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【大空翼VS】TSUBASA DUNK 10【桜木花道】
[956]TSUBASA DUNK:2009/08/25(火) 10:09:25 ID:???
美津乃「まずは陵南戦の勝利、おめでとう!」
花形「ありがとうございます。ですが、決勝リーグはまだ始まったばかり。1勝したからって
手放しで喜ぶ訳にはいきませんよ」
城山(う〜ん、固いねえ)
美津乃(シロちゃんも爪の垢を煎じて呑ませてもらえば?)
花形「それにライバル・海南も1勝しているでしょうからね」
美津乃「そ、そうね(そっか、まだお互いの結果を知らないのよね)」
城山(次スレの最初の方は荒れるな……)
省34
[957]TSUBASA DUNK:2009/08/25(火) 10:10:36 ID:???
城山「まだ使い始めて間もないが、問題ないと思う。しばらくはこのシステムでいくか」
美津乃「少なくても決勝リーグはこれでやった方がいいかもね」
花形「そう言えば、試合の長さがいつもと違いましたね」
城山「そうそう、この試合は10分ごとに4つに分けてやったんだ。海南が絡まない試合は
このサイズでやろうと思う」
美津乃「いいんじゃない?計算が煩雑にならないし」
花形「最後まで競りましたよね。ギリギリまで結果の分からない試合でした」
省29
[958]TSUBASA DUNK:2009/08/25(火) 10:13:16 ID:???
美津乃「バイバ〜イ!!」
花形「え、ちょっと待ってくださいよ!なんでそんなに慌ててるんで……ふぐぅ!!」
美津乃「ふう、変なところで喰いついてくるんじゃないわよ」
城山「うわぁ……鳩尾にハイキックかよ」
美津乃「顎を狙ったんだけど、背が高くて無理だったわ」
城山「ダメージが次スレに残らないといいんだが」
美津乃「ゴホン!では、今度こそ……このスレでの私たちの出番はここまで。まったね〜!」
[959]TSUBASA DUNK:2009/08/25(火) 11:59:18 ID:NylOWdIU
TSUBASA DUNK特別編「キャプテン森崎外伝〜もうひとつのキャプテン翼〜」
「残念ながら、君は、君の体はもう2度とサッカーをすることが出来ない」
神奈川県のとある大学付属病院の一室。医師はあくまで事務的に事実を伝えた。それは苦痛に
満ちた行為ではあるが、感情を押し殺し機械的に振る舞うことこそ患者のためであるというのが
スポーツドクターとしての彼の信条だった。時に、患者に感情移入しすぎる医者もいるが、彼には
省38
[960]TSUBASA DUNK:2009/08/25(火) 12:01:34 ID:NylOWdIU
時間は遡る。
静岡県のとある中学校のサッカー場に少年の姿はあった。先日、フランスで行われた第1回
国際ジュニアユース選手権において優勝という栄誉を勝ち取った日本代表の主力選手として
活躍した彼は、日本だけでなく世界からも注目される選手となった。
そして、間もなく世界への扉が開かれる予定だった。なんと、ブラジルのプロチームに入団
することが決まったのだ。
日本を発つ前に、ともに闘ってきた仲間たちに、そして自分を慕ってくれた後輩たちに自分の
省39
[961]TSUBASA DUNK:2009/08/25(火) 12:02:33 ID:NylOWdIU
しかし、悲劇は起こった。
大きな大会が終了しても、彼のメンタルは弛緩することはなく、動きはいつもどおりだった。
いや、ブラジル行きが決まって以来、彼の動きはいつも以上にキレていた。そのキレが悲劇を
生んでしまったのかもしれない。
自らドリブルで切り込み、サイドに流れたところで一気にボールを逆サイドに送ることで相手の
陣形を崩し、さらにウイングがセンタリングを上げ、ポストプレイからチームの点取り屋が
省29
[962]TSUBASA DUNK:2009/08/25(火) 12:04:14 ID:NylOWdIU
ボールは全速力で走るウィングの滝がギリギリ届く地点に落ちた。そのボールは数メートルの
ドリブルの後、ペナルティエリアやや奥にいた井沢に向けての高いパスとなり、ヘディングで
斜め前に落とされたボールに来生が合わせる。
バシュ!
と小気味の良い音を立てながら、ボールはゴールネットを揺らす。横で見ていた後輩たちから
歓声が上がる。
「こらこら、感心してどうする。来年からはお前たちがこれをやるんだぞ」
自称ナンバー2の井沢が後輩たちを諭す。
省16
[963]TSUBASA DUNK:2009/08/25(火) 12:06:25 ID:NylOWdIU
そして、また病院へと話は戻る。
「君は、もう2度とサッカーができないんだ」
医師は3度、同じ言葉をつぶやく。
「君の腰は度重なる激戦で傷を負ってしまっている。正直、現代医学では治しようがないんだ」
「そんな。だって、プロにも腰や脚に爆弾を抱えながらも第一線で活躍している選手はいる
じゃないですか。それに、先生に診てもらってからずっと楽になったし、走ったり、ジャンプ
したりもできるんですよ」
省51
[964]TSUBASA DUNK:2009/08/25(火) 12:07:59 ID:NylOWdIU
医師の説明はこのようなものだった。
サッカー筋はサッカーボールを扱う行動にのみ働く筋肉であること。
大人になってから損傷することはほとんどなく、世界のプロ選手がサッカー筋を損傷した事例は
未だないということ。
体のまだ出来上がっていない小中学生が損傷することがあるが、別の道に進むため困ったことは
なかったこと。
正直、他の病気や怪我で手一杯で、サッカー筋に関する研究は遅れている、いや、これからも
なされないかもしれないこと。
省10
[965]TSUBASA DUNK:2009/08/25(火) 12:11:10 ID:NylOWdIU
それから少年の生活は大きく変わった。入団予定だったクラブチームと、手続きをしてくれた
昔の恩師に事情を話し、ブラジルに行けなくなった旨を謝罪の言葉とともに伝える。
先日までブラジルから取り寄せたサッカー雑誌が所狭しと広げられていた彼の机の上は、今では
参考書や開きっ放しの問題集に占拠された。中学3年生の彼は受験生である。
季節は巡り、春がやってくる。少年は高校生になっていた。
省22
[966]TSUBASA DUNK:2009/08/25(火) 12:46:21 ID:NylOWdIU
翼「南葛の布陣はおそらくこうだろう」
ホワイトボードに慣れた手つきで南葛のフォーメーションを書き込む。
――――H――
――J――――
―――――――
―――I―――
―G―――F―
―――E―――
―――――――
D―BA―C
―――@―――
H来生
J長野
I岬
G浦辺
F山森
E中山
D石崎
C滝
B井沢
A高杉
@一条
省17
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写
0ch BBS 2007-01-24