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【これで安心】森崎が幻想入り 11話目【ポスト神】
[112]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk
:2010/03/28(日) 22:56:47 ID:cGdKb/cY
幽香のとんでもない命名に思わず抗議し……そして、いつの間にか幽香に対しての怯えが無くなっている自分に気づく。
リグル「(あ、あれ……?)」
相手が幽香だということを忘れ、ミスティアやメルランにするように思いっきり突っ込んでしまったリグル。
だというのに、幽香は何も言わないばかりか気分を害した様子すら無い。
リグル「(もしかして……案外、怖くない?)」
省28
[113]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk
:2010/03/29(月) 00:01:33 ID:P2ZMZriU
〜正午〜
〜人間の里・グラウンド〜
幽香「冷めてるのが気になるけど……中々悪くないじゃない」
メリー「そう? 気に入ってくれたなら嬉しいわ」
メルラン「あー、そのたまご焼き私のー!」
リグル「へへ、早い者勝ち……って、ソーセージ取るなぁ!」
ミスティア「(鶏肉は駄目だけど、卵はどうしようかしら……ア、アウト? いや、セーフ……?)」
メイドG「あ、あのあのっ! これ私が作ったんですけど……」
中里「……まるで小学生の遠足でござるな」
省11
[114]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk
:2010/03/29(月) 00:03:08 ID:P2ZMZriU
中山「まぁ、たまには外で食べるのも良いんじゃないか?」
おにぎりを頬張りながら中山が言う。
ちなみに、重箱の主な中身は玉子焼きとソーセージとおにぎり(梅干し)。
まさに王道かつ最強のメニューである。作ったのはバリバリの西洋人(メリー)であるが。
森崎「いや、別に文句はないぞ? いちいち帰ってたら時間もかかるしな……ん? なんだこりゃ」
重箱の隅に、他のものより僅かに小さいおにぎりを発見する森崎。
省32
[115]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk
:2010/03/29(月) 00:04:19 ID:P2ZMZriU
森崎「あれは……六花と七花か? どうしたんだ、あいつら」
次に気がついた森崎も、全く同じ表情を浮かべる。ただ彼女たちが現れただけなら問題はない。
二人が彼女たちを訝しんだ理由は……六花と七花の全身が、まるで川にでも落ちたかのようにずぶ濡れだったからであった。
七花「……さ、咲夜様、森崎様! 助けてくださいっ!」
六花「七花! 落ち着くでございます! ここまで来れば、流石にもう追って来ないでございましょう」
咲夜「……どうしたの、一体」
省11
[116]森崎名無しさん:2010/03/29(月) 00:05:13 ID:???
今更刀を盗られた腹いせに斬り捨てを!?
[117]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk
:2010/03/29(月) 02:12:46 ID:P2ZMZriU
……六花と七花がもたらした情報は、衝撃的なものだった。
森崎「馬鹿な……レミリアが」
咲夜「お嬢様が、負けたですって?」
六花「……面目次第も無いでございます」
彼女たちの話では、こうだった。
この間の練習試合と変わらないメンバーの紅魔館に対し、相手側の守矢神社はMF・東風谷早苗に始め、
DF・八坂神奈子、MF・洩矢諏訪子、さらにはMF・射命丸文とFW・犬走椛を加えた錚々たる面子。
森崎はどの選手のプレイも見たことが無かったが、
省28
[118]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk
:2010/03/29(月) 02:15:47 ID:P2ZMZriU
咲夜「どうしたっていうのよ、一体」
六花「……雨でございます」
森崎「は? 雨って……今日はこんなに快晴だろうが。雨なんか一滴も降らなかったぞ」
雨。それもただの雨ではない。彼女たちが言うには、それはスタジアムの周囲にのみ降り注いだという。
森崎「ふむ……俄には信じられんが、お前らの服が濡れてるのはそういう理由だったって訳か。
……だが、雨が降ったからどうしたっていうんだ? 確かにプレイはしにくいが、それは相手も一緒だろう」
省29
[119]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk
:2010/03/29(月) 02:17:15 ID:P2ZMZriU
中山「天候一つでそこまでか……反則ではないんだろうけど。
しかし、そんな卑怯な手を使う人じゃないと思ってたんだけどな……」
六花「いえ……どうも、雨自体は守矢神社側も予想外だったようでございます」
中里「……そうでゴザルな。その雨で損をしたのは、程度の差こそあれ東風殿達も同じでござろう」
ミスティア「え? どういう事?」
レティ「……守矢神社の目的は信仰を集めること。なら、今回みたいに明らかに不自然な雨……
省36
[120]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk
:2010/03/29(月) 02:18:18 ID:P2ZMZriU
森崎「……で、さっきの辻斬りっていうのは一体なんだったんだ?」
七花「それは……その、試合が終わった後の事なんですけど……魂魄妖夢様って、覚えてます?」
森崎「ああ……あの刀持った奴だろ? 選手としてはよく覚えてないが、この前白玉楼って所で会ったぞ」
七花「な、なんでそんな所まで行ってるんですか森崎様……?
と、とにかく、その妖夢様が試合終了後、いきなりうちのベンチに現れて……」
省36
[121]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk
:2010/03/29(月) 02:19:20 ID:P2ZMZriU
六花「いえ、流石にそこまでは。
……誠に勝手でございますが、私と七花をもう一度森崎様のチームに加えていただきたいのでございます。
妖夢様が襲ってきたのは、ひとえにフィールド上での雪辱の機会が失われた故のことでございますから……」
森崎「確かにトーナメント表を見る限り、順当に勝ち上がれば西行寺とは三回戦で当たるな」
戦力の増えるのは願っても無いことである。思わず頷きかける森崎だったが……
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0ch BBS 2007-01-24