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【真・東洋の】キャプテン森崎36【守護神】


[433]2 ◆vD5srW.8hU :2010/04/01(木) 22:43:20 ID:rpfx2XZy
クライフォート「理解できないか?ヒカル・マツヤマ」

松山「当たり前だ!相手をわざとケガさせるサッカーの何が美しいと言うんだ!」

クライフォート「ではもう少し詳しく説明してやろう。相手の負傷を集団で狙う。
確かにその行為だけでは美しいなどとは到底言えないだろう。
だがお前は俺達がそんな方法に頼らなければ勝てない程度の小悪党揃いのチームだと思っているのか?」

松山「…違う!お前達は本当に強い、それなのにわざわざこんな事をしたのが許せないんだ!」

クライフォート「それがそもそも間違いであり、お前達がサッカー三流国である証拠なんだよ。
気付かないのか?今お前は大差で負けると格好悪いから接戦で負けられる様に
うちのチームの選手が持っている弱点を突かないで下さいと敵に命乞いをしたんだぞ?」

松山「なにを、いっているんだ、おまえは…!」

クライフォート「先ほどから繰り返しているだろう。俺の目指すトータルフットボールは
ただ美しいだけのサッカーではない、美しいサッカーと勝つサッカーの両立…言わば機能美だ。
”美しいサッカーをした”事を負けた言い訳にさせない為のな!」

問答が進むにつれ松山はクライフォートが人の形をした別の生き物の様な気がしていった。
収まらない怒りと高まる嫌悪感に震えだす松山に構わずクライフォートは続ける。

クライフォート「美しいパスワークや芸術的な組織プレイもこの後たっぷりと見せてやるさ。
それともお前達は俺達に美しいプレイだけに徹し負けるリスクを増やす事を強要するつもりか?
クライフが敵DFのマークに封じられ負けた悲劇を繰り返させたいお前達は美しいのか?」

松山「………」


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0ch BBS 2007-01-24