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【真・東洋の】キャプテン森崎36【守護神】
[542]2 ◆vD5srW.8hU
:2010/04/11(日) 15:30:18 ID:cyJJtQ7+
ある者は母校で、ある者は大学リーグで、ある者は社会人リーグで、またある者は自主練で。
青年達は世界と戦う為の刃を研ぎつつ待ち続けた。再起の時を。
そして運命の10月がやってきた。全日本ユースが集結され、ホームでの
練習試合の後ワールドユース出場権を賭けてアジア予選に挑む10月が。
いよいよ全日本ユースが集合するその一週間前に開かれた記者会見で発表されたメンバー表は以下の様な物であった。
FW
省36
[543]2 ◆vD5srW.8hU
:2010/04/11(日) 15:30:34 ID:cyJJtQ7+
内容は見上が会見で述べた数々の”爆弾発言”を冷やかす物だった。
曰く、全日本ユースの目標はワールドユース出場ではなくワールドユース優勝である事。
曰く、この目標を成し遂げるには突出した少人数の選手に頼るチームを作ってはいけない事。
曰く、翼と若林はプロになってまだ一年目で、この時期に呼び寄せるのは悪影響になりやすい事。
曰く、今後の日本は海外でプレイする選手が増えると予想される為
海外組に頼らないチーム作りが永遠のテーマになるであろう事。
省79
[544]2 ◆vD5srW.8hU
:2010/04/11(日) 15:30:50 ID:cyJJtQ7+
サンパウロFCでプロになった翼が大スランプに陥っていたのである。
陽子の話ではデビュー当時はそこそこのパフォーマンスを見せていたが、シーズンが続くにつれ段々と
プレイの質が落ちて出番が減っていき、ついにはベンチにすら入れなくなったとの事だった。
同じくユースからの昇格組が順調に出場機会をモノにしている中、翼は酷く落ちぶれていた。
これは日本では知られていない事だった。地球の反対側にあるブラジルの情報など
省62
[545]2 ◆vD5srW.8hU
:2010/04/11(日) 15:32:26 ID:cyJJtQ7+
いったんここまで。
[546]2 ◆vD5srW.8hU
:2010/04/11(日) 16:28:56 ID:cyJJtQ7+
〜静岡県掛川市、ヤマハリゾートつま恋〜
森崎「フッフッフ、全日本ユースよ!俺は帰ってきた〜〜〜!」
その日、森崎は意気揚々と合宿所に向かっていた。
数ヶ月ぶりにまともなレベルのサッカーが出来る事が待ち遠しいのもあったし、
アジア予選と言う失敗を許さない舞台が間近に迫ってきた事が彼に程よい緊張感をもたらしていた。
また翼と若林が『クラブに専念する為』召集されなかった事は彼にとっては
省47
[547]2 ◆vD5srW.8hU
:2010/04/11(日) 16:29:14 ID:cyJJtQ7+
そして次の瞬間、シスターの奇行によって違和感は最早違和感どころではなくなった。
シスター「貴方は…全日本ユースキャプテンのユーゾー・モリサキですね?」
森崎「あ、ああ。そうなんだけど…あんたは…」
クネ!クネ!クネ!
シスター「フフフ、そうですワタシがこのゲームのラスボスにして最強キャラです!さあカモン!カモン!」
シスターが腰をくねらせながらハスキーな声で意味不明な事を口走ったからだ。
省31
[548]創る名無しに見る名無し:2010/04/11(日) 17:31:32 ID:gs3XGa98
投票は明日ですか?
[549]2 ◆vD5srW.8hU
:2010/04/11(日) 17:47:04 ID:cyJJtQ7+
>>548
失礼、タイプミスでした。11日が正しいです。
[550]創る名無しに見る名無し:2010/04/11(日) 20:03:17 ID:fXzSf2te
イワッチかよw
[551]2 ◆vD5srW.8hU
:2010/04/12(月) 07:38:09 ID:CIdazT/0
>F とりあえず会話する。
森崎「え〜…な、なんだって?ラスボス?最強キャラ?一体何の事だ?」
森崎は目が点になるのを自覚しつつも会話を続けようと試みた。
だがその懸命な努力も空しく目の前のシスターはヤレヤレとため息をついた。
シスター「オー、いけませんね。その常識と言う檻に囚われた狭い物の考え方。
神の愛が足りていない証拠です!そのままでは野蛮人になってしまいますよ」
森崎「いや、俺キリスト教徒じゃないし…」
省60
[552]2 ◆vD5srW.8hU
:2010/04/12(月) 10:40:29 ID:CIdazT/0
>C 「俺は神など信じん!俺こそが神、いや、俺は神より偉いんだ!」宗教戦争を仕掛ける。
森崎「(…なんか良く考えたら、こんな変な女に神を敬えなんて言われる筋合いは無いじゃねえか。
むしろこんなののペースに付き合うなんてイライラするだけだ。ここは一つ相手が怒りそうな事を言うか)」
面倒くさくなった森崎は言いたい事を言う事を決め、大きく息を吸い込んで言い放った。
森崎「ふっ、何が愛だ。何が神だ。俺は神など信じん!」
省55
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