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【大空翼VS】TSUBASA DUNK 10【桜木花道】


[574]TSUBASA DUNK:2009/06/23(火) 15:46:12 ID:lCZqgQ1Q
牧「お前の努力は知っている。だが、この舞台に立っている人間なら誰だってそれくらいの
  ことはしている。お前の9か月があの赤木の3年間に、中学、いやそれ以上かもしれん
  バスケ歴に勝ると思うか?悪いが、俺はそうは思わん」

牧は赤木の名前を出してはいたが、赤木に自分を投影させていることは翼にも分かった。赤木や
俺のバスケに懸けてきた時間は翼が比べることすら許されないくらい長く、濃密なものだった。
だから、俺や赤木の前ではそんな涙を見せるな。牧が本当にそう思っているかは分からないが、
翼にはそう言っているように感じられた。

牧「お前があの場面で赤木に負けたのは必然だ。それを恥じることはない。だが、次は勝ちたい、
  本気でそう思うんだったら今の3倍は練習するんだな」

翼「次……でも、赤木さんはもう3年で……」

試合をする機会はないのではないか、翼はそう続けようとした。

牧「インターハイがある。赤木は……湘北は全国制覇が目標らしい。お互い勝ち進めば最悪でも
  決勝で戦える」

翼「あっ!(そうか、神奈川は2チーム代表になれるんだ)」

試合終了の整列が終わったあと、牧は赤木と全国での再戦を誓ってきたのだった。

武藤「確かによ、バスケに費やした時間も大事だけど、同じくらい気持ちも大事だと思うぜ。
   お前の上達したいって気持ちはレギュラーを奪われた俺がいちばん分かってる。だから、
   前向きに頑張れよ」

俺も負けないけどよ、武藤は我ながらクサいことを言ったなと思い、恥ずかしそうにそう続けた。


0ch BBS 2007-01-24