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【大空翼VS】TSUBASA DUNK 10【桜木花道】


[76]TSUBASA DUNK:2009/05/06(水) 23:50:08 ID:RGlsMca+
ドルジと対峙した短い時間の中で、宮城は自信の言葉や気持ちを思い返していた。

『ナメられてるんすよ(ちっ、何をホッとしてるんだ、俺は)』『牧じゃなきゃ怖くねえ!』

宮城(馬鹿野郎……まるで牧を怖がっているみてえじゃねえかよ!)

さらに昨日の夕方のことを思い出す。予選トーナメント決勝全ての試合を観戦し終わり、解散を
する前に湘北バスケ部の監督である安西が部員たちに話しかける場面からそれは始まる。


安西「いよいよ決勝リーグですね。これからの対戦相手はどこも強敵ばかりですよ」

桜木「フン、オレたちだってシードの武里に勝ったぜ」

安西「そう……桜木くん。ここからはその気持ちが大事です」

そう言って安西監督は部員たちの顔を見る。

安西「『勝ちたい』という気持ちがないなら海南大附属などと戦うべきじゃない」

話を聞く部員たちは監督のその表情から、彼が何を言いたいのかを読み取ることは出来なかった。

安西「でなければ、今後のバスケ人生を左右するほどの精神的ダメージを負いかねない」

部員たち「……!!」

安西「『勝ちたい』ですか?」

一同「おう!!」

「よろしい」安西監督はそうつぶやくと、部員たちに決勝リーグの緒戦、つまり翌日の相手が
海南大附属であることを伝えたのだった。


0ch BBS 2007-01-24