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【毒の男と】幻想のポイズン【秋の神様】


[434]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/04/18(土) 21:00:17 ID:???
橙「あ、あにゃあああああああああああああ!!」
リグル「何ィ!?」

次の瞬間、橙は体を倒したと思うと尚も勢いが殺しきれていないボールから一旦体を離し。
そのボールが尚も突き進もうとした所を下から救い上げるようにして蹴りクリアをする。
その流れは正に一瞬というべきものであり、到底人間業とは思えないものであった。
恐らくは、猫特有の反射神経があるからこそ出来た技であろう。

反町「凄いじゃないか橙! ブロックからクリアーへの流れが早すぎて、一瞬見えなかったぞ」
橙「うう……でも、お腹が痛いですぅ……」
反町「そりゃ仕方ないさ、リグルのシュートをモロに食らったんだからな……」
橙「それに、もう一度あれをやれと言われて出来る自信はありません……」
反町(咄嗟に出た反射なのかな? しかし、もっと練習を積めば橙もあれを使いこなせるようになるだろう)

反町はひとまずまだ倒れていた橙を立たせ、練習を続けられるかと問う。
橙はそれに対して、しかし臆する事なく力強く頷いた。
どうやら痛みを受けても、やる気までは折れなかったらしい。

その後、反町とリグル、妖精2はシュートを続け橙がブロックをし、こぼれ球を狙ったところを大妖精が1vs1で取りに来るという練習が続く。
反町とリグルというFWに囲まれて練習をしたせいか、妖精2の成長は目覚しいものがあった。

反町(とはいえ、まだまだ実用レベルじゃないけどな……。
   しかし、大妖精は1vs1が得意みたいだな……もう殆どにとりの技術と大差無いぞ)


0ch BBS 2007-01-24