※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ 現行スレ 投票 最新20

1- レス

【紳士】森崎in異世界3【激闘録】


[913]キャプ森ロワ:2009/05/19(火) 00:11:24 ID:???
レナス「身体と魂は切り離されたと言ったが、厳密には完全にと言うわけではなく、…そうだな…
今の状態は一本の細い糸で肉体と魂が繋がっている状態だ。魂が消滅すれば当然それに伴って
肉体の方も…死を迎える。元の世界の肉体的には何の異常も見られないだろうがな…」
レナスの答えはヤンとしてはほぼ予想通りであり、死の世界を行き来出来るデスマスクにとっても
この話は納得出来るものであった。

ヤン「…成る程…未だに何故サッカーなのかは分からないが、サッカーの目論見自体はどうやら
はっきりしたな…それでは次の質問だ…ミュラー提督達はあの後どうなった?」
先程の口調と打って変わり、その質問を口にするヤンの表情は真剣そのものである。

レナス「…そこまで気が付いていたか…」
ヤン「確信を持ったのは今だ…常に最悪の事態を想定してしまうのは私の悪癖のようなものでね…
出来れば…外れて欲しかったんだが…」
ヤンは沈痛な面持ちでレナスを見据える。

レナス「…ミュラー達が何故お前の事をことさら気にするのか分かる気がする……(最もビッテンフェルトの
方は文句ばっかりだったが…)だが案ずるな…ミュラー達に関しては私が無事に彼らの世界に帰した」
レナスがそう言うと、強張っていたヤンの表情は少しだが緩む。

アルス「…あの…済みません…話が見えないんですが…」
完全に話についていけていないアルスがおずおずとヤンに質問する。それはデスマスクも同じだった。
そこでヤンは自分の推察が正しいかを問うかのようにレナスを見る。レナスはその意を汲み取り、
ヤンに対して頷きを見せた後、

ヤン「…単刀直入に言うと…私達が行っているサッカーの試合…負けた方のチームの魂はプログラムに
よって元の世界の肉体から切り離され……消滅する…」



0ch BBS 2007-01-24