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【弱くて】キャプテン三杉【ニューゲーム】
[395]森崎名無しさん:2010/01/23(土) 22:33:02 ID:2/aIQehc
B
[396]森崎名無しさん:2010/01/24(日) 18:12:01 ID:???
OPはOVAが一番好きかも・・・
優しさのい〜みさ〜え〜♪
[397]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw
:2010/01/25(月) 14:19:37 ID:???
>B バンビーノに会いに行く
三杉「そう言えば休日にバンビーノを見ることが無いな・・・何をしているんだろう?」
三杉がバンビーノの部屋に向かうと、丁度バンビーノが部屋から出てきた所だった。
バンビーノはスポーツウェアに身を包んでおり、さも今からジョギングにでも行かんという意志が見られた。
三杉「やあバンビーノ、もしかしなくともロードワークかい?」
バンビーノ「そんなところだ。オレに用でもあったか?」
省21
[398]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw
:2010/01/25(月) 14:20:39 ID:???
三杉はバンビーノに連れられて教会へと向かった。
バンビーノの足には些少の惑いもなく、かなり行きなれている事が窺えた。
目的地のサンティ・アポストリ教会は町外れにあり、規模としては非常に小さいが中々の威厳を備えていた。
今日は観光シーズンの只中にも関わらず、教会見物の観光客はただの一人もいなかった。
バンビーノは三杉を省みることなく、何やら真剣に祈りを捧げているようであった。
クリスチャンではない三杉はバンビーノの邪魔にならぬよう建築様式を観ていた。
省43
[399]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw
:2010/01/25(月) 14:21:49 ID:???
三杉「そうだなあ・・・君は僕がここに来る前から多少は僕の事を知っていたんだろ?
しかし僕は君の事を全然知らない、これは不公平だと思わないか?」
バンビーノ「そんな理由か・・・フフ、やはりおかしな奴だな。
まあ良いか、大して興味を刺激するような話ではないが教えてやろう。
オレの祈りは・・・二人の友の無事のために捧げているものだ。
一人はオレをサッカーに導いてくれた友、もう一人はオレからサッカーを奪いかけた友さ。」
三杉「随分と両極端なんだね。」
省57
[400]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw
:2010/01/25(月) 14:23:48 ID:???
バンビーノ「今更言い訳にもならん話だが・・・イタリアのベストメンバーは、
日本のそれに決して劣る物ではなかったんだからな。」
三杉「さて、それはどうかな?」
バンビーノ「ふふ、話が逸れてしまったな。その後あいつはオレに謝りに来た、病室まで毎日毎日。
だがオレは面会を許さなかった、口を貝のように閉ざし、あいつを追い返していた。
そしていつの日かあいつは姿を現さなくなり・・・行方も知れなくなった。」
三杉「・・・。」
省13
[401]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw
:2010/01/25(月) 14:27:14 ID:???
二人はドゥオーモの頂上に着いた。
眼下に広がるフィレンツェの街は哀しいくらいに美しかった。
思わず三杉は感嘆し、陳腐な言葉しか出なかった。
三杉「すごいものだね・・・。」
バンビーノ「ここで見る風景は・・・昔、教会の屋根を登った時に見た風景に似ている気がするんだ。
もちろん此処よりもずっと低い屋根だったが、あの時はこれくらいに見えた。
友と二人で世界を手に入れられる・・・そんな気になっていた。」
三杉「・・・・・・」
省11
[402]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw
:2010/01/25(月) 14:28:32 ID:???
>>396
OVAのOPは秀逸ですよね、今でも燃え上がるものがあります。
カラオケで歌っても誰も分からない哀しさと言ったらw
[403]森崎名無しさん:2010/01/25(月) 14:41:31 ID:ikzKRoEE
A
[404]森崎名無しさん:2010/01/25(月) 14:51:31 ID:xFDsnivs
A
[405]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw
:2010/01/25(月) 18:00:08 ID:???
>A バンビーノに礼を言っておきたい
バンビーノの話が一段落したものと見て、三杉は当初の目的を果たす事にした。
それはバンビーノへ礼を言うことであった。
三杉「バンビーノ、君に一言礼を言っておきたい。ありがとう。」
バンビーノ「なんだ?礼を言われるような事をしたつもりはないぞ。」
三杉「別に・・・ここからは独り言さ。
初めて会った時、勝負を避けた僕に対して君は臆病者と罵った。
最初は、準備もなにも出来てない弱い者に勝負を挑む卑怯者と思ったさ。
省20
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0ch BBS 2007-01-24