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【三スレぶりの】森崎が幻想入り 9話目【サッカー】


[917]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2010/01/03(日) 23:21:10 ID:Eq9M9kec
六花「……七花! 見つけたでございますよー!」

七花「わかった、ちょっとまってー!」

下の方の段を探していた六花の声に反応し、下へと降りる。

六花が少し誇らしげに差し出した本の表紙には、『伝統料理に見る歴史の闇  民○書房刊』と書かれていた。

七花「り、六花ちゃん……これ? 何だか怪しげなんだけど……」

六花「確かに、表紙からは何やら不穏な雰囲気が漂っていますが……ほら」

そう言って六花が本を捲り、ページの一つを指差す。と、そこには……

七花「確かに書いてある……。材料も、レシピも。……でも、これ……」

最初こそ目を輝かせた七花だが、次第にその表情が曇ってくる。

六花「……どうしたのでございますか?」

七花「材料がちょっと……。厨房に無さそうな、特殊な物が必要みたいなの。
   海老やお魚はともかく、黒豆やニシンの卵なんて……」

六花「……というと」

七花「……作れないって事だね。今から人里に買いに行っても間に合わないし。
   はぁ、結局無駄足かぁ。怒られるかもしれないけど、ありのままをお嬢様に報告するしか無いわね」

レミリアから食らう大目玉を想像し、頭を抱える七花。

かくして御節料理を巡る騒動は幕を閉じた……と、思われたのだが。



0ch BBS 2007-01-24