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1- レス

キャプ森・幻想スターズ1


[983]森崎名無しさん:2010/04/24(土) 14:55:09 ID:???
●バーナード→フランス料理 66+( スペード6 )=

[984]キャプ森・幻想スターズ ◆t5di6NOvvk :2010/04/24(土) 14:58:45 ID:AUbyysj2
●岸田→シャーク流・調理術 85+( ダイヤ10 )+(余裕(-5)=90
●バーナード→フランス料理 66+( スペード6 )=72


バーナードとの差が+5以上→余裕の勝利、会場はすべて岸田の味方となった!
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放送「バーナードくんは…72点! なかなかの数字と言えるでしょう。
    対する岸田くんの点数は…」

審査員1「こ、これは…」
審査員2「う、ウーマーイーゾー!!」 省15

[985]キャプ森・幻想スターズ ◆t5di6NOvvk :2010/04/24(土) 15:00:14 ID:AUbyysj2
放送「優勝候補でもあったバーナードくんが、まさかのダークホースであった岸田くんに敗れ、
    この大会も誰が勝つかわからなくなったぞぉ!」

岸田「どうやらあんな奴でも優勝候補だったらしいな…この大会もレベルが低そうだ」

大方の予想通り、俺はこの先も順調にコマを進めていった。


そして、いよいよ決勝戦…あの戦いがやってきた。


放送「さぁ、この世界少年料理選手権もいよいよ決勝戦! 選手をご紹介しましょう! 省27

[986]キャプ森・幻想スターズ ◆t5di6NOvvk :2010/04/24(土) 15:02:03 ID:AUbyysj2
ロルベト「ロルベトです、よろしくお願いします。岸田くん」

岸田「ああ…(しかも見るからに、才能のなさそうな奴だ。手になんか切り傷の跡がたくさんあるぜ。こりゃあ、楽勝だな…)」

なぜ俺はこの時に気付かなかったんだろう。彼の手の傷はそれだけ、料理を練習してこの大会に臨んでいたということに。

放送「両者ともに準備はよろしいです。それでは…試合開始!」
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省16

[987]森崎名無しさん:2010/04/24(土) 15:03:34 ID:???
●岸田→シャーク流・調理術 85+( クラブ9 )+(油断(-5)=

[988]森崎名無しさん:2010/04/24(土) 15:04:27 ID:???
●ロルベト→『努力』のブラジル料理 94+( JOKER )=

[989]森崎名無しさん:2010/04/24(土) 15:06:56 ID:???
なにィ!?

[990]キャプ森・幻想スターズ ◆t5di6NOvvk :2010/04/24(土) 15:09:30 ID:AUbyysj2
●岸田→シャーク流・調理術 85+( クラブ9 )+(油断(-5)=89
●ロルベト→『努力』のブラジル料理 94+( JOKER )=109

 ロルベトとの差が0以下→僅差ではあったが…岸田、敗北!
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放送「岸田くんは…89点! かなりの高得点です!」
岸田(もらったな…)

観客「おおおぉぉぉぉ!!」「す、すっげえ!」「ロルベトォォォ! すげえぞ〜!」 省29

[991]キャプ森・幻想スターズ ◆t5di6NOvvk :2010/04/24(土) 15:11:38 ID:AUbyysj2
大会が終わって、日本に戻ってきた俺は悩んでいた。

岸田(どうしてだ…なんであんな才能もなさそうなヤツに俺の調理術が負けたんだ…)

シャーク「猛よ」
岸田「師匠…」
シャーク「お前がなぜ負けたかわかるか」
岸田「……わかりません」
シャーク「今だにそれすらわからんか…ならば、今日でお前は破門だ」
岸田「な、なにィ!? どういうことですか、師匠!」

シャーク「なぜ破門にされるかもわからんお前に、教えることなど何もない」
岸田「く…」 省33

[992]キャプ森・幻想スターズ ◆t5di6NOvvk :2010/04/24(土) 15:13:11 ID:AUbyysj2
それから先は小学校のサッカー部へ入った。

最初はもちろん乗り気なんかじゃなかった。だけど、運動もそれなりにできたし案の定、自分の学校のサッカー部ではキャプテンができた。

サッカーもこんなもんか…と思っていたころ、南葛SCの誘い来て、暇つぶしにちょうどいいだろうと思いその誘いを受けた。

だが、そこから先は全く違った…。料理の腕はあってもサッカー腕はまだまだ素人同然。そんな俺が南葛SCで見た光景は…
省29

[993]キャプ森・幻想スターズ ◆t5di6NOvvk :2010/04/24(土) 15:14:21 ID:AUbyysj2
岸田「ああ、だからこれからはがんばって努力していこうと誓った」

岸田「サッカーでは、俺は翼どころか森崎にすらかなわないだろう…だが、そんな俺にも夢がある。
    この岸田 猛には夢がある! それは全日本ユースに選抜されること!」

自分の夢を、厨房で高々と語る一人の男…その姿は水を得た鮫のようであった。

岸田「それまで、料理の道でしなかった努力を決して怠らない! 省34


0ch BBS 2007-01-24