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【大空翼VS】TSUBASA DUNK 10【桜木花道】


[566]TSUBASA DUNK:2009/06/23(火) 11:28:29 ID:lCZqgQ1Q
3年の三井。彼もまた複雑な気持ちだった。湘北を全国制覇に導く、そう1年の頃に宣言した。
しかし、怪我と自身の心の弱さからバスケ部から離れ、あげくバスケ部をつぶそうとすらした。
結局、監督や部員達の計らいでこうして再び湘北のユニフォームを着ることができ、試合でも
十分な活躍を見せた。自分の働きに満足する一方で、もしも3年間ずっとバスケに打ち込んで
いたら……という後悔の念も強くなっていた。

三井(牧にだって負けていなかった。俺は、きっともっとすごい選手になれていたんだ……)

そして、キャプテンの赤木……

赤木「……」

一筋の涙が彼の頬を伝う。

赤木(泣くな!まだ、俺は何も成し遂げていない。俺の目標はなんだ?……全国制覇だろう!)

そのために自分は努力をしてきたんじゃないか!そう考えれば考えるほど今までの練習のこと、
負け続けた試合のこと、そして何度も繰り返してきた部員達との衝突のことを思い出し、逆に
涙が溢れる。

赤木「俺は、間違っていなかった。練習が厳しかったからこそ、この勝利がこんなにも嬉しい」

「そうだよな」と声をかけながら近づいてきた木暮と抱き合いながら喜びを確認する。赤木が
引っ張ってきた湘北だが、木暮が陰で支え続けなければきっとどこかでつぶれてしまっていた
だろう。湘北の勝利の、そして、快進撃の陰の殊勲者は副キャプテンの木暮なのだ。


0ch BBS 2007-01-24