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1- レス

【ツバサハ】キャプテン森崎32【タダシクナイヨ】


[552]2 ◆vD5srW.8hU :2009/07/13(月) 18:48:06 ID:u5EQ8NDH
ここで場面をラウンジに居る翼たちに戻そう。翼は数分間沈黙した後、意を決した様に座り直した。
ちょうどアマラウとマウリシオがポテトチップスの袋を持ってきたタイミングだった。
ドトールはコーヒーを静かに啜り、バビントンはじっと座っている。

翼「…順を追って話した方が分かりやすいと思う。俺と森崎の出会いの前後から」

バビントン「うん。それがいいと思うよ」

マウリシオ「ドンドンどーぞ!」
省39

[553]2 ◆vD5srW.8hU :2009/07/13(月) 18:48:25 ID:u5EQ8NDH
バビントン「うわあ…日本ってそうなのかい?」

マウリシオ「マジ!?ちょっと信じられないって!」

ドトール「理屈としては、サッカーが広まっていない国もあると分かるが」

アマラウ「ハッキリ言って全然想像できねえなあ」

翼「だろうね。でも実際にそうなんだ。そんな国で育った俺は、物心つく前からサッカーが大好きだったんだ。
両親の話では1歳の頃に車に撥ねられた時サッカーボールのお陰で助かったそうだけど…これは多分作り話だろうね。 省78

[554]2 ◆vD5srW.8hU :2009/07/13(月) 18:49:48 ID:u5EQ8NDH
翼「俺としては嫌いで鬱陶しい存在だったけど、同時に使えるキーパーならガマンするつもりだったんだ。
バカな事をしてチームをピンチに陥れるのは本当に腹が立ったし、その癖威張り散らしているのは
心底軽蔑したけど、他に実力のあるキーパーが居なかったからしょうがない…それで良かったんだ。
上の年齢のチームに移った時、俺じゃなくてあいつがキャプテンに選ばれるまでは」

バビントン「(あ、核心らしき場所に近づいた感がするぞ!)」
省61

[555]2 ◆vD5srW.8hU :2009/07/13(月) 18:50:25 ID:u5EQ8NDH
翼「サンパウロに来て、俺は本当に良かったと思っている。憧れ続けたレベルの高いブラジルサッカーに挑戦し、
俺は強くなった。結果も出し続けた。だけど、次第に強くなればなる程ある思いが大きくなっていったんだ。
本当に俺は強くなったのか?森崎はもっと強くなっているんじゃないのか?ひょっとして追い抜かれたんじゃ?」

ここで翼は一つ息を吐き、ムシャムシャとポテトチップを貪った。
他の4人は食べる手を止めてただただ聞き入っていた。
省58

[556]2 ◆vD5srW.8hU :2009/07/13(月) 18:51:32 ID:u5EQ8NDH
いったんここまで。

[557]創る名無しに見る名無し:2009/07/13(月) 18:57:28 ID:Km9g0KJl
乙です。
今まさに一つの山を迎えようとしてるんだな…

[558]創る名無しに見る名無し:2009/07/13(月) 19:35:54 ID:UC1WWZdP
明日の試合がきになるぜえ

[559]創る名無しに見る名無し:2009/07/13(月) 20:16:15 ID:wwT3ecTO
零封にして翼を精神的に再起不能にしたくなるな


[560]創る名無しに見る名無し:2009/07/13(月) 20:51:31 ID:hXwM1Jev
ストラットに取られるのはしょうがないとしても翼だけは完封したいと思った

[561]創る名無しに見る名無し:2009/07/13(月) 22:10:30 ID:WHUOWdpy
> アマラウ「モリサキに勝てなかったらこの3年間は全て無駄だったと思っているのかよ…」
>
> マウリシオ「ナンバー1を目指すのは大いに結構だけど、なんか違くないかなあ?」
>
> バビントン「僕は嫌な予感がするよ。明日の試合、勝ってもツバサは得る物が無いんじゃないかって。
> そしてもし負けたら…ツバサは、何か大きな物を失うんじゃないだろうか…」
省5

[562]創る名無しに見る名無し:2009/07/14(火) 00:12:14 ID:VxsVB9fj
いや、人間味を失う代わり覇道を突き進むフラグが立つのだろう。
正直いって覇王と化したツバサも見てみたい。


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0ch BBS 2007-01-24