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【真・東洋の】キャプテン森崎36【守護神】
[274]2 ◆vD5srW.8hU
:2010/03/20(土) 17:33:48 ID:pfL6302H
ザッザッザッザッ…
やがて若林は帽子を目が隠れる程深く被り直し無言で去っていった。
その大柄な筈の後姿は森崎にはやけに小さく見えた。
森崎「フン…あいつと言いポブルセンと言い、負けた途端に尻尾を巻いて逃げるのかよ。
もっとみっともなく負け犬の遠吠えでもしてみせろってんだ」
カルツ「…お前さんも大概だのう」
森崎「ほっとけ。お前こそ自分のチームのGKをわざと落ち込ませる様な事言って良いのか?」
カルツ「なあに、あいつはああやって突き落としておいた方が伸びる性格だからのう。
もうしばらくは同じチームで付き合う羽目になりそうだし、また面倒を見てやるさ」
森崎「フン。最初こそ引き分けだったが、これからは何回やっても同じだぜ」
カルツ「やだやだ、ワシはもうお前らとはやり合いたくないぜよ。言い訳がましいのは覚悟の上で言うが、
全日本とやると何かツキが無くなるみたいだからのう。もう3回もやったんだし、4回目は勘弁だ」
森崎「違うぜカルツ。俺達が相手だと運が悪くなるんじゃない、運が悪いから俺達が相手になるんだ」
カルツ「どっちでも良いっての。それじゃ、達者でな。お互いプロとして頑張ろうぜ」
そしてカルツも短い砕けた会話の後にベンチに向かって歩き去った。
そのあまりに屈託の無い気楽な態度には森崎も矛を収めざるを得なかった。
森崎「ふぅ、もうちょっと誰かからかいたかったモンだが…疲れたからもう良いか。
後は表彰式を終えて…あ、記者会見もあるかな?面倒臭いけどやらなきゃな」
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0ch BBS 2007-01-24