※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【助けて!】ファイアーモリブレム12【大陸一】
[476]モリブレム ◆lT1/XKcIlo
:2010/01/25(月) 22:45:04 ID:???
バヌトゥは握り締めた火竜石に力を込め、封じられている魔力を放出させる。
紅く曇った煙の奥から現れたのは、小さな老人とは似ても似つかぬ獰猛な火竜。
ショーゼン「くっくくくく…誰かと思えば、バヌトゥか。久しいのう」
バヌトゥ「ショーゼン………お主とこうしてまた会えるとは思わんかったぞい」
旧友に会ったかのような朗らかな会話。しかし、二匹の竜の両の眼はひたすら互いの隙をうかがっている。
バヌトゥ「愚かなことをしたものよ。ショーゼン、今からでも遅くは無い。
メディウスなどとは縁を切り大人しく竜石と共に隠居せい」
ショーゼン「たわけが。愚かなのはおまえの方じゃバヌトゥ。我々誇り高き竜族の地である
ドルーア帝国を見捨てた裏切りものめ!」
バヌトゥ「……裏切り者…か。そうかもしれん。しかし、しかしじゃ。
いくらワシは裏切り者と罵られようともな。このアカネイア大陸に無駄に戦渦を広げようとする
メディウスなんぞに魂を売り払うほど、老いぼれてはおらんわい」
ショーゼン「ふん、戯言を…ならば、我々どちらが正しいか決めてしまおうではないか。
火竜族らしく…力比べでのう!」
バヌトゥ「ほっほっほ…望むところじゃわい。…ゆくぞ、ショーゼン!」
ショーゼン「来い、バヌトゥ!お前の血も肉も、全て燃やし尽くしてくれるわい!」
前
次
写
名前
E-mail
0ch BBS 2007-01-24