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1- レス

【ジゴロじゃなくて】小田Jr.の野望6【女の敵】


[767]小田ジュニアの野望:2010/01/13(水) 13:53:28 ID:cR8LzvEg
その時駆け抜ける感覚の嵐!猛を形作っている体中の計器がいっせいに暴走しだし感覚が暴走する!!

秋津姫「猛…気をつけるがよい。今は力を抑えているからその程度で済んだが、本来ならこちらから
触らない限り、そなた…堕ちるぞ?」

いくら親しくなったとはいえ神様、意図せずともその力の奔流は常に体中をめぐっており、
その力に触れるという事は3.5インチフロッピーディスクにテラバイトの容量を詰め込むようなものである。

小「そう…う大切な事は最初…に…いって…」
省25

[768]小田ジュニアの野望:2010/01/13(水) 13:54:30 ID:cR8LzvEg
小「あ、待ってくださいよ」

食事のために鎧の兜とガントレットの部分をはずした事で幾分動きやすくなったジュニアは
ガシャンガシャンと秋津姫についていく。

〜〜〜

秋津姫「ここならよかろう」

そこはスタッフルームの更衣室。当然誰もいないため安心して話せると一息をつく。

小「…わかりました。出でませ春菜姫!」

ぽん!

いつも所持している秋津姫の小瓶に向かって念じるといつも見慣れた春菜姫が現れる。
省16

[769]小田ジュニアの野望:2010/01/13(水) 13:56:36 ID:cR8LzvEg
秋津姫「……趣味か?」

小「他に無かったんですよ」

春菜姫「どうして?私は結構気に入ってるんだけどな?」

どてらにほお擦りして暖かさを確認する春菜姫。その姿は神の威厳とはかけ離れていてただただ可愛い。

小(さてどうしようかな?)
A.秋津姫に改めてティルの件で礼をいう。
B.秋津姫にあの威霊のかけらの事を聞く。
C.春菜姫と秋津姫の会話を聞いてみる。
D.秋津姫と春菜姫を引き連れ会場に戻る。
E.秋津姫は春菜姫に任せ、一人で会場に戻る。 省7

[770]森崎名無しさん:2010/01/13(水) 14:22:16 ID:???


[771]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw :2010/01/13(水) 14:23:47 ID:???
C  とりあえず様子見を・・

[772]森崎名無しさん:2010/01/13(水) 14:56:41 ID:nfn5w9FI


[773]小田ジュニアの野望:2010/01/13(水) 16:28:04 ID:cR8LzvEg
小(あ、そうだ。先週貰ったあれ。実は凄いアイテムだったんだよな。もう一度お礼いっとこ)

神様に対し礼を尽くしすぎるという事は無い。そう考えたジュニアは改めて秋津姫に礼をいう。

小「あ、あの。先週はありがとうございました。お陰でティルがもうすぐ転生できそうです」

深々と頭を下げる。

秋津姫「なに。そのような事か。別に構わぬ。あの小さきものがそれだけ大切だったのであろう?
それこそお主の中の信仰心を投げうってでも」
省16

[774]小田ジュニアの野望:2010/01/13(水) 16:29:19 ID:cR8LzvEg
秋津姫「悪用?…それも別によかろう。世は全てこともなし…じゃ。それに今のこやつなら悪用する事
自体思いつかなかったはずじゃ…」

春菜姫「…それはそうだけど…」

どうやらここ最近のジュニアはボランティア活動などで邪念も一緒に片付けたらしい。もしこれが
悪の心に支配されていたのならさっさとボッタクル商店に持っていってその値に目玉を飛ばしつつ
懐を暖めていた事だろう。

小(ふむ…春菜姫は一体何が気に入らないんだ?)
省22

[775]小田ジュニアの野望:2010/01/13(水) 16:30:21 ID:cR8LzvEg
秋津姫(娘にも困ったものじゃが…それよりこやつの頭の中が心配じゃな)

信仰心とはどういったものかわからずに、そのほとんどを躊躇無く投げうったジュニアの一途さ、同時に
そこまでしたことによる、春菜姫の嫉妬。どちらも理解できてしまう…これが神の困ったところでもある。

秋津姫「よかろう。我からの降誕祭の祝いじゃ。春菜姫、受け取るがい」

さすが八百万の神。宗教の違いなどお構いなしに無理やり理屈をつけると小さな丸い宝石を出す。

小「これは?」
省20

[776]小田ジュニアの野望:2010/01/13(水) 16:31:23 ID:cR8LzvEg
秋津姫「……」

意外な事に秋津姫はそれを引き剥がす事無くされるがままにされている。やはり一番の末娘。可愛いのだろうか?

小(もしかして…ここに来た理由って、春菜姫のためなのか?)

考えてみれば神様が下界に降りるという事は大変な事である。今でこそそこそこ慣れたがそれでも
降臨する際の力の放出には毎回度肝を抜かされている。
その力がもし神そのものの力を放出しているとすれば簡単に降りたり登ったりできるものだとは思えない。 省32


0ch BBS 2007-01-24