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1- レス

キャプテン森崎外伝スレ5


[616]2 ◆vD5srW.8hU :2010/02/11(木) 01:30:01 ID:???
オリキャラが主人公チームのストーリーですか。
オリキャラは既存のキャラとの共存が難しいですが、いざ成功すれば
素晴らしく新鮮な輝きを出せますから期待大です。

それにしても雪村のドリブル31…
中学入学時点でそこまでなんて、翼以上の逸材!?

[617]森崎名無しさん:2010/02/11(木) 11:04:34 ID:???
幻想絡んでも全然ありだと思いますが。メインがオリキャラだと楽しそうですね♪

[618]タイトル未定:2010/02/12(金) 00:56:23 ID:???
すいません。諸事情で文章がまとまらなかったため11日分の投下はありません
12日の夜までには投下可能な状態にしたいと思います
それとなのですが、もしかしたら他にも新外伝を投下予定の方もいるかもしれませんので、外伝スレを空けるためにも、
次回の投下を区切りにスレ立てに行ってみたいと思います
お手数をおかけします

>>613
森崎・翼らと同世代のオリキャラ主人公という設定は、テクモ版IVという下敷きのみならず、南野さんという先達あっての思いつきです 省58

[619]森崎名無しさん:2010/02/12(金) 01:16:37 ID:???
乙です。続き待ってます。

[620]タイトル未定:2010/02/12(金) 21:24:25 ID:???
遅くなりました。本日分の投下です
-----------------------------------------------------------------------------
〜数日後〜

練習中に乱入を起こすという珍騒動から数日。ようやく各クラブの入部受け付けが始まった。

大前「色々と不安もあるが、とにかく今日からが俺のサッカー部生活の始まりだぜ。
ウチのチームはレベルが高いからな。練習を怠けているとすぐに置いて行かれるかもしれない。
……頑張らなくっちゃな」
省24

[621]タイトル未定:2010/02/12(金) 21:26:15 ID:???
大前は慎重に言葉を選んで、落田に当たり障りのないエールを送った。
見学期間中、あの後も毎日サッカー部の練習を見に行っていたが、落田に会った記憶はない。
おそらく、チームのレベルの高さを知らないで言っているのだろうが、

大前(まあ、落田がどれだけ上手いかも知らないわけだからな。もしかしたら、言うだけの事はあるかもしれん)

落田「はっはっはっ、もちろん俺はレギュラーとして頑張らせてもらうぜ!
大前も自分なりに頑張れば、3年に上がる頃にはスタメンに上がれるかもな」 省19

[622]タイトル未定:2010/02/12(金) 21:28:01 ID:???
落田「うーん、俺の想像ではもっと人数が集まってるもんだと思ったんだけどなー」

大前(多分、見学を見て自信を無くしたんだろうな。俺も小豆沢さんに声を掛けられなかったら、ここに来なかったかもしれない)

などと、考えていると、

雪村「やあ、大前君。今日から正式にチームメイトだね! 一緒に頑張ろうよ」

と能天気な声が聞こえた。振り向くと想像通りの顔が想像通りの表情で立っている。
同じ一年の雪村だった。例の乱入騒動以来、何かと顔を合わせる仲である。
省30

[623]タイトル未定:2010/02/12(金) 21:29:46 ID:???
その言葉に一瞬、考え込む素振りをする雪村。
やがてポンと手を叩き、

雪村「ああ、もしかして去年の三回戦で戦った比良山君? 大分顔が変わったねー、気が付かなかったよ」

落田「違あぁぁぁうっ!!」

比良山「……比良山なら、この俺だ」

ボソリと呟くような声とともに、中肉中背の少年が現れる。
何とも記憶しがたい凡庸な顔立ちだが、眼光は鋭く身のこなしにも淀みが無い。

雪村「あ、本物だ。久しぶりだね比良山君」

落田「別に俺は偽物じゃねーよ!」
省21

[624]タイトル未定:2010/02/12(金) 21:31:26 ID:???
雪村「やっぱり思い出せないなあ」

比良山「落田は器用貧乏だからな。どこでもそこそこ活躍するが、結局そこそこどまりなんだ。それで記憶に残らないのだろう」

落田「……ちょっと持ち上げて、そこからドン底に落とすって酷くね?」

落田がどんよりと陰鬱なオーラを背負う。

比良山「落田が雪村と互角なのは、ポジション適性の幅広さくらいのものだろう。個人技の方は雲泥の差だな」
省43

[625]タイトル未定:2010/02/12(金) 21:33:04 ID:C6h3c4g2
比良山「噂を聞いた時は無茶をする奴だと思ったが、ガッツがある分には大歓迎だ。よろしくな」

大前「ああいや、あの件はだな……」

比良山「冗談だ。大方、雪村に巻き込まれたんだろう? これは見ての通りのヤツだからな。うまく面倒見てやってくれ」

雪村「あ、ひどいなー。幾らなんでも同級生に面倒見ろなんて、子どもあつかいし過ぎじゃない?」

大前「お前は充分ガキだろ……って、さりげなくコイツの保護者を押し付けるなよ」

比良山「……バレたか」
省15

[626]タイトル未定:2010/02/12(金) 21:34:56 ID:C6h3c4g2
大前「やばっ! あの声は早瀬さんだ」

比良山「この前にタックルで雪村を吹っ飛ばしたという人か」

落田「あわわ……おっかねえ……」

ぞろぞろと集まってくる上級生たち。
体格も選手としての風格も自分たちより上。そんな集団が目の前に現れたことで、集まった1年生の大半は委縮してしまう。

小豆沢「まあまあ、そう声を張り上げるなよ早瀬。……入部希望者のみんな、よく集まってくれた。
僕は3年の小豆沢。一応キャプテンをやっている。 省53


0ch BBS 2007-01-24