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【1000だと言ってよ】キャプテンブライト5【バーニィ】


[688]キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/01/26(水) 02:35:19 ID:9NCLerI2
 中原 岬の持ってきたコーヒーを。セシリーは一口飲んで。それ以上は飲まなかった。
 一方の新平も同じだ。口をつけたのは、最初の一口だけ。あとは無表情を装って、セシリーのほうを見ている。

セシリー「それでは…。新平さん。事態は数年前と比べて、極端に悪化しています。
 大手のスポーツショップ、ショッピングモールが進出してきて、商店街はシャッター通りとなっています。
 田舎も酷いものですけど、東京の商店街だって、酷いです。お客は全て、大手に取られました」 省42

[689]キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/01/26(水) 02:38:23 ID:9NCLerI2
月星 新平「仮に、命が平等であるとしたならば。正義はどちらにあるでしょう。
 例えばベラ・ロナは、木星紛争が始まる前、どんな演説をしたでしょうか」

セシリー「私はセシリーです。そして…ただの、パン屋です。その立場から言わせてもらえば。
 競合相手は、倒れてほしい。そこの従業員や家族がどうなろうと、知ったことではありません。
 それよりも、私のパン屋や家族たちのほうが、私にとっては大事なのですから」

月星 新平「命は平等ではないと、仰る?」 省41

[690]キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/01/26(水) 02:40:21 ID:9NCLerI2
 …セシリーが深々と頭を下げて、そして立ち去ってから。

 店内には二人きり。

 大きく息を吐いて、新平は言った。

月星 新平「……。岬ちゃん」
中原 岬「はい?」

 テーブルに残された、二つのコーヒーカップを指差した。

月星 新平「君がどんなに愛情を込めても。塩でコーヒーは甘くならないんだよ…」


中原 岬「……。てへッ☆」


[691]キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/01/26(水) 02:42:16 ID:9NCLerI2
 新平は軽く頭を振ってから、それでも柔らかい笑顔で、岬に言った。

月星 新平「ともあれ岬ちゃん。この店…少し閉めることになりそうだ」
中原 岬「はい」
月星 新平「この店の…あるいは最後になるかもしれない仕事。それを、頼まれてくれないかな」
中原 岬「なんですか?」

月星 新平「届け物をしてほしい。あぁ、手が空いた時で構わないから」

 新平は、綺麗に包装された箱を、棚から下ろした。

中原 岬「それは?」 省21

[692]森崎名無しさん:2011/01/26(水) 04:29:22 ID:???
この隔絶されたシュールさ、やっぱり好きだわあ…w

[693]キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/01/27(木) 00:19:57 ID:c4DaumxQ
>>692 ありがとうございます。熱血な感動ストーリーが欲しいなら、他を当たりな!って感じです。
…どこで道を間違えたんだろう。アムロが勝手にガンダムを捨てたあたり(一番最初の時点)かもしれない…。

------
A:この戦力で良い。それより迎撃の構えを取るのが先決。

ブライト「じゃあ、 俺 た ち で WBを迎撃しに行こーっ!
タカトシ「WBを迎撃して、どうするんです」

瀬戸口「待ってよブライトさん! 俺は試合に参加したくないって、言ったじゃん!」 省8

[694]キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/01/27(木) 00:21:22 ID:c4DaumxQ
ブライト「俺だってやりたくないのに、やるんだぞ。だからお前らも、参加しろ」
糸色望「まさしくジャイアニズム」

ブライト「……。まあ、ここでクルーの士気を下げるのも愚策…。なあみんな。ここで活躍したら、どうなると思う?」
伊藤 誠「どうなるんです?」


ブライト「女性陣たちが、俺らを見直してくれる、か も。

 …ぶっちゃけ桜子あたりがフレンドリーに自室に訊ねて来るようになる!

 どうだみんな、これは人生大逆転のチャンスだと思わないか!?」

省7

[695]キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/01/27(木) 00:22:39 ID:c4DaumxQ
 そして。
 二人の男の顔が。
 やたら男前になった。

叶親「フッ…。俺は最初から、例え一人になっても戦い抜く覚悟だったがなっ!」
ハマー「仲間を見捨てることなんて、できるわけないでござるYOぉおおおおお!」

 活躍して女性にモテたい!
 この願いは、(一部を除いた)男たちの心を一つにし、熱く燃え上がらせた。
 …何気にヤリ手かもしれないな、ブライトさんって…

アムロ「僕にも、僕にも彼女が!? ご、ゴムの用意をしなくては!」 省20

[696]キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/01/27(木) 00:24:31 ID:c4DaumxQ
瀬戸口「あのさ…盛り上がってるトコ悪いんだけど。選手あと一人と、俺の後釜のオペレータはスカウトしないの?」

叶親「瀬戸口ぃぃい! 桜子さんが部屋に来てくれるんだぞ!?
 それはつまり、いいわよ☆ ってことで、『灯里:はわわわ』できるってことなんだぞ!?」

ハマー「『灯里:はわわわ』!」
アムロ「『灯里:はわわわ』!!!!」

タカトシ「(…慣れろ。慣れろ、オレ…)」

瀬戸口「……。灯里ちゃん、遠くから頑張ってるなぁ」

[697]キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/01/27(木) 00:27:26 ID:c4DaumxQ
 各自、装備を確認して。速攻で係留されているWBの左舷側にまでやってきた。
 数名はヤル気もなさそうであったが…まあ、空気を読んだ。常識的な人たちである。

アムロ「ブライトさん、試合の場所はどこにします?」
ブライト「え? そりゃ…奇襲なんだから。相手が決めるんだろ。俺たちは相手が攻めてきたところを、叩く!」

 男性陣:大半「「「おーっ!!」」」←ノリだけで

 #状況が、「奇襲:想定内」になりました。 省14

[698]キャプテン・ブライト ◆xWA.3pF8tM :2011/01/27(木) 00:30:17 ID:c4DaumxQ
 ### 5分後 ###

 右舷側から。

   なのは「スタぁーあぁ、ライトーぉおおぉ…!」
   RAISING HEART「Countdown Start. 10...9...8...」

   なのは「ブぅレイカーああぁあぁあああぁあーぁあーああ!!!!」

 という、恐ろしい叫び声と、轟音と閃光が走った。
 ルナツー基地が、揺れる。非常警報。基地に相当な被害が出ているようだが…

 男性陣は、聞かなかったことにした。見事な団結力である。←関わりあいたくない、というだけ

------- 省13


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0ch BBS 2007-01-24