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【守矢杯】森崎が幻想入り 10話目【嵐の予兆】


[619]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2010/03/02(火) 00:05:16 ID:7IPPWBUI
メリー「(ねぇ、ちょっと……)」

森崎が考え込んでいると、横に座っていたメリーが机の下から袖を引っ張ってきた。

メリー「(……幽香は確かに実力は折り紙付きだけど、チームに加えるのはよく考えた方が良いわよ)」

森崎「(ん? どういう事だ?)」

メリー「(あいつはね……敵チームの選手にわざと怪我をさせるのよ。結界を掻い潜ってね。
    もちろん反則にならないように巧妙にやるから退場の心配はないけど、とにかく一部の選手と観客からは嫌われてるわ。
    幸いにも、うちのチームには幽香を滅茶苦茶嫌ってるって人はいないけれど、FWの三人なんかはやっぱり怖がるでしょうし、
    温厚なレティなんかとも相性は良くないでしょうね……)」

森崎「(見てる限りでは、そこまで危ないヤツには見えないが……)」

とはいえ、花束を手渡されたときにゾクリとした何かを感じたのは事実である。
……ちなみにその花束は今、花瓶に生け直してテーブルの中央に飾ってある。

メリー「(無闇矢鱈と喧嘩を売るような奴でもないのよ。
    基本的に幽香が狙うのは、自分と勝負になりそうな相手だけ。
    ただの人間や弱い妖怪に対しては基本的に無害よ。……ただ、それでも怖がる人は多いって事)」

幽香「何? 本人を目の前に内緒話かしら?」

森崎「悪かったな。
   ……だが、お前は俺の試合を見てたかも知れないが、俺はお前の事を何も知らないんだ。
   この位は許してくれても良いんじゃないか?」



0ch BBS 2007-01-24