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【大空翼VS】TSUBASA DUNK 10【桜木花道】


[588]TSUBASA DUNK:2009/06/26(金) 16:18:13 ID:4RWHTCFk
決勝リーグ1日目のもう1つの試合が行われる体育館は賑わっていた。第2シードの「翔陽」と
第3シードの「陵南」が戦うこの試合は結果が読めないという点で海南対湘北よりも注目を
浴びていたからだ。まあ、順当な結果が予想された海南対湘北はだいぶ裏切った形に収まったが。

翔陽はこの数年間、海南に次ぐ神奈川bQの地位を不動のものとしていた。しかし、それは
翔陽の選手たちにとって誇りではなく汚点に過ぎなかった。「所詮は万年2位」それが自分への
正当な評価と誰よりも理解していたのが彼らである。

藤真(去年は高さで海南に劣り、そのままズルズルと押し切られてしまったが今年は違うぞ。
   インサイドの高さならウチが県内トップだ。陵南も魚住、仙道と高さはあるが外からの
   シュートがない分、ディフェンスの人数をインサイドに割けるからウチに分がある!)

それは翔陽の選手や応援する者側に共通の分析だった。また、昨年も今年同様に魚住・仙道を
柱としたチーム作りをしていながら敗れたことが翔陽有利と判断させる材料となった。一方で、
陵南に分があると見る者もいた。

田岡(去年の……1年の頃の仙道はまさに諸刃の剣だった。1人でどこにでも突っ込んでいき
   得点を取ることも多かったが、ファールトラブルやスタミナ切れを起こすことも少なく
   なかった。だが、今年は違う。プレーの幅がかなり広がったことでペース配分を覚えた。
   そして、仙道が自分以外に攻撃を任せられるだけのタレントが揃っているんだ)

また魚住は昨年、2年ながらゴール下の中心を任されたものの本来の臆病な性格が災いして
先輩を統制することが出来ない場面が見られた。今年はリーダーとしての、精神的な成長も
著しい。それに攻撃の新たなオプション、福田の存在も大きい。先ほど、田岡監督も言って
いたが、彼の加入で攻撃面に関しては仙道の負担が半分に減ったと言っても過言ではない。


0ch BBS 2007-01-24