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【これで安心】森崎が幻想入り 11話目【ポスト神】
[977]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk
:2010/05/17(月) 14:20:17 ID:WmR9b2zA
B 「これは別に良いんだ。どうせ午後からは暇だし、後でゆっくり食べるさ」 今は図書室(パチュリー)に用がある。
パチュリー「はぁ……そうですか。それではご自由にどうぞ」
そういって、パチュリーは再び本に目を落とそうとして……森崎の視線が自分から離れていないことに気づいた。
パチュリー「……気になるのですけれど」
森崎「ん? いや、どんな本を読んでるんだろう、とかな」
パチュリー「意外ですね。本に興味が?」
森崎「本というよりはお前にだな。
省24
[978]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk
:2010/05/17(月) 14:21:27 ID:WmR9b2zA
森崎「(ふむ。断られるかと思ったが、どうやら嫌われては無いみたいだな……さて)」
A 「それで、今は一体何を読んでるんだ?」 本の内容を聞く
B 「担任からは病弱ってだけしか聞いてないが、具体的に何の病気なんだ?」 病気のことを聞く
C 「ここにはパチュリー一人だけなのか? 他の図書委員や司書さんは?」 図書室の事を聞く
D その他。何かあればどうぞ。
*先に一票入った選択肢で進行します。
[979]森崎名無しさん:2010/05/17(月) 14:26:34 ID:CwMqojqs
A
[980]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk
:2010/05/17(月) 22:57:41 ID:WmR9b2zA
A 「それで、今は一体何を読んでるんだ?」 本の内容を聞く
パチュリー「見ますか? 先生にはあまり面白くない本だと思いますけど」
そう言って、パチュリーは開いていたページをついと森崎に見えるように横へ向けた。
まず目に飛び込んできたのは、ずらりと並んだアルファベット。並びからして英語ではない。恐らくはドイツ語だろう。
そして次に目につくのは、タコとも肉塊ともつかぬグロテスクな……生理的嫌悪感すら抱かせる生物の挿絵。
省21
[981]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk
:2010/05/17(月) 22:58:45 ID:WmR9b2zA
パチュリー「……先生は、やはり信じないと?」
森崎「そりゃな。結局本や映画の中にしか出てこない訳だし。自分が目の当たりにしたってんなら話は別だが」
森崎の回答に、パチュリーは「それは残念」と呟いてから再びページに目を落とす。
……が、次の瞬間。まるで思い出したかのように……
パチュリー「……それなら、案外森崎先生がオカルトを信じる日は遠くないかもしれませんね」
森崎「は? どういう事だ?」
省10
[982]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk
:2010/05/18(火) 00:42:15 ID:HzutRiT6
………
……
…
図書室でパチュリーと別れた後。
森崎は保体科の研究室で昼食を採ってからグラウンドを横切って校門へと向かっていた。
どうやら、この幻想入り女学院に編入を希望している生徒が今日下見に来るらしいのだ。
森崎がそれを知らされたのはつい10分前。昼食を採っていた森崎の前に現れた校長が一方的に告げていったのだ。
森崎「(全く……人使い荒いんだよなぁ、あのババァは)」
愚痴りつつ、森崎は歩く。
省42
[983]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk
:2010/05/18(火) 00:43:57 ID:HzutRiT6
森崎「すまん、待ったか? ……レミリア・スカーレットだよな。俺が案内を任された森崎有三だ。宜しくな」
レミリア「いいえ、私も今来たところよ。……ふぅん、大人になった森崎っていうのも悪くないわね」
森崎が駆け寄って声を掛けると、紅い少女……レミリアは、ゆっくりと顔を上げてそう微笑んだ。
森崎「(……ん? わざわざ俺を指名してきたことといい、どこかで会ったことがあるのか? マズいぞ、全然覚えてねぇ……)」
省22
[984]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk
:2010/05/18(火) 00:45:07 ID:HzutRiT6
………………
レミリア「ちょっ、ちょっと! なんであの女が出てくるのよ? ここは私の美しさに森崎が一目惚れするシーンのはずでしょ?!」
パチュリー「そこまでは脚本にも書いてないけど……確かにおかしいわね。
脚本では、風見幽香は最後まで名前しか登場しないはずなのに……ゲホッ。まさか、私の魔法が妨害されてる?」
レミリア「妨害って、ここにパチェ以上の魔法の腕を持ってる奴なんて……ッ?!」
省46
[985]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk
:2010/05/18(火) 01:39:05 ID:HzutRiT6
物陰から突如姿を表した生徒。それは、朝からずっと授業を休んでいた不良生徒……風見幽香だった。
森崎「……幽香?」
幽香「ふぅん、そいつが編入生ね。……へぇ」
レミリア「……失礼ね、初対面でいきなりそいつ呼ばわりなんて。あなた、一体どちら様?」
初対面だというのに、いきなり火花を散らす二人。しかも間に立つ森崎を挟んでである。
幽香「さて、どちら様でしょう?」
つい、と幽香が森崎の横に歩み寄る。……いや、歩み寄っただけではない。
省31
[986]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk
:2010/05/18(火) 01:40:24 ID:HzutRiT6
森崎「(夢って何だ?! いや、それよりもこの状況は明らかに『マズイ』ッ)」
レミリア「……雑草の妖怪風情が言ってくれるじゃない。
良いわ、元々お前みたいな奴が森崎の近くに居る事自体気に入らなかったのよ。ここで綺麗さっぱり消してやるわ……!」
幽香「あら、吸血鬼がそんなに偉いのかしら? その辺を飛んでる蚊だって血くらい吸うわよ?」
言葉を交わしながらも、だんだんとその険悪さを増して行く二人。
省46
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0ch BBS 2007-01-24