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【敗北と】小田Jr.の野望13【再生】


[609]小田ジュニアの野望:2010/05/27(木) 20:27:41 ID:KsMBlP0M
小「よくはわからないが、要は普通にこの世界から出るだけでは『詰み』なんだな?」

ティル「はい。常若の国ティル・ナ・ノーグとマスターの世界の時間の流れが異なるという事は
そういう意味です」

小「………つまり単に脱出する方法だけでなく、浦島太郎にならないように脱出しなきゃいけないのか…
とてもめんどくさいな」

ティル「すみません。妖精の穴に飛び込むより早くもっと詳しく説明するべきでした」
省31

[610]小田ジュニアの野望:2010/05/27(木) 20:28:55 ID:KsMBlP0M
ぴこーん!
銀貨が1枚減りました。現在銀貨13枚、銅貨5枚。

体力が50%精神が80%回復しました。
現在体力104/104 ガッツ570/570
ティル体力 130/130 ガッツ290/300

ちゅんちゅんちゅん…

どうやらこっちの世界にも鳥はいるようで、すずめの声に似た鳥の鳴き声で起きるジュニア。
子供だけでも女性だけでも危険という理由でジュニアとティルは同じ部屋に泊まり、もしもの時のために
同じベッドで姉弟のように寄り添って眠る。
省28

[611]小田ジュニアの野望:2010/05/27(木) 20:30:14 ID:KsMBlP0M
軽い寝息と共に僅かにムズがる女の子。年齢的にはまだ15〜16程度にしか見えないのだが、
すでにその美しさは比肩するものがなく、もしジュニアが美女に対する耐性がなかったのならば
一睡もすることが出来なかっただろう。

小(さて、それじゃ今日はどうしようかな?)

急いでマレーネの星見の塔にいく必要がなくなった今、ジュニアは自分が何をすべきかを考える。

どうしますか?
A.マレーネのところに行くには数日かかるらしいし、野外夜具を買いに道具屋へ。 省21

[612]森崎名無しさん:2010/05/27(木) 20:44:01 ID:???
どれを選んでも一日経過する?

[613]小田ジュニア:2010/05/27(木) 20:48:18 ID:KsMBlP0M
>>612
いいえ。基本的に買い物系は時間が進みません。
イベントが起きた場合のみその範囲内で時間が進みます

[614]森崎名無しさん:2010/05/27(木) 20:52:59 ID:nfewwZno

ボール君だってジュニアの仲間なんだ!

[615]小田ジュニアの野望:2010/05/27(木) 21:27:59 ID:KsMBlP0M
>>614
ボール君もトモダチこわくない!ですね。

E.生きてるボールがヘロヘロだ。完全に動かなくなる前にどうにかならないか魔法屋へ!

小(そういえばリャハーンがいろんな場所を紹介してたけどその中に魔法屋みたいなところが
あったよな…)

ジュニアは血が固まって既に服の様相を示さなくなった服をもう一度着込む。夜のうちに薬湯の中につけて
固まった血の一部を剥がし、匂いも消したため上から外套を羽織れば何とか自警団に危険分子
扱いされる事もないだろう。
省13

[616]小田ジュニアの野望:2010/05/27(木) 21:30:14 ID:KsMBlP0M
ティル「は!…す、すみません…」

元々翅も彼女の一部であり、彼女にとっては鱗翅に身を包んでいようが包んでいまいが羞恥心としては
変わらないのだが…相手が恥ずかしそうにすると不思議なもので自分もはづかしくなるものである。

ティルは急いで以前にジュニアがプレゼントしてくれた小さなフィギュア用の服を大きくすると身に纏う。

小「…あれ?ティルも春菜姫みたいなことできるんだ…って、ああそうか、ティルも神さまの
力の一部を受け継いでるんだから当たり前か」
省14

[617]小田ジュニアの野望:2010/05/27(木) 21:31:15 ID:KsMBlP0M
小「マリーさん2ヶ月は持つといったのに…一ヶ月しかたってないのにもうヘロヘロだ…」

初めの頃こそ鬱陶しかったのだが、馴れてしまえば可愛いものである。実際このボールのお陰で
普段は上げにくい能力もぽこぽこ上がっているため今ではボール君となづけて半ペット状態である。

小「この世界に錬金術があればいいんだけど…」

ティル「でしたら早速参りましょう。人生の禍福は行動によって決まるのです。ここに来た事を
ボールさんの寿命延ばしだと思えば少しは楽になりますよ」
省8

[618]小田ジュニアの野望:2010/05/27(木) 21:32:22 ID:KsMBlP0M
〜〜〜

そこは如何にも魔法を扱ってます…といった雰囲気を醸し出す怪しいお店だった。店の小窓からは
なんともいえない不思議な匂いが立ちこめ、よく近所から苦情が来ないものだと変に感心する。

小「ごめんください」

老婆「なんじゃ、ガキか。わしはガキが嫌いじゃ、帰った帰った。」

真っ黒な三角帽を被ったしわくちゃな老婆は古木のように折れ曲がった指先でシッシと追い払う動作をする。
省29

[619]小田ジュニアの野望:2010/05/27(木) 21:33:39 ID:KsMBlP0M
老婆「なるほど…うむ。要は生体部品に再度活力を与えればよいのか…そうじゃな…銅貨3枚
といったところじゃ」

小「銅貨3枚…って、高いのか安いのかわからん…」

どうしますか?
A.直してもらう。
B.やっぱり止める。
C.その他

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