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【激闘の】幻想のポイズン38【果てに】


[812]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/07/14(水) 21:34:19 ID:???
一か八か、突破出来れば儲けものという気持ちでPA内へと突入をする文。
その俊足を生かした突破スピードはバケバケ達には感知する事すら出来なかったのだが……。
しかし、多くの者達がPA内に入っている密集地。
そして、そこで待ち構えていたコンガラの刀を使った鋭いタックルの前にはやはり無謀過ぎたか。
コンガラが刀を振るうと同時に文はバランスを崩してしまい……。
それでも幻想郷最速の意地があったのか。ボールは零れ球になってしまう。

コンガラ(くっ……完全に確保出来なかった!?)
文(ここまでやりゃ上出来ですよね。 さ、クリアーが得意らしいDFさんは動けませんよ)
諏訪子「よーし、よくやった! それェ!!」
キクリ(クリアーはブロックより苦手なんですけどね……!)

ジョン「あーっとぉ!? やはり文選手、PA内を突破はならず!!
    コンガラ選手にドリブルを止められたが……しかし! これに諏訪子選手、合わせている!
    キクリ選手、慌ててこれに向けて飛び上がりクリアーに向かいますが……」

バチィッ!!

諏訪子「あーうー!?」
キクリ「よし……!」

文の零れ球にしたボールは、諏訪子の得意とする高いボールではなく低めのボールであった。
それに向けて諏訪子はボレーシュートを放とうとするも……。
それより先にキクリのダイビングヘッドがボールに届き、ボールはクリアーされる。
またもや得点ならずかと、守矢フルーツズ応援団のいる観客席からは深いため息が漏れるのだが……。


0ch BBS 2007-01-24