだけど…
     でも、仕方が無いんだ…そう、仕方が無いんだよ…)」

カシムは騎士達から袋を受け取ると答えた。

カシム「わ、わかりました…マルス王子を見つけたらすぐに連絡いたします…」

騎士A「そうか、頼んだぜ」

騎士B「お互い頑張ろうな」
省9

[274]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2008/12/09(火) 17:01:15 ID:???
タリスのとある船室に、5人の人物が集まっている。
この軍の総大将であるマルス。親衛隊長のジェイガン、副隊長の森崎。
軍師のモロドフ、そして傭兵隊を率いるオグマ。
彼らはガルダの海賊とどう戦うか会議をしているところであった。

マルス「部隊を分ける?」

モロドフ「はい。ガルダの海賊は2つの砦を持っています。1つははるか西にある砦。
     もう1つはここから北にある砦です」

森崎「敵の大将がいるのはどっちなんだよ」
省15

[275]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2008/12/09(火) 17:01:33 ID:???
森崎「なるほど…で、分けるのはいいとしてどんな風に分けるんだ?」

オグマ「ならば俺達タリス傭兵団とマルス王子が率いるアリティア騎士団とで分かれよう。
    それぞれに軍師を一人ずつ配備する…これでどうだ?」

ジェイガン「うむ。それがよろしかろう。人数的にはそちらが少ない。誰か一人をそちらに送ろう」

モロドフ「森崎殿、お主はどちらの部隊を指揮しますかな?」

森崎「そうだな…」

Aアリティア騎士団
Bタリス傭兵団
省12

[276]森崎名無しさん:2008/12/09(火) 17:02:04 ID:ar4fPsl+
B

[277]森崎名無しさん:2008/12/09(火) 17:09:43 ID:Yv5Tsgm6
B

[278]森崎名無しさん:2008/12/09(火) 17:12:14 ID:isGLRJaE



0ch BBS 2007-01-24