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【女難】ファイアーモリブレム11【僧難】
[762]モリブレム ◆lT1/XKcIlo
:2009/11/30(月) 15:09:22 ID:???
喉まで出かかった一番言いたかった言葉をマジは飲み込んで、バーツを引き連れて宿舎へ戻る。
マルス「…僕たちも戻ろうか。シーダ」
練習相手もいなくなり中断せざるを得なくなったマルスも宿舎へと戻ろうとする。
シーダ「マルス様!」
マルス「なんだい?シーダ」
相変わらず爽やかな笑顔を向けてくるマルス。この軍の全ての人間に等しく向けるその笑顔を
たまに独り占めしたくなってしまう。そんな愚かな考えを素早く頭の中から消去してシーダは応える。
シーダ「マルス様も…どうかご無理なさらずに。マルス様に何かあれば私は…」
マルス「心配性だなシーダは。大丈夫さ。僕は負けない。次の戦いも必ず勝利して
まずはアカネイアパレスを取り戻す。そして…祖国、アリティアもね!」
シーダ「はい。シーダはいつまでもマルス様と共に」
建前ではあくまで一天馬騎士として。本音ではあくまで一人の人間として。
シーダは笑顔のマルスと共に戦いつづけることを強く誓うのだった。
〜アンナさんのお手伝い〜
アカネイア同盟軍が駐屯しているとりで近くの宿舎の一部屋。
そこに一人腰を落ち着けているのはマムクートの老人バヌトゥ。
バヌトゥ「ふぅ…ここまで共に旅を続けてきたもののチキの手がかりは一向に掴めぬのう。
戦場に出てみれば少しは違うと思うのじゃが…火竜石のない今、足手まといにしかならんからのう…」
最近独り言が増えた。自分でも老いたと自覚はあるものの、あのころは愛すべき孫のような少女が側にいたのだ。
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0ch BBS 2007-01-24