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【大空翼VS】TSUBASA DUNK 10【桜木花道】


[173]TSUBASA DUNK:2009/05/21(木) 18:57:06 ID:33FwAldA
牧が仕掛ける。横に並んだ三井と流川の、流川の外から抜きにかかる。ファールにならない
ギリギリのところまで体と腕を使い、流川の守備を制限する。流川もボールを奪おうと必死に
抵抗するが、力勝負では牧に勝てない。

流川(くっ、こいつ……)

牧(まだまだ線が細いし、体の使い方も甘い!バスケはパワーも必要だぜ)

本来なら県内でもトップクラスのパワーとバランスを持つ流川であるが、牧からすれば未熟な
部分がかなりあるように見える。

牧(まあ、未完成でこれだけのレベルってのは恐ろしい話でもあるがな)

ニヤリと笑うと流川を抜き去る。しかし、流川の体の陰から三井が飛び出す。

三井「どっちが上か、決めようじゃねえか!」

牧「おう、望むところだ」

牧の言葉は本心からのものだった。神奈川bPと呼ばれるようになって久しい牧であったが、
彼にはある葛藤があった。

『もし、三井寿が大会に出ていたら自分とどっちが上だったか』

確かめようもないその疑問は、彼の中で決して手の届かない三井という選手をある意味で神格化
すらさせていた。

牧(三井、お前は俺にとって何があっても超えられない壁だと思っていた。俺と戦うことなく
  消えた元bP。想像の中のお前はいつだって最強の選手だった)


0ch BBS 2007-01-24