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【ジノとルーベン】キャプテン三杉3【体育座り】
[995]キャプテン三杉:2010/05/20(木) 20:11:34 ID:???
>ハート←ミハエルの突破+α
ディーノの蹴り出したゴールキックはローマのボランチが押し返し、そのセカンドボールは
パガニンが拾った。これまでファケッティに付いていたフィッツウォルタはミハエルをマーク、
ファケッティにはヘルマーが付く形を取っていた。敵エースに対してのローマのマークは実に
執拗であり、パスが通せるようにはヘルナンデスには思えなかった。状況は変わらず・・・
パガニンは少しだけドリブルし、その後にマニコーネにパスを出した。
省27
[996]キャプテン三杉:2010/05/20(木) 20:15:09 ID:???
ミハエル「いきますよ・・・!」
ト・・・トン、スッ、フワッ、トン・・・!
これまでに見た事のないドリブル、それはドリブルというより舞踏を踊っているようであった。
バランスを崩しそうで崩さない上体の大きな動作、軸がぶれているようで安定した跳躍、
何故これでボールをコントロールできるのかヘルナンデスは理解できなかった。
そして何よりも驚いた事に“ミハエルは相手を視ていなかった”のである。
ボールを奪いにくる相手を視ずに、抜くタイミングを測れる筈がない・・・常識である。
省20
[997]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw
:2010/05/24(月) 12:34:30 ID:???
その後、ミハエルのドリブルを怖れたローマは徹底マークでボールが渡らないよう対策した。
しかしミハエルへのマークが増えれば他の選手がフリーになる。
そこで存在感を見せたのはボランチに下がったファケッティである。
やや下がり目の位置からフリーの選手へのロングパスをバシバシ通し始める。
左右にボールを散らし、戦況が優位になるよう導く様は見事の一言であった。
そして、少しずつローマディフェンスの網の目に穴を開け・・・
ついにファケッティのピンポイントパスがバティンに届いた。
省34
[998]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw
:2010/05/24(月) 12:55:26 ID:???
ミハエルの突破力は守備陣を切り裂き、ファケッティのパスは深い所からでも輝ける、
そしてバティンの必殺シュートはまさに至宝の一撃。
ユヴェントスに穴は無い、そう思い知らされる内容だった。
ヘルナンデスは少々頭を悩ましたが、戦術的な対策についてはすぐに投げ出してしまうのだった。
要は自分が1点もやらなければ負けやしないのだ、と・・・。この辺りは彼の悪い癖である。
しかし今の時点において、彼の意識は戦術よりも圧倒的に個人の実力へ傾いていたのだ。
省48
[999]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw
:2010/05/24(月) 12:56:27 ID:???
ジェンティーレ「やめろ!あんな腑抜けをランピオンと一緒にするつもりか!?」
ヘルナンデス「いや、すまん・・・今のは失言だった。」
ランピオン「(どちらかと言えば今のはオレが怒る所だろう・・・空気読めよジェンティーレ。)」
ジェンティーレ「チッ、久方ぶりにプライベートで顔を合わせてるんだ、もっとマシな話はないのか!」
ヘルナンデス「そうだな・・・ジェンティーレ、お前うちのシンゴ・アオイの事は知ってるな。」
省43
[1000]キャプテン三杉 ◆ku3QkLRGJw
:2010/05/24(月) 13:00:57 ID:???
ヘルナンデス「オレが伝えたかったのはそれだけだ、2人ともミラノの地で待っているぞ。」
ランピオン「首を洗って待っていろよ、立ち上がれなくしてやるぜ。」
ジェンティーレ「ハンッ!その闘志を昨日見たかったぜ、腑抜けヤロウ。」
ランピオン「言ってろ、それじゃあオレも行くぜ。」
3人の少年はたいした交流も無く散った。彼等は大きな目標を同じくしている。時には競い、潰し合い・・・
省30
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0ch BBS 2007-01-24