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【1000だと言ってよ】キャプテンブライト5【バーニィ】
[686]キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM
:2011/01/26(水) 02:31:11 ID:9NCLerI2
岬(太郎のほう)と会ったのも、あの頃だ。
今では疎遠になっているが、一時期、岬太郎は自分の右腕として、主にヨーロッパで働いていた。
現在は、こちらから連絡を取っていないので、彼は真面目にサッカーをしているらしい。
…スポーツショップなんてものをやっていると、サッカーに興味がなくても、自然とサッカー選手の評判は入ってくる。
そしてサッカーファンは、皆、声を揃えて言うものだ。
『タロー・ミサキは、別の次元にいる』と。
省24
[687]キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM
:2011/01/26(水) 02:33:10 ID:9NCLerI2
中原 岬「わ。いらっしゃーい」
ドアの音とともに、お客さんが入ってきたようだ。新平は回想を中断し、ぼんやりと客人に目をやって…
少し、驚いた。
女性。短めの金髪。整った顔立ち。どこかに気品が漂う立ち居振る舞い。
何より、テレビの演説で見たことがある。
月星 新平「ベラ・ロナ!? 貴方はクロスボーン・バンガードのベラ・ロナさんでは?」
セシリー「いえ。今はセシリー…それが私の名前です」
省55
[688]キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM
:2011/01/26(水) 02:35:19 ID:9NCLerI2
中原 岬の持ってきたコーヒーを。セシリーは一口飲んで。それ以上は飲まなかった。
一方の新平も同じだ。口をつけたのは、最初の一口だけ。あとは無表情を装って、セシリーのほうを見ている。
セシリー「それでは…。新平さん。事態は数年前と比べて、極端に悪化しています。
大手のスポーツショップ、ショッピングモールが進出してきて、商店街はシャッター通りとなっています。
田舎も酷いものですけど、東京の商店街だって、酷いです。お客は全て、大手に取られました」
省42
[689]キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM
:2011/01/26(水) 02:38:23 ID:9NCLerI2
月星 新平「仮に、命が平等であるとしたならば。正義はどちらにあるでしょう。
例えばベラ・ロナは、木星紛争が始まる前、どんな演説をしたでしょうか」
セシリー「私はセシリーです。そして…ただの、パン屋です。その立場から言わせてもらえば。
競合相手は、倒れてほしい。そこの従業員や家族がどうなろうと、知ったことではありません。
それよりも、私のパン屋や家族たちのほうが、私にとっては大事なのですから」
月星 新平「命は平等ではないと、仰る?」
省41
[690]キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM
:2011/01/26(水) 02:40:21 ID:9NCLerI2
…セシリーが深々と頭を下げて、そして立ち去ってから。
店内には二人きり。
大きく息を吐いて、新平は言った。
月星 新平「……。岬ちゃん」
中原 岬「はい?」
テーブルに残された、二つのコーヒーカップを指差した。
月星 新平「君がどんなに愛情を込めても。塩でコーヒーは甘くならないんだよ…」
中原 岬「……。てへッ☆」
[691]キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM
:2011/01/26(水) 02:42:16 ID:9NCLerI2
新平は軽く頭を振ってから、それでも柔らかい笑顔で、岬に言った。
月星 新平「ともあれ岬ちゃん。この店…少し閉めることになりそうだ」
中原 岬「はい」
月星 新平「この店の…あるいは最後になるかもしれない仕事。それを、頼まれてくれないかな」
中原 岬「なんですか?」
月星 新平「届け物をしてほしい。あぁ、手が空いた時で構わないから」
新平は、綺麗に包装された箱を、棚から下ろした。
中原 岬「それは?」
省21
[692]森崎名無しさん:2011/01/26(水) 04:29:22 ID:???
この隔絶されたシュールさ、やっぱり好きだわあ…w
[693]キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM
:2011/01/27(木) 00:19:57 ID:c4DaumxQ
>>692
ありがとうございます。熱血な感動ストーリーが欲しいなら、他を当たりな!って感じです。
…どこで道を間違えたんだろう。アムロが勝手にガンダムを捨てたあたり(一番最初の時点)かもしれない…。
------
A:この戦力で良い。それより迎撃の構えを取るのが先決。
ブライト「じゃあ、 俺 た ち で WBを迎撃しに行こーっ!
タカトシ「WBを迎撃して、どうするんです」
瀬戸口「待ってよブライトさん! 俺は試合に参加したくないって、言ったじゃん!」
省8
[694]キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM
:2011/01/27(木) 00:21:22 ID:c4DaumxQ
ブライト「俺だってやりたくないのに、やるんだぞ。だからお前らも、参加しろ」
糸色望「まさしくジャイアニズム」
ブライト「……。まあ、ここでクルーの士気を下げるのも愚策…。なあみんな。ここで活躍したら、どうなると思う?」
伊藤 誠「どうなるんです?」
ブライト「女性陣たちが、俺らを見直してくれる、か も。
…ぶっちゃけ桜子あたりがフレンドリーに自室に訊ねて来るようになる!
どうだみんな、これは人生大逆転のチャンスだと思わないか!?」
省7
[695]キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM
:2011/01/27(木) 00:22:39 ID:c4DaumxQ
そして。
二人の男の顔が。
やたら男前になった。
叶親「フッ…。俺は最初から、例え一人になっても戦い抜く覚悟だったがなっ!」
ハマー「仲間を見捨てることなんて、できるわけないでござるYOぉおおおおお!」
活躍して女性にモテたい!
この願いは、(一部を除いた)男たちの心を一つにし、熱く燃え上がらせた。
…何気にヤリ手かもしれないな、ブライトさんって…
アムロ「僕にも、僕にも彼女が!? ご、ゴムの用意をしなくては!」
省20
[696]キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM
:2011/01/27(木) 00:24:31 ID:c4DaumxQ
瀬戸口「あのさ…盛り上がってるトコ悪いんだけど。選手あと一人と、俺の後釜のオペレータはスカウトしないの?」
叶親「瀬戸口ぃぃい! 桜子さんが部屋に来てくれるんだぞ!?
それはつまり、いいわよ☆ ってことで、『灯里:はわわわ』できるってことなんだぞ!?」
ハマー「『灯里:はわわわ』!」
アムロ「『灯里:はわわわ』!!!!」
タカトシ「(…慣れろ。慣れろ、オレ…)」
瀬戸口「……。灯里ちゃん、遠くから頑張ってるなぁ」
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0ch BBS 2007-01-24