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1- レス

【さらば】森崎in異世界完結編【遠き日】


[78]キャプ森ロワ:2010/07/27(火) 21:34:27 ID:???
【閃光の中のMS】
nicovideo

「くッ…!何とか防衛網は突破できたけど…アムロさん達は?!」

幾重もの偶然も重なったのだろうが、幸運にもアクシズへの進行を阻む防衛網をかいくぐる事に成功したのはZガンダム。
しかし他の機体はまだ梃子摺っているのだろうか後続がついて来る気配は全く無い。無論いずれも百戦錬磨のパイロット達。
そのうち突破はしてくるだろうが、現実問題それを悠長に待っている時間は残されてはいない。現にアクシズは今の瞬間でも
刻々と地球に向かって進路を取り続けているのである。

「ッ…!?このプレッシャーは…?!」

その時Zガンダムのパイロットであるカミーユ・ビダンの全身を不快感が貫く。このような感覚を持つ人物はカミーユは
一人しか知らない。自らを歴史の立会人と称し、常に自分以外の他者を見下し、傲慢で不遜な男。だが今回は
その不快感の中に同時に違和感も感じる。その男が普段絶対持ち得ない感情が混じっていたからである。
しかし今のカミーユにはそれについてゆっくり考察している暇は無い。カミーユは意を決しZガンダムを巡航形態の
ウェイブライダーに変形させるとその男がいるであろうポイントへ向かうべくブーストペダルを踏みしめた。


「!?…この不愉快な感覚は…フッ…どうやら腐れ縁…というのは存在するものらしいな」

そして彼の存在をカミーユが感じ取ったのと同じように彼…パプテマス・シロッコも脳髄に軽く疼きを感じながら
カミーユの存在を感じ取っていた。相も変わらず生の感情をむき出して見境も無くその感性を撒き散らし、
常に自分の邪魔をする少年の存在に思わず秀麗な眉を顰めるが、次の瞬間思い直し、口の端を吊り上げていた。
自分の置かれている状況があまりにも滑稽だと思えたからだ。そしてシロッコもカミーユを迎え撃つべく動き始めた。


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0ch BBS 2007-01-24