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1- レス

【頑張竜と】ファイアーモリブレム【光の拳】


[828]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2008/12/19(金) 19:17:21 ID:???
それはほんの些細な出来事からだった。どちらも悪意があったわけではなかったのだ。
だが『その事件』は起こってしまったのである…

マルスはガルダを発つ前にシーダを呼び出した。港町を二人並んでしばらく歩く。
広がる海を眺めながら、シーダは嬉しそうにマルスに話し掛けた。

シーダ「こうして二人で歩くのも久しぶりですね。しばらく戦い続きでしたし」

マルス「そうだね。王宮騎士団や傭兵達の力で何とかやっていけてるよ」

シーダ「うふふ、マルス様。私も結構活躍してましたよ?」

悪戯っぽい笑みを浮かべるシーダの表情を見て、マルスがふと足を止める。
必然的にシーダもマルスに合わせて歩みを止めた。

シーダ「マルス様…?」

マルス「シーダ、これから行くデビルマウンテンは危険な山賊たちが横行している。
    さらにその先にはドルーア帝国との本当の戦争が待っているんだ。
    …シーダ。やっぱり君は…」

シーダ「帰りませんよ?私はマルス様についていくと決めたんですもの」

マルス「でも…やっぱり危険だ!君は女の子だしそれに…!」

シーダ「マルス様!いいかげんにしないと怒りますよ!」

マルス「…怒ってくれても構わない。僕は君に危険な目に遭ってほしくないんだ。
    これからの戦いは常に危険と隣り合わせになるかもしれない。そうなったら…
    僕は君を守りきる自信がないんだ」


0ch BBS 2007-01-24